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突然の自由時間に何をする? [神様タイムの使い方]

まず、神様タイムの定義から

神様タイムとは、予期もせず降って湧いてきた至福の自由時間のこと。
厳密には、経済的困窮、精神的苦痛のない1ヶ月以上の自由となる期間のことを意味している。

日常において、仕事、育児、家事等、せわしない人生を送っている成人が神様タイムを得られることは稀である。近年では、1週間程度の夏休み、1時間程度のマッサージ、友人との飲み会など、何かに追われることなく、のんびりとした至福の時間においても「神様タイム」として使用される。

なお、子供の夏休み等は権利や義務であるため、神様タイムではない。

monkeyは30代前半で神様タイムがやってきた。お金だけは存分にある会社で、大したことをしなくても、会社から給料が支払われる状況になった。
それ以前に猛烈に働いていたこともあり、理由はともあれ、申し訳なく思う理由も見あたらず、ありがたく神様タイムを使うことに決めた。

monkeyは、神様タイムを使って、情報学科の学士(大学卒業)をとりました。そもそも、ハードもソフトもそれなりに理解するようになり、ソフトウェアエンジニアとしての基礎知識に抜けがないようにしたかったのが一番の理由だが、今後の人生で学士を持っていないと、応募が出来ない企業が出てくる可能性があるのではないかとも考えた。

実際、学校で習ったものは、実際の仕事を通して習得したことの復習程度ではあったが、現在住んでいるアメリカは学歴社会。修士、博士がゴロゴロといる環境だ。
monkeyの会社は、エンジニアとサイエンティストを合わせて30人程度しかいない小さな会社ではあるが、これまでコンピュータサイエンスの学士を持っていない人が、サーバーサイドエンジニアに応募してきたケースは過去10年間ない
結果論ではあるが、情報系の学士を取得しておいて良かったと思う。

今、コロナウィルスによる自粛生活で経済的に苦しい思いをしている人も多い中、神様タイムを得ている人達が若干なりともいると思う。
パラダイムシフト の過渡期である今、のんびり過ごすのも良いけれど、人生は長いから、少しだけ将来の自分のために時間を使うのはいかがでしょう?