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自分のコアバリューを知る

コアバリューとは

コアバリューとは、よく企業などの価値観を具体的に提示した

「経営理念」ミッション・ヴィジョンなど

などで表現されることが多いです。

コアバリュー経営を行っている会社は近年非常に増えており、働く従業員にとっては目指すべき「北極星」となり、その信念をもとに仕事を行うことができるので非常に結束が強くなるという利点があります。

コアバリューは何でも構わないのです。

「効率重視で利益を最大限にあげる」も間違いではないし

「顧客重視」も間違いではありません。

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私も2社経営していますが、業種が違うのでそれぞれに異なった経営理念とミッション・ヴィジョンを掲げています。

私が社員達に伝えるのは1つだけ。

「何かで迷ったら会社のコアバリュー(経営理念等)に従って自分を信じて実行するように。」と伝えています。

これによって、都度発生する困難な意思決定もスタッフが自ら判断をすることができ、会社としてもコアバリューに沿った判断であれば例え損失が出たとしても咎める事はしません。

ですから、何を言ってるかわからない抽象的すぎるコアバリューの設定だけは社員の混乱に繋がるし、文化の醸成もむずかしくなるので絶対にお勧めしません。色々と「経営理念」「ミッション」で検索してみてください。社長色が強過ぎて何言ってるかわからない物が多いですよ 笑

私としては「ライザップ」の理念・ビジョンなんてスタッフからしたらわかりやすいし非常にやりがいを持って働ける言葉だと思います。

以下参照

理念   

「人は変われる。」を証明する

ビジョン 

「自己投資産業でグローバルNo.1」当社は中期経営計画『COMMIT 2020』で掲げた「自己投資産業でグローバル№1ブランドとなる。」ことを経営の中心に据え、以下の4つの方針のもと、高付加価値の商品・サービスを提供し続けることを使命として事業を推進しております。
「RIZAPを中心とした成長の加速」今後も当社グループの中核を成していくのがRIZAPを始めとしたヘルスケア領域だと考えています。既に展開している海外拠点に関しても取組みを強化し、お客様と生涯に渡って継続的なサービスが提供できるビジネスモデルへの転換を進め、持続的かつ安定的な成長を目指してまいります。
「新規事業の立ちあげ」RIZAPゴルフのようなRIZAPのメソッドを活用した目標達成コンサルティングビジネスはRIZAPグループが得意としている領域であり、今後も英会話、料理、子供向け教室など自己投資産業においてイノベーションを必要としている市場を対象に、第二、第三のRIZAPとなる新規事業に対して積極的に投資をしていきます。
「事業提携戦略の強化」当社グループの持つメソッドおよびノウハウを活用して、業界のリーダー企業との積極的な事業提携を進め、また、大学・医療機関との共同研究、自治体との連携など様々な提携を進める中で、市場における新たな価値の創造ならびに新たな収益基盤の構築を目指してまいります。


自分のコアバリュー

上記の様なコアバリュー経営に関しては腐る程web検索すれば出てくるし、理念のたてかたの書籍なども多く出版しているので私が今回伝えたいのは会社にとってのコアバリューではありません。

自分のコアバリューとは簡単に言うと「信条」です。自分にとって普遍的に変わらない価値観です。実はこの信条が無いと、経営者は絶対に失敗します。経営者でなくても信条を持たずに生きているのとそうで無いとでは圧倒的に人生が左右されます。

これは断言します。

しかしいざ自分のコアバリューを考えると言っても非常に困難です。

何故なら、「何故それが自分のコアバリューなのか?」を自問自答しなければならず、本当の自分の価値観と合っているかどうかを真剣に自分と向き合わなければならないからです。

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自分自身と真剣に向き合うことによって、自分の絶対的価値観を見つけましょう。

みんな幸せになりたいと思っています。そしてお金にも人にも恵まれたいと思っているはずです。既に夢を叶えた人もいるでしょう。けど人生はまだ終わってません。優雅な人生を送る為には人に自信を持って言えるコアバリューが必要です。

コアバリューの見つけ方のヒント

簡単な方法の1つとして、もし5年後に自分が死んだ時の事を想像してください。葬儀が行われた時に「参列者に何て思われていたいか」を想像してください。

□ 参列者は何人いますか?

