「きっかけ」で感動する物語の作り方

「きっかけ」に全てを注ぐ創作法

パラダイムにおける「切欠の時」の出来に全てを込める。

そんな創作手法を紹介する。

これだけだと一本の長編映画を作るのは、難しい。

だが、しかし

  • CM

  • 読み切り漫画

  • 短編小説

  • ショートフィルム

等の、短い作品を作るつもりなら、今回の創作法は、滅茶苦茶役立つ筈だ。

むしろ、その場合は、この手法の方が適切な事さえある。

パラダイムのセットを、全て使おうとすると、要素を詰め込む必要があって、短編だと忙しいか淡白か、処理を上手にするのがとんでもなく難しくなる。

そこで、今回の手法を使うと、丁度良くなる。

使うのは、最低「プロローグ」。

長くても「日常の時」「切欠の時」だけだ。

たったこれだけのアクト(パラダイムの区切り、パート)でも、面白い作品を作る事が出来る。

では、いってみよう。

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