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辛辣な言葉も詩にすれば、閉会式の感銘ポイントなどーつぶやき日記

ふと目覚めると午前3ごろ。昨夜はいつになく早寝をしたんだった。起きるには早い時間(いつもならまだ起きている時間)なのでまた眠る。体が怠くめちゃくちゃ重くて起き上がれない、人の手を借りてなんとか起き上がろうか、というところで目が覚める。夢から覚めても体が重くてシンドいのが続いている。風邪のときのような、脚の筋力が一気に衰えたような。おそらく昨夜新しい薬を飲んだからだと思う。でもちょっと不安。午前7時、なんとか起き上がる。夢うつつのときの感覚よりはマシなようだ。朝ごはんに美味しい食パンを食べて、布団にもぐってまた寝た。
10時半ごろ起きてシャワーを浴び、スマホをいじってごろごろと過ごす。正午ごろ家族主導でつくってお昼ごはん。またスマホをいじる。

最近音楽とか文学とかブログとか、インプットしたものが積もってきていて、なにか出したく、なる。けれどわたしは詩歌や物語を意図してつくれない。降って湧いてこないと。だからもどかしい。直接的にはとても言えないかたちで、思い切り振れたものが出せたらいいのに。と思いつつベッドでごろごろしていたら、そういえばはじめてここに投稿した詩は、この同じ場所でつくったものだと思い出す。

そのときの情景からつくったものだったのだから、また今の情景を言葉にしてみようと書いてみる。それから東京事変の歌詞に影響され、直接投稿するには辛辣な言葉も、詩という作品のかたちにしてしまえばいいのじゃないかと思いついてそちらも書き連ねてみる。それだけで免罪符になると思ってはいけないけど。。すこしだけすっきりした。

家族がどこか行きたい?と聞いてくれ、夕方広場に行く。だだっ広く、ところどころ芝生が植っている。木の葉はきれいな黄緑で、それが連なっている様子はマスカットを思わせた。それか海ぶどう。芝生にごろんとするとちくちくする。家族が、カップルの邪魔しちゃったかなあとつぶやく。カップルが離れたベンチでチュウをしていたとのこと。とりあえずそういうの茶化すのは夫。。見ると(見たんかい)20代くらいかな。そうなんだ、いいですねいいですねと思う。あの頃のような気持ちは遠くに行ってしまったな、良い悪いは別として。遠くに雨がやんだ後らしいダイナミックな雲が見える。夕食にお弁当を買って帰った。

テレビで、黒柳徹子さんの声をしたドラゴンのぬいぐるみがV6の三宅健さんと喋っている。三宅さんがカフェで手話を学ぶという演出のEテレ「みんなの手話」という番組、知らなかった。

シュドラというぬいぐるみが黒柳さんの声で喋る様子が可愛らしい。動くぬいぐるみ、NHKのお家芸ですよね。そしてカフェという舞台設定や、手話を教える店主役の方のコミカルなキャラクターなどが明るく和やかで、「お勉強番組」という雰囲気が薄い。ろう者の方たちが「マイノリティ」であることを明言したうえで、それゆえの「あるある」なやりとりを紹介するなど、無難で終わらせない、攻める姿勢を感じた。ろう者と聴者の結婚式の違いなど、手話以外の紹介にもなるほどと思った。残念だったのは、"次に結婚するのは誰かしら、○○さん?それとも○○さん?"というくだり。みんなが結婚する前提という感覚はもう古いのだよ。誰か気づかなかったのかな。ただ、自分がその現場のいちスタッフだとして、意見を聞かれもしないのに指摘できるかというとできないだろなと思ってしまった。上の方には相当オープンな雰囲気で仕事を進めてほしいと願ってしまう。いずれにしろ、いきなり完璧じゃなかったとしても前に進むほうがいいと思う。黒柳さんは日本ろう者劇団理事長などをされているそうだ。

つづいて観たオリンピックの閉会式では、国歌を歌ったのが宝塚歌劇団ということと、次の開催地パリの演出映像に心を動かされた。
開会式に歌舞伎役者の市川海老蔵氏が出演したそうだけど、歌舞伎の対抗馬に、宝塚歌劇団はなれるかもしれないと勝手に思った。宝塚、100年の歴史があるという。本来は逆差別はすべきではないのだろうが…感情的には、歌舞伎が基本的に女性を締め出しつづけるのならば、男性を排した宝塚歌劇団に大いに盛り上がってくれと思う。特にファンでもないのに。しかし歌舞伎は女性によるものが発祥で、風俗が乱れるからと禁止されたのが名残らしいと知った(参照元:「歌舞伎への誘い」、「歌舞伎に女性が出演できない理由!何歳まで出られるの?」)。そうだったの?!じゃあもう女性の出演を禁止することないじゃん。そういう動きも皆無ではないようだけど。
そして、パリ。小池知事につづき、次の開催地パリの市長も(今のところ)女性なのだな。そして流れた映像。オーケストラの指揮者も、最初に目立って登場するフルーティストも、一番目立って登場するアスリートも、女性。かなり意識してのことなのかな?とにかく時代が前に進みつつあるのを感じた。
今日のお昼、家族が女子自転車競技の解説者についてコメントしたのをきっかけに、わたしが女子の競技なのに解説が男性なことに憤りをぶつけてしまい、シンドいと言われた。家族のシンドい気持ちは分かるが、わたしはこの日本で、アメリカの状況に例えると黒人のような気持ちで(と勝手に思って)生きているところがある。長らく差別されてきた属性を持つものとして。この気持ちは当事者にならないと分からないだろう。今わたしは社会生活が充実していなくて、なおさらどこかにその理由を転嫁したい気持ちもある。でも差別と格差は明らかにあるので、そこは前に進まなければね。女性も男性も楽に生きられるような世の中にしていこうよと、基本的には思っています。

スマホや日記書きをしたりして、午前2時前には眠ったと思う。


Photo by ちーぼーさん
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七海
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