見出し画像

『NFT福袋2022』技術提供レポート

2022年1月1日に販売開始し、22セットをわずか40分で完売した『NFT福袋2022』。
プロジェクト立ち上げから3日後に販売という異例のスピードで進んだその裏側でHokusaiが行った技術提供についてご紹介します。

共同で技術支援を行ったn42のnote記事も併せてご覧ください。


NFT福袋2022とは

① 人気イラストレーター『ハルタスク』の初となるジェネレーティブNFTコレクション×22(こちらは全ての福袋に含まれています)

② イラスト、 音楽、 日本画、 ARフィルターなど各分野で活躍してる7名のクリエイターによる完全描き下ろしNFTアート×22

③ 世界最大NFTマーケットプレイスOpenSeaで買付けを行った二次流通NFT作品×22

この3つを組み合わせたNFT福袋です。
また、日本円決済できるNFT福袋は国内初の試みとなります。

詳細はプレスリリース配信記事をご覧ください。
▼1月1日から「NFT福袋2022」が22個限定で販売開始、40分で完売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000082733.html


Hokusaiが行った技術提供

・コントラクトのデプロイ
・NFTのmint(発行)
・ロイヤリティーの設定
・Transfer

今回福袋に入っている描き下ろしのNFTは全てHokusai APIを利用して発行しています。
Hokusai APIのNFTコントラクトはEIP-2981に準拠しており、対応する取引所で転売された場合、一律取引価格の10%のロイヤリティがそれぞれのクリエイターのウォレットに支払われるようになっています。
もちろんOpenSeaでの二次流通にも、10%のロイヤリティを設定しています。

参考: https://eips.ethereum.org/EIPS/eip-2981

Hokusai APIが提供した価値

Hokusai APIを実装することにより、ブロックチェーンの知識がなくてもNFTの発行ができるようになります。
単純なエンドポイントだけでスクリプトが書けることや、本来一から作られるコントラクトがHokusai APIを使用することによって、作成および手を加えることなくデプロイすることができます。
今回のプロジェクトにおいても開発コストを下げることできたため、本来1ヶ月ほどかかる工数を3日間にまで短縮化を図る事ができ、短期間での福袋の販売を実現することができました。

技術担当者のコメント

今回のプロジェクトで多くのクリエイターのNFT作品をユーザーに届けることができ嬉しく思っております。
Polygon Networkの遅延などトラブルの中でもやり切ることができ安心しています。
このプロジェクトを担当したことで、Hokusai APIの明確なアップデートポイントが見えてきたので、引き続きより良いAPIの使用体験のため、改善を重ねて参ります。

▼Hokusai API利用申請はこちらから

▼絶賛採用中!Hokusaiに興味がある方ぜひはご応募ください