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ホントはゲームやりたいよね

私も10代のころはゲームが大好きで(当時はスーパーファミコン・プレステ)学校から帰ってきたら一目散に友達とゲーム三昧でした。部活がない日は近所の友達の家か私の家に集まって夜までなんて事もしばしば。

でも私の経験上からの一言を
「今この瞬間ゲームがしたいんだ!」の気持ちを少し別なものに使ってみませんか?

現在私はフリーランスのシンガー、そしてボイスインストラクターをしています。声優のお仕事も近年あって、日々勉強の積み重ね。
学生の頃は自分がプロシンガーになるとはあまり実感がありませんでした。
当時私は海外を自由に行き来するツアーコンダクターになりたかったのです。

なぜツアーコンダクターにならなかったのか。
答えは簡単、勉強をやめてしまってついていけなくなったから。
英語は好きだったし、海外へ旅することは今でも趣味の代表選手。
ですが、
学ぶ時間がある時期にしっかりと勉強できなかった、知識を蓄えられなかったことは私にとって大きな痛手でした。そしてそれは大人になった今痛感しています。

今学生の方がこの記事を読んでくれていたとして、おそらく耳にタコができるほど「勉強しないと後から困るよ」と言われているでしょう。
私もそうでした。そして、「そんなことない、勉強はいくつになってもしたいと思えばできる」そう思っていました。

これは半分正解で半分不正解。
いくつになっても学ぶことはできますが、学ぶ環境はどんどんと厳しい条件になっていきます。
確保できる時間の問題、時間の問題と似ていますが環境の問題、知識を吸収するスピードの問題、、、。年齢を重ねるごとに難しくなっていくのです。

私自身仕事柄(どの業種もそうだと思いますが)、日々今でも様々なことを学んでいます。時代に沿った仕事をするため、より求められているものを模索するため。仕事とは別にその時間を捻出するのです。

学生の方々はどうでしょうか。無条件に「学ぶための時間」を確保することができます。この時に日々コツコツと知識を積み上げて行き、見聞を広げていけばいざ仕事を選ぶ・するという時期がやってきたとき選択肢が大きく広がります

仮に仕事を始めた時は実感できなくても、ある程度年月が経つと今やっている仕事をベースにいろんな枝を考えることができます。

私でざっくりと例を挙げてみます
20歳からシンガーとしての活動スタート。
内容は毎日開催されるボーカルのステージで歌うこと。
歌のスキルが求められます。
数年後フリーランスのシンガーになりました。事務所には所属していません。裸一貫(笑)
自分のプロデュース能力、ライブの企画、パートナー選び(一緒に演奏するミュージシャン)、広告等やることが大幅に増え歌のスキル同様こちらも向上が求められます。
そして30歳になる前にCDをリリースします。
制作の仕組み、デザイン、流通、商品を扱うこと全般の仕組み等プロダクトが世に出るまでの流れを理解していないといけません。
同時期にインストラクター業にも身を置きました。
コーチング術、会話術、「伝える」仕事はステージに立つこととはまったく別物です。

たったこれだけ見て行っても、「シンガー」という主軸からいろんな仕事ができるようになります。でも、やるからには私自身も学んでいないといけないのです。お金が発生する=プロなのでわかりませんではダメなんですね。
こんなにたくさんやらないといけないことがあるのに、時間が足りない!といのはとても大変。確かに実際活動していかないと人生どうなるかはわからない部分も多々ありますが、時間があるとわかっている時にたくさんの知識の積み上げをしておくことは無くなることのない財産になると言い切ることができます。

「あの時やっていれば良かった」

私が思う一番悔しいことの一つです。
時間は巻き戻すことが出来ません。
少しずつでもいいので、ゲームをしたいその時間を、将来の貴方の為に使ってみませんか?
そして、少しだけでもさっきの自分よりアップデート出来たら、ご褒美としてゲームのコントローラー握りましょう。

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