英国型蒸機のわだい

 有名なポン引き氏(この言い方も懐かしい)がツイッターでKATO(関水の方)の英国型蒸気機関車の話をしていた。あまり英国型に興味なかったが、今の世代はトーマスの影響で好きな人が多いんじゃないかという話だった。

 じゃあ自分はというとテレビでトーマスが始まったのはほぼ大人になってからなので全く観ていないが、英国型(の一部)には興味を持った。
 開業当時の生き残りの保存車は110、120、150、160辺りがあったし、5500や6200(ピーコックやネルソン)だとか2100(B6)やA8系とかが雑誌で話題に上っているのは何度か見ている。1080も時々動いているらしかった。あと雄別の8700が南正時さんの本に出ていたり。1850辺りをJALCOの人が作っていたり。もう少し経つと「オーガスタ」や「ベアトリス」を知ったりする。
 こんな感じだから、KATOの車種選択についても「端正なシャープ・スチュアート的な汎用性のある機関車出さんかいコラ」的な感想である。120や160をニブロクに落としこんだような機関車は存在していたはずである。

 もちろんクセのある英国型も日本には入っていて、「善光号」辺りがその代表だろう。

 一方ポン引き氏はバリキットや乗工社のバグナルは好きという話で、バグナルの0-4-0サドルタンク(チバースにもあるらしいし、アルモデルの「パーシー改」もある)あたりが、その辺の私鉄、専用線にいて不思議でない機種になるのかなと思ったりする。(必ずバリが多いと書かれる)バリキットも、産業用機関車としてごく普通な感じである。

 バリキットの話が出たが、同じPECO扱いのシリーズのドルゴーやジェームスといった機種も小林信夫さんがアレンジすると日本の軽便風になったりした。

 PECO扱いには他に、ちょっと大きめかなあと思うスチームトラムもあった。スチームトラムと言ってもトビー的ではなく、運転台にしか屋根はなかった。日本にはなかったと思うが。
 これは(ミニトレインズのベアトリス風機関車同様)「Sナローでーす」と言ってしまってもいいかもしれない。下回りはスカートなので、あまりこだわらなくても良さそうだ。Bトレ用が入るかな?

 それと別に英国型というと、ガーラットにも興味を持った。ガーラットと言っても「機関車ウフルー号」のような大型ではなく、杉山模型や銀座軽便から出ていた小型の物が好きだった。

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