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2024/06/02

本日!無事に!生まれました〜〜!!!
応援ありがとうございました!めでたい!
今日の日記は出産レポです。

陣痛室にて

日付変わったあたりからスタート。
陣痛の間隔が明らかに短くなり、全く眠れません。10分間隔がじわりじわりと7〜8、6〜5と痛みも増します。ヨガで習った腹式呼吸で必死に痛みを逃します。
「痛みと呼吸は別」普段お腹痛かったりすると息をすると痛みが比例することがあるけど、陣痛は全く干渉しないので、とにかく息を吸って長く息を吐くことに専念!これが今回とても良かった。
なんなら今日ずっと褒められてた。

もう痛い…脂汗かきながら耐えてる。そろそろナースコール押す…?みたいなタイミングで助産師さんが様子を見にきてくれた。ナイスな
タイミング。モニターつけましょうね(お馴染みのNST)ってことで陣痛の間隔などをチェック。
だいたい2時間おきに見にきてくれたかな…?
家に帰ってなくて良かった。これ帰ってたらこの痛みを抱えて病院に行くことになってたと思うと本当英断だったと思う。

3時ぐらいに子宮口が2〜3センチ開いてて、朝になって自宅に帰ることにはならないだろうことが決定。進み具合によっては今日明日中に生まれる可能性が高いそうな。

立ち上がると陣痛、寝返りを打つとまた陣痛。
最初はとにかく下腹部が、生理痛の倍に倍にって感じで痛みが強くなっていってたのが段々腰が痛くなっていった。いや、下腹部も痛い。
この段階になって、ベッドに起き上がって座ってみるとお腹の痛みは軽減されて、腰に全痛みが集中した。いいんだか悪いんだかわからんが、腹痛から解放されたので暫く腰痛に耐えることにした。

痛み逃しは腹式呼吸で。かなり喉が渇く。
ペットボトルにストローつけるのは結構早いタイミングがおすすめ。入院バッグに入れて持ってきてたけど、時すでに遅し。動けなくなってたので、旦那どんがきてくれたときにつけてもらった。
深夜は起き上がって座って飲んで、何度かトイレに行くことはできてたのでまぁ大丈夫ではあった。

4時になって陣痛は3〜4分間隔に。腰痛すぎて、助産師さんから旦那さん呼んで腰さすってもらってもいいよって言われたので、電話して旦那どん招集。痛すぎる。こんなのひとりじゃむり。
4時半。無痛分娩を希望していたので、このタイミングで先生に連絡がいって、分娩への準備が進む。いい感じに陣痛が来て子宮口が開いてるので、普通分娩でも無痛分娩でもどっちでもいいけど普通分娩の方が早く生まれますよ、どうしますか?って聞かれた。

既に味わっている陣痛(これからさらに増す)vs大の苦手な注射💉

天秤にかけた結果、未知だが確実に人生で一番痛いであろう陣痛が勝って、予定通り無痛分娩をお願いすることに。

分娩室にて

5時に入室。いよいよか…!と思ってたけど、後から思えばまだまだです。子宮口5センチ。ここからまだ開くんですもんね。
分娩台(足は特に置くとこない。内診台とは別)に横になって、血中酸素モニターと心電図モニターと血圧計とお馴染みNSTのモニターを取り付け。

まず点滴用に手の甲に針を刺すのですがこれがまず痛い。注射嫌いにはここも十分な難所。ただこれは無痛とか関係なしに普通分娩でも取るんじゃないかな…
とにかく手の甲というのは血管が取りづらく刺されると痛い。4回やり直した。助産師さんも誰も悪くないんですよ、そういう箇所です。あと浮腫んでるから見にくいのもあったと思う。
次に背中です。わたしはくすぐったがりなので先生がそっと消毒してくれるたびにヒャッ!とかビクッとしたりしてたので、途中普通にくすぐられたね。まず麻酔の注射を打たれて、これは普通に注射。見えないし痛かったね…ウッ…反射で動いちゃうのを抑えるのが大変だった。
背中を丸くして次に麻酔用の太めの針を刺して固定。こっちも麻酔で痛みは薄まってたけどやっぱり反射がですね…
看護師さんに体を押さえてもらいながら、我慢!

