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読書記録◎アリアドネの声

巨大地震発生。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。
光も音も届かない絶対的迷宮。
生還不能まで6時間。
想像の限界を超えるどんでん返し。

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。
崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。

読書メーターより


アリアドネの声、読みました!
めっちゃ気になってたやつ!


以下、ネタバレちょいあり、
ネガティブ意見あり注意
🙏



読みやすい文体で、サクサク読めちゃいました。情景描写もわかりやすいし、図もあってイメージしやすい。

主人公が、兄を亡くした過去と向き合いながら困難に立ち向かう姿勢がぐっときた。

まぁ〜〜〜〜
物語やから、しょーがないんやろうけど、

WANOKUNIプロジェクト開始日にタイミング悪く地震がおこって、たまたま人が少なかったからよかったけど、、みたいなのはなんか無理矢理感があったかなぁ。
まあ、自然災害って時と場所を選ばずに突然やってくるんやからある意味リアルなのかな、、

地下に最新設備を揃えた割にいろんなところが杜撰なのも「え〜〜〜〜」っておもったけど、ある意味これもリアルなのかなぁ

途中中川さんの障害詐称疑惑がでてくる。結局、おかしいぞってなった点には「ああ、そういうことだったのね!」っていう理由がちゃんとあって、でも大どんでん返しか?いうほど????とも思ってしまった。

あとさぁ、めっちゃ大事なとこでクソ邪魔してきたユーチューバー、あとで捕まれよマジで!
てか中にいれんなやそんなやつ!とか。なんかいろいろ杜撰な世界やなぁとおもった。

んわー、めっちゃネガキャンしてしまっている!めずらしく!(笑)
話題になってたからちょっと期待しすぎたのかもしれない。あと、あんまり文量なくて1時間位で読み終わっちゃったから、なんかもっと読みたかった!みたいなのもあって不満なのかなぁ?(笑)

全体的にはクオリティ高かったし、
いろいろ考えさせられる良い本でした!おもしろかったよ!おもしろかったからこそ、ちょっといろいろと思うところもあるって感じでした。

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