音の「鳴り」

九州やそして今日は長野や滋賀までも酷い水害。

例年雨の降り方の振れ幅と言いますか、極端になっているのを感じていましたが、まだ台風がやってくる前にこんなことになるとは。

私ができる範囲で、なにかご支援をさせて頂きたいと思っています。

長くぐずついた天気が続き、湿度はMAX。。お肌や喉にはいいかもしれませんが空気中水分が多いと音の抜けが悪くなります。楽器奏者は本当に悩ましい季節ではないかと思いますが、今日はとても不思議なほど音の鳴りが良かったお店で歌いました。

編成はピアノデュオ。グランドピアノの響きは抜けがよく芯があり、程よくデッドの部分と共鳴する部分の店内で気持ち良く鳴る。マイクから出た声もピアノの音と分離することなく、生演奏の醍醐味が伝わる響き。この時期とは思えない空間でした。

「鳴り」は演奏者、歌唱者だけに原因がある訳ではなく、楽器の状態やお店の構造、使われている資材、スピーカーの位置、その日の湿度や気温、色んなものが全て合わさった条件下で変わります。本当に不思議なほど。「このお店の音」というのもあって私は出音の音質に関してはそんなにセッティングは上手な方ではないですが、やはりここがベスト!という所に合わせられた時は本番中の楽しさが全然変わります。

好みのマイクの出音が必ずあるはずなので、PAさんのいない現場の時には自分で色んな状況を加味してセッティングしたいですね♪

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