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「渋谷の星」放送後記 #26

数年前、失くしたくない人を失い、母を亡くし、失意のどん底にいた。もう二度と水面に浮き上がって息をする事など出来ないと思った。。。

そんな時に友人から、あるカウンセラーを紹介され、訪ねた。渋谷区内のマンションの一室。私より多少若い女性が出迎えてくれた。ハーブティを一口飲んで、溜息。彼女は黙って頷き、酷い出来事を聞いてくれた。でも延々と話していられる訳ではない。2時間○万円、延長不可だった。

ひと通り話し終えた頃には、1時間が経とうとしていた。そこから彼女の手腕が発揮される。事の成り行きを順序立てて整理し、なぜそうなったのか、その理由を確立の高い順から並べる。私自身も気付かない私の心を探り当て、引き出し、本来の立ち位置を指す。そして、そこに辿り着くまでの道標を示し、いつまでに何をすべきか、具体的なスケジュールを組み立てたのだ。

多分、健康な心身であれば、その手順を自分ひとりで容易に組み立てたであろう。でも当時の私の体重は6kgも減り、パニック寸前だった。辛うじて正気を保つ状態で「次」を考える余裕など、どこにもなかった。

しかし、彼女の立てたスケジュールは、とても厳しいものだった。「出来ません」「無理です」は通用しない。そこが、友人とプロの差である。

もしも、相談相手が友人だったなら「そうよね、あなたの気持ち、凄く良く解るわ。あなたは間違っていない。あなたは正しい。あなたはそれでいいのよ。今は辛いかも知れないけど未来は明るいわ。頑張ってね」で終わってしまう。味方である友人は、私の嫌がる言葉を決して言わない。長い時間相談しても、結局、解決方法は見付からないのだ。だから、深刻な悩み事はプロに相談するのも一手だと思う。


さて、8月3日・10日の「渋谷の星」は「渋谷区子育てネウボラ」の特集だった。これは施設名である。8月2日、新規オープンしたばかり。

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「ネウボラ」は約100年前、フィンランドで始まった子育て支援のこと。フィンランド語で「ネウボ=相談」「ラ=場」。つまり、相談の場である。「渋谷区子育てネウボラ」には中央保険相談所、教育センター、子ども発達相談センター、子ども家庭支援センターがあり、各専門プロが子育ての悩みに応えている。しかも無料!

そして、渋谷区子育てネウボラ・アンバサダーに就任されたのは、タレントの若槻千夏さんだ。区報:しぶや区ニュース8月1日号表紙にご登場!

番組では、渋谷区長と若槻千夏さんの対談を2週に渡り放送。アーカイブはこちら↓試聴可

8月3日のスタジオ・ゲストは、渋谷区子ども家庭支援センター・子ども家庭相談係長の小原陽子(おばら ようこ)さん。
取材の下見で出会い、優しい人柄と丁寧な対応に心惹かれ、出演を依頼。小原さんはラジオ初出演だった。前夜は緊張で一睡も出来なかったそう。小原さん、本当にありがとうございました。

そして2週目。アーカイブはこちら↓試聴可

淋しくワンマンDJ(笑)。オープニングは五輪の話題を。時間が無くて言えなかったが、BMXフリースタイル実況の中野謙吾アナウンサー(日テレ)は本当に素晴らしかった!「360 ダブルテールウィップ トゥ タックノーハンド」って、めちゃめちゃ長い技名を瞬時に言えるってもう凄過ぎる!!見分けるのだって凄い!!圧巻の競技と実況だった。

8月10日の放送では、天気予報で「最高気温38℃予想」と伝えたが、結局36.8℃までしか上がらなかったね。それでも今年初の猛暑日。暑かったなぁ・・・。そして予報通り、現在、秋雨前線が停滞中。厳重に警戒して頂きたい。

そうだ・・・

「来週、ファイザー打つよ」と言ったが、放送後、かかりつけ医から連絡があり「ワクチンが入って来ません」と。それでも、かかりつけ医が安心と思い「入荷するまで、いつまでも待ちます」と告げた。だが昨日、再び連絡が。「区(渋谷区ではありません)から電話があり、完全に入荷しない事が判明しました。もう待たないで集団接種会場へ行って下さい」と・・・。しかし、区会場に空きは無し。今後の予約再開日は1日のみ?自治体は無理か。国の集団接種会場しかなさそうだ。それも予約で一杯らしい。完璧なワクチン難民と化している。「早く打て打て」と言う前に、ワクチン供給したらどうなのよ。

次週の特集はこちら↓

ここ2週間、私の写真は用無しだったので撮影しなかった。見出し画像(写真)は、生放送で私が実際に操作しているフェーダー。8月10日の卓は完璧だったな(笑)お聴き頂きありがとうございました!


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