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責任とは(C4)

常に自分に向けた矢印を持ち、他責ではなく自責の心を持つこと。それこそがジブンゴト。自分自身は責任を負いたくないけれども、他人には責任を求めるのは矛盾している。責任とは取るものではなく、任された責務を果たすこと。それが責任感。自分の仕事や任された責務の最高責任者は、自分しかいない。責任を持つことで見える景色が変わり、できることが増え、知識や経験を得ることができる。責任感を持ち、責任の範囲を広げていくことで、成長の幅が広がる。


責任という言葉に対して、ネガティブな印象を持っていませんか?
以前見たオシムさんの言葉も印象的でした。(以下)

「日本サッカーはブラジルと近いね。ブラジル人コーチたちの影響が非常に大きいよ。しかし、そのような最高の教師たちがいるとはいえ、日本の選手は一つのことだけ学ぶことができない。ピッチで誰も責任を引き受けたがらないのだ。彼らは疫病から逃れるように責任から逃れようとする。」
ーイビチャ・オシム(元サッカー日本代表監督)-



私は、責任はとてもポジティブなものだと捉えています。
世の中の「責任」に対するイメージを変えたいとさえ思っています。

常に自分に向けた矢印を持ち、他責ではなく自責の心を持つこと。それこそがジブンゴト。

自己責任の精神は、人間関係や社会において非常に重要な概念です。ジブンゴトとは、自分のこと、自分の責任として捉えることを意味します。自分の行動や結果に対して責任を持つことで、自らの成長や発展を促進することができる。

他人や環境のせいにするのは簡単ですが、そうではなく、自分の選択や行動の結果として事態が生じたと認識することで、次回からはより良い選択をするよう努力することができる。また、自責の精神を持つことで、他人とのコミュニケーションもスムーズになり、信頼関係を築くことができます。

自己責任の精神を持つことは、自分自身の成長だけでなく、周囲との関係性や社会全体の発展にも寄与することができる。


自分自身は責任を負いたくないけれども、他人には責任を求めるのは矛盾している。

こんな人、嫌ですよね?恋人や友人、同僚がこんな人だったら、嫌ですよね?

この質問には全員が「嫌です。」と言います。

これ、責任感の無い人です。無責任な人です。あなたに関わる恋人、友人、同僚、しいては関わる人すべてに責任感あって欲しいと思っているわけです。だとしたら、あなた自身も責任感がないと、責任を持たないと相手から(他人から)そう思われるということです。自分は責任を持ちたくないけれど、相手には(他人には)責任を求めるというメチャクチャ矛盾したことを考えています。

要は、他人への期待や要求を高く持つ一方で、自分にはその基準を適用しないことは矛盾しています。そして、そのような態度は他人からの信頼を失う可能性があるということ。

人間関係の基本は、互いの信頼と尊重にあります。他人の行動や態度に対して期待を持つのは自然なことですが、自分自身もその基準や期待を満たす努力をすることが大切だと思う。責任感を持つことは、自分の行動や選択が他人に与える影響を理解し、その結果を受け入れる能力を持つことを意味する。

しかし、人は完璧ではないため、誰もが過ちを犯すことがあります。しかし、その過ちを認め、責任を取る姿勢が他人からの信頼を築くことになる。自分に甘い、自己中心的になってしまったとしてもそれに気づいた時にどのように対処し、自己成長を目指すかという視点も重要。


責任とは取るものではなく、任された責務を果たすこと。それが責任感。

多くの人は「責任を取る」という表現を使いますが、「責任を感じ、それに応える行動をする」ということ。

責任とは、与えられた役目や任務を遂行すること、そして、その結果に対して正直に向き合うこと。


自分の仕事や任された責務の最高責任者は、自分しかいない。

 自分が担当する仕事や任務に対する最終的な成果の責任は、最終的に自分にあると認識することは重要。この意識を持つことで、プロフェッショナルとしての自覚や誠実さが高まり、さらなる成果への推進力となる。

 そして、自分の人生の最高責任者は自分だけ。自分の人生の選択や結果に対する最終的な責任は、自分自身にかかっている。外部の要因や他人の意見に影響されることもあるかもしれませんが、最終的な決断を下すのは自分で、それに伴う喜びや後悔も自分で感じることになる。自分の人生を自らの手で進めるためには、この意識が不可欠だ。

 さもないと、「自分の人生はこんなはずじゃなかった」と後から言うことになる。私たちは、周囲の状況や他人の意見に流されやすいことがあるかもしれない。しかし、それを理由にして逃げるのは簡単でも、そうすることで真の満足や成長を得ることはできない。自分の選択と結果に対して責任を持ち、積極的に行動することで、後悔の少ない人生を追求することができる。自らの人生を積極的に形成する姿勢が、結果的に充実した人生を生む。


責任を持つことで見える景色が変わり、できることが増え、知識や経験を得ることができる。責任感を持ち、責任の範囲を広げていくことで、成長の幅が広がる。

責任を持つことは、自己成長や進化にとって欠かせない。確かに、責任を持つと、それに伴う挑戦や困難も増えるが、これらの試練を乗り越えることで得られる学びや経験は非常に価値がある。

自分から積極的に環境や状況を変える勇気をもつことで、新たな「環境」や「経験」を追求することができ、その結果としてさらなる学びや成長の機会を得ることができる。

自らの責任範囲を広げることで、自分の能力や可能性をさらに伸ばすことができる。このような意識をもつことで、達成感や大きな成果を得ることができ、それは自信や自尊心を向上させる。

責任を持つことで、私たちの視点や思考が変わることは珍しくない。新しい挑戦や困難に対処する中で、過去には気付かなかった新しい視点や考え方を発見することができる。


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