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今回の件での私の対応

 台北を出発して1時間ぐらい。機長からのアナウンスがあったのは九州上空にさしかかった辺り。羽田空港で事故(事故とだけアナウンス)が起きた関係で、現在滑走路が使えず、行き先を関空に変更との事。

 ちなみに、空港で飛行機が舗装されている所を逸れたり、タイヤがパンクしたり、翼同士が接触したりして滑走路が閉鎖されるのは、稀ではあるが起こっている事で、自分の周りにいた人は冷静であった。機内ワイファイ(別料金)を使っている人は事態が分かったかもしれないが、ワイファイは切られていた可能性もある。

 座席前の画面で行き先が関空に切り替わったのを確認。本来、羽田到着後に新幹線で帰宅予定だが、中部、名古屋だとなんとか、静岡でもバスが用意されるならなんとか、成田だとギリギリ帰れるかぐらいだが、関空だとおそらく1泊になると考える。静岡は別として、この時期は飛行機でいっぱいのはずだが、ここに挙げた以外の場所でなくて良かったと思う。

 着陸後に荷物受け取り場所で説明あるとの事。

 着陸。通常の電波が使えるようになったので、家に連絡。ビジネスホテルの空き室を検索する。天王寺辺りには見つからず、なんば、梅田は(背に腹は代えられないが)少し高い。堺市と天六に7000円以下の所が見つかり、堺市は分かるが、どこにあるのか知らない天六の方をとりあえずキープ。

 機外に出られ、空港内シャトル(ゆりかもめの小型版)2本ぐらい使って移動。ここでも大きな混乱は無し。

 荷物受け取り場所(イレギュラーに関わらず、ちゃんと画面表示があった)に集まる。説明が入った封筒が配られる。変更に伴う2万円以下の金額は後払いで振り込まれるとの事。台湾の人から英語で説明が欲しいと言われる。
 他に質問がある人も冷静であった。自分は気持ちを切り替え、預けた荷物も無いので検疫に向かう。

 初めてで出口が分からないが、JRの窓口に向かう。他の飛行機も着陸変更になっているはずで、そうなると窓口に殺到している可能性もある。そこそこの列ができていたが、待てるぐらいの長さ。

 自分の番がきたので説明。「少し質問があります。今から乗り継ぎで、新幹線で静岡県の三島に行けますか?」「行けません」。これは想定内。今日からの環状線、新幹線経由の乗車券と、明日の新大阪からの自由席特急券を買う。前の人が「領収書お願いします」と言っていたので自分ももらう。

 天王寺に出て、JRの乗車券は途中出場し、天六のホテルへは地下鉄で。セブンイレブンで食べ物を買ってチェクイン。ただ、ここに来て普段の自分に戻ったのか、自分自身混乱し、スマホを使えなくなったり、忘れたり、バッグ忘れたり。領収書だけは自分の名前でもらう。後払いの証拠にするためである。

 翌日は9時過ぎまで体が動かず。もう混雑していると覚悟しながら、天王寺に戻り、天丼を食べ、環状線など乗り継ぎ新大阪へ。こだまは空いている。掛川辺りまで起きていたが、寝てしまい、起きると通路まで混雑。静岡か新富士からの乗客が多いのだろう。三島が近付いた所で「降ろしてください」と言って出る。新幹線の通路はとりあえずすれ違える幅はあるようだ。

 乗車券、特急券は自動改札機は通さず、無効印を押してもらう。航空会社に送る為である。

 午後3時頃に帰宅。ぐったりと寝る。

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