夜は短し歩けよ乙女
公式サイト
https://www.yoruhamijikashi.jp/index.html
あらすじ
京都の大学で同じクラブの先輩と後輩。
先輩は後輩の「黒髪の乙女」に恋をする。
そして「ナカメ作戦」を決行!
「先輩、奇遇ですね」
「たまたま通りかかったものだから」
そう、ナカメ作戦とは「なるべく かのじょの 目に留まるようにする作戦」のこと。しかし「黒髪の乙女」は先輩の想いに気づかず、先輩の一方的な片想い。
ある時クラブOBの結婚式があり、お祝いの席に2人も参加する。
「黒髪の乙女」は飲み足りず夜の先斗町に繰り出し、先輩も後を追うが見失ってしまう。
この後、2人は様々な場所で様々な人々や不思議で奇妙な出来事に遭遇する。
そんな不思議で奇妙な一夜を先輩と過ごし「黒髪の乙女」の心にも少しずつ変化が起きてー
と言うわけで、舞台『夜は短し歩けよ乙女』観てきましたー!
はぁ、面白かった……( ´꒳` )
良作に出会えた、観れた時のこの夢が覚めない感じ好きなのよなぁ…
元々、映画版が大好きで、
同タイトルの舞台版となれば見ないでどうする?!
と意気込んで行きました。
ただ、実は不安もありました。
所謂、「実写化」というものがまぁ苦手で……
2次元と、3次元は相容れないと思ってるし、
2次元で作った雰囲気を、リアルで再現できない、
という期待はずれがあまりにも多いので。
(あと、舞台用に話を大幅に書き換えてしまうパターンも多いですしね。)
でも、こちらの舞台は違ったんですよ、これが。
今、映画を横目に感想を書いてますが、
自分の記憶(舞台)と目から入る情報(映画)に、
大きな違和感や違いがないのです…。
しかも、この作品って良い意味で不思議な世界観じゃないですか。
それを誠実に再現できたのは、本当にすごいな…と感服しました。
さて、舞台の詳細ですが、
まず演者さんのセリフ量エグいな、と…(笑)
それを噛まずに完璧に言えるのがまず素晴らしい。
セットも様々な工夫が凝らされていました。
他の舞台と比べ、場面が多い作品ですが、
回転する台を使用したり、役者の位置はそのままで背景だけ動かして臨場感を出すなど
世界観を見事に再現することに一役も二役も買っていました。
劇中は、音楽に合わせてセリフを言う(歌う?)箇所が多々あるのですが、
それがいやらしくも、突然過ぎもせず、
自然と作品の流れとマッチしているのも
とても素晴らしく感動しました。
そして、ヒロイン役の久保さんも素敵でした…。
大変申し訳ないのですが、アイドルに疎かったのと、
演技をメインでやられている方ではないので、
ぶっちゃけあまり期待していませんでた…(すみません)
ただ、それが大間違い…!
セリフの言い方や発声も素晴らしく、
黒髪の乙女のごとくピュアで真っ直ぐで
まさに適役でしたね。
上辺の情報だけで判断することはいけないな、と反省しました。
小説も読まなきゃなぁ……。
ちょっとうろ覚えなので、
これを機にちゃんと読み直します。
舞台を観劇したことで、
作品がますます好きになる、って素敵なことですね。
そして、早く飲み歩きしたい……。
夜もぶらっと出歩きたい……。
京都にも行きたくなりますね……。
語彙力がなく申し訳ないのですが、
これは私が今年見た中で、今のところトップ3に入るほど
楽しく心躍り、素晴らしかった…。
ちなみに、何が嬉しいって、実は来週も見に行くんですよね(*´ `*)
偉いぞ、チケット多めに取った自分!
その反面悲しいのは、きっと円盤化はされないんだなぁ、ということです。
こんな楽しい舞台なら、何度でも繰り返し観たいのに……。
まぁ、1度きりだから、
舞台やミュージカルは価値があるのですけどね…。
ではでは、以上になります。
来週も楽しむぞー!\\ ٩( 'ω' )و //
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