見出し画像

webライター初心者を抜け出した人たちがやっている文章力アップのコツ

「自分の文章は、ちゃんと人に伝わるだろうか」
「クライアントが満足できる文章が書けるのだろうか」

どうしても自分の文章に自信が持てずに、ライター募集の文面を見るだけの日々。今日こそはと思っても、なかなか応募に踏み切れない。そんなあなたに朗報があります。

文章力は特別な人に与えられた才能ではありません。学ぶことで高められるスキルです。

自分の文章にいまいち自信が持てないとき、まずやることは文章力を高める基礎を学ぶこと!

この記事では、文章力を高める4つの要素をお伝えします。

私たちものかき大学に在籍している多くのライター初心者に教えたところ、初心者でも案件を獲得する生徒がたくさん現れました。

言葉の力で自由に生きる人を増やすのが、ものかき大学のモットーです。さあ、あなたも文章力を高めるコツを手にいれてください。読者に価値を提供でき、クライアントも満足する文章がかけるようになるでしょう。


webライティング初心者が文章力を高める4つの要素とは

文章力を高めるというと、書く力を伸ばすイメージが強いかもしれませんね。実は、「書く」ことは4つの要素のうちの1つ。文章力を高めるには、他にも大切な要素があります。

【文章力を高める4つの要素】

・調べる
・書く
・編集
・ツール

文章を書くとき、はじめにやるのが「調べる」ことです。ライターの間では、「リサーチ」とよく言われます。文章のクオリティは9割がリサーチで決まると言っても過言ではないほど、記事の完成度を決める重要な作業です。

十分なリサーチを終えたら、「書く」段階に入ります。読者に伝わりやすい文章を書くには、ライティングのルールに則るのがいちばんの近道。知っているか知っていないかで、文章の出来が変わってきます。

文章は書き上げて終わりではありません。書いたものを見直してブラッシュアップする「編集」の作業を経て、完成します。ライターをはじめたばかりだと「編集」作業の大切さを知らない人もいるため、ここでぐっと差がつきます。

そして、調べる・書く・編集の工程を支えるのが「ツール」です。いまは便利なツールが誰にでも使える時代。プロのライターも、さまざまなツールを使って執筆をしています。文章を格上げするツールを、ぜひとも自分のものにしていきましょう。

それぞれの要素について、さらにくわしく解説していきます。

「調べる」

料理をするのに食材が必要なように、文章を書くにも「何を書くか」の素材が必要です。

リサーチをするときは、信頼できる情報数字が用いられている情報を集めることを意識してください。

なぜなら、一般的にライターに求められているのは自分の意見を書くことではなく、事実や根拠をわかりやすく伝えることだからです。

執筆前のリサーチにおすすめの情報源をお伝えするので、活用してくださいね。ここで集めた情報を使えば、自信を持って執筆をはじめられます。

【参照すべき情報源】
・官公庁、公的機関の提供資料
・大手調査機関の統計データ
・企業の公式ホームページ
・企業に直接問い合わせした内容
・業界で権威性がある著者の書籍
論文

それから、リサーチを深めるには興味を持つことが大事です。熱量は文章に現れます。興味の持てる分野で執筆をはじめるとよいですね。

「調べる」コツ
・信頼できる情報源を見つける
・数字が記載されている情報を使う
・興味を持ちながらリサーチする

「書く」

さて、リサーチで書く内容を集めたら執筆にうつります。ここで大事なのは、いきなり書き始めないこと。リサーチをしただけで書き始めると、話があちこちに飛んだり重複してしまいます。伝わりにくい文章になる原因のひとつです。

料理に手順があるように、文章にも書く順番があります。「文章の型」に沿って文の骨組みを作ってから、書くようにしましょう。この文章の骨組みを構成と言います。

初心者からプロまで使える文章の型を3つ紹介します。

【要点が簡潔に伝わるPREP型
Point (結論)
Reason(その結論になる理由)
Example(具体例)
Point(要約まとめ)

【問題提起するときに使える問題解決型
Why you can’t(できない原因) 
What to do (解決策)
Why it works①(証拠)
Why it works②(証拠)
How (どうやって)

