また忠臣蔵の話が

　たまにツイッターで若い人が少し前まであったコンテンツを知らないという話が出てくる。
　で、また出ていて、忠臣蔵の話だ。忠臣蔵、よく年末になるとドラマでやっていたし、今もたまに映画とかである。

　今回は「泉岳寺」と聞いて赤穂浪士が出てこないという話題だが、これはまあ致し方ないように思う。ドラマの忠臣蔵って、討ち入り終わって引き上げていく所までが印象に残るように作られているような感じだ。

　それで色々あって(つまり今で言う「テロを起こしちゃいけない」って決まりとサムライの「主君の仇はとらなきゃいけない」って決まりの両面からの幕府の対応ね)、結局切腹になるわけだけど。当然墓に入るのはそのあとだし。

　実は私も赤穂浪士の墓がどこにあるかなんて、鉄道(国鉄)を趣味にしてなかったら知らなかったと思う。

　知っていたのは、鉄道唱歌にある「右は高輪泉岳寺　四十七士の墓どころ」って歌詞から。

　こういうのは、特に知らなくてもいいと思う。ただ、年寄り相手のコンテンツをやろうと思ったら、知っておくて便利だけど。
　一昔前だと企画を通すのに、じいさんだまくらかすのにも便利だったと思うけどね。