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#015 小学校で流行った たま『さんだる』

一番最初に買った(正確には買ってもらったCD)は、たまの『さんだる』だった。

小学校で流行ってて、自分もその流行に乗りたいと思ったからだ。特に、ランニングシャツでで桶をたたく石川浩司のいでたちは、小学生にはインパクトだったし、音楽に対して親しみを与えた。「自分も音楽ができる!」と思わせるものがあった。

音楽の授業の発表で、好きな音楽をやってよし、というのがあり、自分はギターが弾けるのではないかと錯覚したほどだ。「やろう!」と「たま仲間」に提案したが、尻込みされ、結局リコーダー演奏になったけれど。

あの時、もう一人だれか「やろう!」と言ってくれれば、きっと、自分はギターが弾けるようになっていたのではないかと今でも思う。それくらい小学生の吸収力ってすごいと思うから。

当時の一番人気は、断トツ「方向音痴」。その他「れい子おばさんの空中遊泳」「オゾンのダンス」「学校に間に合わない」「おるがん」とかも人気だった。今の耳で聞いても、輝かしい新鮮さは失われてない。

「たま」の熱はそれで終わったけれど、この前、インディーズ時代の音源がYouTubeに上がっていたので聞いてみた。すると、わりと理路整然とした演奏だったので驚いた。たまの特徴だと思っていた「すこし自由過ぎてまとまりがない感じ」というのは、後で付け加えられた要素なのかもしれないと思ったりもした。ちがうかもしれないけど。


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