この点滴やら注射の途中も陣痛の波がきて、合間合間にやってもらってる感じです。それでもまだちょっと余裕があったね。このときは。

麻酔の針が通って固定が終わったら、まずは4回に分けて麻酔を入れる。陣痛の波がきたときに効いてるかチェック。私は4回目が入るまであんまり効果感じなかった。痛みが無くなるわけじゃなくて薄まるってことだから、さっきの痛みが10としたら今は何になった?って感じの聞かれた方。
でもですね、陣痛サイドも来るごとに強くなってるので定量の比較じゃないから分かりにくい!さっきは10できてたけど今は12できてるから結果変わらずに8痛いみたいな。
それでも4回入れる頃にはあ、4になったって感じに効きました。

このタイミングで立ち会いの旦那どん入室。ここから45分ごとに自動で麻酔投入。耐えられなくなったらスポットで入れることもできるとのこと。
耐えられなくなったそのときには進み具合的に入れてもらえなかったけど……
この時は麻酔も効いて、旦那どんとお喋りしたり陣痛来るたびにNSTモニターで今(張りの数値)いくつ?!とか、24…29…36!みたいなオークションごっこしたりする余裕があった。

それでも陣痛は回を追うごとに、じわりじわりと強くなっていく。麻酔を入れると陣痛が弱まって来なくなっちゃったり、子宮口の開きが止まっちゃったりすることもあるそう。
幸い陣痛は止まらないし子宮口はほぼ全開になっていった。この頃には陣痛の波が来ている時はお喋りできないし、2〜3分間隔で波が来るし、大変だった。このとき大体8時ぐらい。
あ、内診したこの時にちょうど破水した。

こうしてお産の準備が整うまでは分娩室で、陣痛の波を耐える時間が続く。助産師さんもたまに見に来る程度。1人だったらまた違うかもだけど、私は旦那どんに立ち会ってもらって良かった。
陣痛に耐えるたびに、モニターを興味津々で見る旦那どんが良かった。NSTのグラフの面白さとか伝わってよかった、やっぱ興味深いよねぇ?!
血中酸素濃度みて、いいよ酸素吸えてるよ!みたいな掛け声をもらいながら痛みに耐える時間が続く。

段々痛くなって、腰やお尻をグッと押さえてもらって呼吸を合わせて痛みを逃す。助産師さんに教わりながら、とにかくこちらは痛いので痛みに負けないぐらい力を込めて、体重かけてグッと押さえてっていうのを2〜3分おきにしてもらった。本当旦那どんも疲れたと思う。ありがとうね…
指とか痛くなってない?って聞いたら平気って言ってたけど多分痛かったんじゃないかな。普通だったらその強さで腰とか背中押されたらあざになるわ!みたいな感じだったし。

陣痛も進み、内診したら頭見えるよ!ってなったタイミングでようやく分娩台に足乗せ台が取り付けられてイメージする分娩台へフォームチェンジ。助産師さんや立ち会いの旦那どんが手術用のカバー着たり、物々しくなっていく。
この時はもう痛みで、お喋りも途絶え、とにかく呼吸。
これが大体9時前後かな。どこが痛いって聞かれるけどどこも痛い。赤ちゃんの頭が見える頃にはお尻の間に違和感大。お尻みっつになってない?!って感じ。痛いわけじゃないが、違和感。

このとき、赤ちゃんの回旋異常が見つかって、ちょっと向きが悪いですねってことで助産師さんが陣痛のタイミング(一番子宮口が開く)で手を入れて赤ちゃんを少し回したり、私が横向きになったりしてどうにか正常な向きに戻す活動が続く。
半分意識なかったね、陣痛が痛すぎて。

この時になってやっと気づいたことがあって、腹式呼吸で息を吐き出す時にお腹を凹ませるんですけど、そこで力をちょっと入れて赤ちゃん押し出すんだわ……
とにかく痛みを逃すことに集中してたけど、ここまで痛いと息を吐き出す時にお腹に力入れた方が楽……いや楽ではないんだが……っていう発見。

いいよ呼吸上手だよ!このままいけば昼には生まれるよ!って励まされながら陣痛に合わせて呼吸すること早4時間。
痛すぎて、終わりがあることに感謝というか本当終わりがあるから耐えられるというのは真です。
あと2時間と思ってとにかく陣痛の度に吐く息に力を入れて、たまに助産師さんの指示があったときだけ陣痛のピークで息を止めて力む。これ、マタニティヨガで練習したやつだ…!みたいな余裕はなかったけど、とにかく練習してたのでそれがちゃんと本番で実践できた。

