スマート養蜂
養蜂も効率的に出来ないか色々調べていると、韓国の自動巣枠管理機なるものが2020年に出ておりかなり画期的だなと感じたので紹介します。
1、一般的な手順
まず採密する時や内見(巣箱の中の様子を確認する事)するときに養蜂家が時間と体力を使う作業が巣枠を巣箱から取り出す作業があります。その作業は密が入っていればいるほど重くなり、一枚一枚指先で引っ張り出す作業は意外に大変です。時間も熟練の人じゃないと20分以上はかかると思います。
2、蜂払い機を使った採密
こちらはプロの養蜂家が使っている蜂払い機です。採密する時は蜜を取るために遠心分離器に入れるのですが、遠心分離器に入れる前に蜂を巣枠から取り除いてないと蜂が死んでしまいます。その蜂を電動で払ってくれるのがこちらの装置です。
3、最新の巣枠管理機
そして韓国の会社が開発した最新の巣枠管理機は自動で巣枠を引っ張り上げで引っ張り上げる時に蜂払いも同時に行ってしまうという画期的な道具です。気になるのは女王蜂とかも巣箱の中だったら落としても大丈夫なのでしょうか?あとはその機械自体が重いのでそれを角巣箱に乗せる作業はどうなのかという感じです。いつか本物を見てみたい。
おまけ
こちらは効率的に採密できる仕組みの巣箱です。巣枠自体が採密が簡単にできるように工夫されています。少しずつ日本でも取り入れている人がいるらしいですが、かなり高いのであまり普及していないと思います。
意外に養蜂は体力仕事が多いので、少しでもテクノロジーの進歩で「改善」していけば養蜂家も増えていくと思います。
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