映像美
こんばんは。しめさばです。
昨日、「劇場版明日のたりないふたり」を観に行きました。5月末に観たなんか分からんけど涙が止まらないあの漫才を、もう一度観ることができて、本当に幸せでした。
山里さんと若林さんの「たりなさ」に自分を重ねてしまって、でも2人はそれを面白おかしくしてくれて、もう、一生ついて行きます!って感じでした。そして、最後の最後に涙を流しながら登場するCreepy Nutsにも、もらい泣きくらっちゃいましたよ。最高傑作です、アレ。
まだHuluあたりで観られるのですかね、もし機会があれば見てください。
さて今回のお題は、「アニメの思い出」
アニメ…漫画に次いで弱いエンタメです。見たいものが多すぎる時の優先順位が下になってしまうんですよねぇ。
あんなに話題になった、鬼滅の刃も呪術廻戦も観ていません。ましてや東京リベンジャーズなんてマイキーってのがいるってことしか知りません。
そんな難しいお題を振り絞って書きます。
笹部先生がオススメしてくれた映画
いや、まず笹部先生って誰やねんって思いますよね。
中学の頃の理科の教師で、強い1軍が多めのバレー部の顧問でした。顧問って嫌われがちですが、部員のみんなに愛されている人気の教師で、もしそのバレー部の誰かがA-Studioに出たら、名前が挙がって、確実に鶴瓶さんから取材受けてます。
そのくらい愛されるには理由があって、生徒との距離の詰め方が上手い。
理科の授業は雑談から入って、興味を集めグッと心を掴んでから本題に行くんですよ。勉強嫌いの子が多い中学校では非常に効果的だなぁと感じました。
理科の内容はあまり覚えてないけれど、雑談の話を今でも覚えてたりします。
そんな雑談の中に、笹部先生の好きな映画の話がありました。
その頃は、少女マンガの実写化が多発していた時代なので、中学生の頃の私は、なんて世界を広げてくれる人なんだろう…!と目を輝かせながら聞いてました。
そこで紹介されたのが「言の葉の庭」
新海誠監督のわずか46分のアニメーション映画です。
やはり、なんと言っても映像が綺麗。それまで観ていたアニメは、名探偵コナンとかディズニーのようにビジュアルというより、家族で観て分かりやすい、ドキドキハラハラするような内容で楽しんでいた私にとって、一線を画すものでした。
美しいと言うのがぴったりハマります。今にもどこかで息づいていそうな感覚を味わえて、その世界観に没頭できました。
映画のストーリーの世界は、新宿御苑の小さなスペースで繰り広げられるのに、何倍も大きく色鮮やかに感じられる、素晴らしい映画でした。
大学に入り、東京によく出向くことになって、新宿御苑を実際に見た時は今までにないくらいテンション上がりました。
アニメの良さは映像だけでなくて、音にもありますよね。声優がなんと!入野自由さんと花澤香菜さん。こりゃ耳に優しい。
声色も映画にマッチして、よりズブズブと映画の世界に包み込んでくれる。すごいなあ。
目も耳も癒して、切なさと優しさで胸をいっぱいにしてくれる素敵なアニメーション映画を教えてくれた笹部先生にまた話が聞きたいです。
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