先生、本当ありがとうございました!みんな本当産院でヨガとかエクササイズしてたらいった方がいいよ。口コミにそう書き記そうと何度も褒められる度に思ったし、先生のおかげですって周りに訴えた。

10時頃。子宮口がスムーズに開きすぎて骨盤の開きが追いついてない、麻酔を止めるか促進剤を入れた方が良いとの選択を迫られる。
今も十分痛いし、どっち選んでも痛いぜ!…どっちが赤ちゃんにとって良いですか?どっちがおすすめですか?って聞いて、促進剤を入れることに。これで陣痛が激強な陣痛と痛い陣痛の2パターンになって、さらに痛い陣痛がまとまって激強陣痛に進化してお産が進むというワケ。
もう何でもいい〜〜終わってくれ〜〜って気持ちが強かったけど、このとき結果的に麻酔止めなくて良かった。

11時。促進剤がよく効いて、麻酔なかったらもっと痛かったよって言われながら、経験のない痛みに腹式呼吸で挑む。この腹式呼吸、夜中からずっと褒められ続けてる。
数回力んで!ってところで力んで、何もかもが限界ってときにあと3回ぐらいで出るよ!力抜いてって言われたらそれ以上力まないでって言われて、もうとにかく言われたことをきちんと実行するのに集中。なんか引っかかってるそうで会陰はカット!麻酔止めなくて良かったねぇ!って言われてそうだな!と思った。本当に!!

そして11時28分、ようやく生まれました…!!
流石になんか感動してぼろぼろ涙出て、ちゃんと赤ちゃん泣いてたし私耐え切ったんだ!って。生きてる!!!あー…今思い出しても涙出る。

ハッピーバースデー!!!ようこそ赤ちゃん!

3082gで髪の毛ふさふさでおっぱい吸うのも上手な元気な女の子です。自分のくしゃみで起きて泣いてるの、かわいい〜〜
ほっぺたもふくふくしてて、なんもかんもちぃちゃい!泣く前のエッエッって声がベリーキュート。無事に生まれてくれて本当良かった〜!!
うん?このちいちゃな足が我が腹を内側からゲシゲシしてた元気な足ね〜??

Hello Worldじゃんって言いながら旦那どんと観察。一児のパパになった旦那どん、良いですね…

出産後

胎盤見せてもらった〜!
大きかったし、これがエコーの時にべびちの顔を見せてくれなかったやつね!って。卵膜とへその緒も見せてもらって、好奇心◎
胎盤は私の遺伝子じゃなくて、べびち側の遺伝子で出来てるんですって。神秘だなぁ…

べびちに初めてのおっぱいあげたり、カンガルーケアでお腹の上に乗せて20分、親子3人で過ごしたり。
出血の具合とかを見るのに最低でも2時間は分娩台の上で過ごします。ギリギリお昼ごはんに間に合ったのでご飯を食べたりね。思ったほど食べられなかったけど、今年初のスイカ🍉がデザートについてて嬉しかった。

さて、ここからがまた長かった。
なんとまぁ出血が止まらないんです。点滴打ったり導尿してもらったりしながら、なんと16時まで分娩室で過ごすことに。産後4時間はいたね。
普通500ぐらいの出血量のところ、1000は出血した模様。膀胱が膨らむと血がより止まらないことがあるそうで、カテーテル挿入。

今はなんとか血は止まったかな?って感じで明日の朝まで大丈夫だったら放免。また出血するようなら大きい病院に転院の可能性もあるってことだったのでちょっと安心した。このまま止まってくれ。
どこか傷があるわけじゃなくて、子宮の収縮はいいけど促進剤で開いた骨盤の締まりが遅いみたいで、私にはどうしようもない部分。

晩ごはんはしっかり食べて、今晩はよく寝ます。
思えばちゃんと眠れたのは昨日サイゼ行く前が最後だわ。そりゃ疲れてるよね。ご飯食べながらうとうと。
出生届とかだけ書いて、旦那どんに託して寝た。8時。変な時間に目が覚めてこうして出産レポを書き記しているわけです。お茶飲んでもう一回寝よ。

明日からは母子同室!デュエルスタンバイ!

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