【ストーリーを語る記事で使える神話の法則
失敗の連続
突然の出会い・発見
成功の連続
分析・メソッド化
他の人も成功
まとめ

これらの型にあてはめて文章を作っていくと、わかりやすく伝わる文章が誰にでも書けます。

慣れてきたら、タイマーを使って執筆スピードを意識しながら書いてみてください。集中力が高まり、執筆スピードも上がります。自分の成長を感じられるので、自信につながります。

「書く」コツ
・文章の型を使う
・タイマーを使う

「編集」

最初から完成形の文章を書ける人はいません。文章を仕事にする人たちはみな、書いてから読みやすいように文を整えています。

書いた文章を整える編集作業で意識したポイントを3つお伝えします。どれも簡単にできるのに効果抜群なので、お試しくださいね。

ひとつめは、一文を短くすること。50文字以内におさめるのが理想です。一文を短くするだけで文のねじれやまわりくどさがなくなり、詰まらずにすらすらと読める文章になります。

次に、文章に使う文字のバランスを調整します。漢字・ひらがな・カタカナの比率は2:7:1が目安です。特に漢字が多すぎると、硬くて理解しづらい文章になりがち。漢字の割合は2〜3割くらいにしてください。(ちなみにこの文章の漢字使用率は26.4%です)

最後に、仕上げた文章は一晩置いてから編集するのをおすすめします。書き上げたばかりの自分の文章は、思い込みや感情にひっぱられて冷静に編集するのが難しいもの。数時間置いて見直すだけでも、書いた直後は気づかなかった修正点が見つかります。

「編集」のコツ
・一文を短く
・漢字・ひらがな・カタカナの比率は2:7:1
・文章は一晩寝かせる

「ツール」

調べて書いて編集する。この一連の流れをぐんっとレベルアップしてくれるツールを最後に紹介します。特に、思考法に関するツールはライティング以外の場面でも大活躍。ものかき大学でも、「もっと早く知りたかった」という声が相次ぐほど好評です。

ツールその1:ブレインダンプ

ブレインダンプとは、コピーライター界でよく知られている、アイデアを出すための思考法です。頭の中にあることをすべて紙に書き出して、脳みそを空っぽにすることで次の3つの効果が得られます。

1.集中力を高める
2.思考の整理ができる
3.アイデアが出てくる

スケッチブックなど大きめの紙に、とにかく頭に浮かんだことを書き出していってください。

ツールその2:マインドマップ

マインドマップは、情報や思考を整理するツールです。

・集めた情報を整理する
・文章の型を使って構成を考える
・出てきたアイデアをまとめる

など、どの場面でも活躍します。ものかき大学でも、マインドマップがなければ文章が書けないというライターが続出するほど必須のツールです。

参考に、この記事の構成をマインドマップでまとめたものをお見せしましょう。

これはmindmeister(マインドマイスター)というサービスを使っていますが、紙に手書きで作ってもかまいません。

ツールその3:連想類語辞典

ライティングを学ぶ多くの生徒を見てきて、文章が書けない理由のひとつに語彙力のなさがあるとわかりました。そこで簡単に言葉の言い換えを探せるツールを紹介したところ、表現の幅が広がり書きやすくなったと大好評。

さまざまなサービスがありますが、「連想類語辞典」が使いやすいです。

ふだん何気なく使っている「すごい」という言葉ひとつとっても、こんなに言い換えができます。

まずは実践してみよう

文章力を高める4つの要素のうち、どれかひとつでも実際に試してみてください。今まで自信の持てなかった文章に変化が現れるはずです。

文章力は、スキルを学ぶことで磨かれます。

今回お伝えしたのは、ライティングテクニックのほんの一部。階段を一段一段登るように、書くスキルもひとつずつ習得していくものです。「前よりも成長したな」と自信がつくころには、いくつもの案件を抱えていることでしょう。

そのためには、自分のレベルに合ったスキルを順序よく身につけていくのが近道です。

私たちものかき大学では、仕事を獲得していくために必要なスキルを体系立てて学ぶ仕組みを整えています。在籍している生徒の9割近くが未経験の人たちなので、0→1を達成するためのノウハウをこれでもかと盛り込んだ内容です。

あなたも、活躍するライターへの階段をものかき大学で仲間とともに登っていきませんか?

まずは、無料相談会でお待ちしています↓
(無料の相談会なのに、学びが多いという声をたくさんいただいています)

最新の学びを見逃したくない人は、ものかき大学 まよ先生のTwitterもフォローしてくださいね↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?