 多いと答えた人は「既に人に恵まれている」か「人に恵まれておらず、深層心理として人に好かれたいと思っている人」です。

 少ないと答えた人は「人に恵まれておらず、深層心理としても人との関わりを求めていない人」です。

この質問で、もしかしたら「もっと人に恵まれたい」という発見ができるかもしれません。

□ お金・仕事に関して人は何と言っていますか?

 「金持ちで気前のいい奴だった。」「金持ちだけどケチだった。」「金には興味のない奴だった。」「人の為に一生懸命に働いていた。」「新しいビジネスをたくさん成功させて相当稼いだ。」などなど

まさか「あいつは大した仕事もせずに貧乏でいつも金に困っていた」「成金で何で稼いでいたかわからないやつだった」なんてネガティブな事は思われたくないですよね?

この質問で、現在の経済レベルを見つめ直し、どう変えていきたいかが少し見えてくると思います。

□ 人付き合い、家族に関しては何と言っていますか?

「あいつは誰にでも公平に接するやつだった。」「とにかくあいつはいい奴だった。」「人を喜ばせるのが好きなやつだった。」「自分の事より周りの事をかんがえてくれるやつだった。」「いつも家族を大切にしていた。」

なんて言ってくれると嬉しいですよね。

この質問でも、今の自分と十分比較することができると思います。

□  お金以外の生活スタイルに関しては何か言っていますか?

 「豪華な家と高級車にのっていた」「質素な生活が好きだった」「自由気ままに暮らしていた」「いつも忙しそうだった」「自由な時間が多い人だった」などなど

コアバリューの組み立て方

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以上の質問(それ以外でも当然大丈夫!)から本当に望む自分の姿と今の自分の姿にどれくらい乖離(かいり)があるかを検証しましょう。絶対に1日じゃ検証できませんよ?1日で出来た場合、それは「嘘」です。自分を偽っています。

組み立て方

①質問に対して何故そう思うのかを恥を忍んで自分に聞いてみる。(そもそも自分しか居ないんで恥じる事はないですよね)

②そのきっかけは「過去」にある事が多いです。過去のトラウマや憧れを思い出してみてください。

③ある程度コアバリューの設定ができたら「人」「物(生活スタイル)」「金」に対して矛盾が生じてくるはずです。あれ?こんな生き方にしたいと思ったのに、これだと人に嫌われるよな?とか。かならず初期段階では矛盾が生じます。

④①〜③をひたすら繰り返してください。毎週〜月1位の頻度が良いと思います。

⑤「人」「物(生活スタイル)」「金」の3つは必ず人生において重要はファクターであって密接に繋がっています。自分の定めたコアバリューがこれらに何の矛盾もなく上手くかみあうものが出てくればあなたのコアバリューが完成します。


私のコアバリュー

「人」

今の自分が本当は「人」を欲しているとわかれば、人に対する考えを必ずコアバリューの1つに盛り込みましょう。

私の人に関するコアバリューは

『人の喜ぶ顔が見たい』です。

多くの人とお付き合いする事がビジネスでは大切であると実感しているので、その中でも相手を喜ばせる事が何よりも自分の喜びになり、それが最終的に自分に返ってくる物であると気付いたからです。以前の自分は人に無関心であり、それを相手からも見ぬかれていました 笑

もう一つの人に関するコアバリューは

『人の成長を支援したい』です。

これはちょっと生意気なのですが、ある程度私自身が自分の為に「やりつくした感」があって、もはや「自分の為」にすることにやる気が無くなってしまったのです。本当に少し前までは自分の成長と利益を考えて生きてきましたが、正直虚しさしか残りません。1年前の自分では絶対のこの発想はありませんでした。「何格好つけてんだよ。」と鼻で笑っていたと思います。

これは多くの億万長者の(私は億万長者ではないです 笑)著書にも書いてある事で、一度大金を得てしまうと自分が何のために生きているのか疑問に思う。と多くの方が言っています。つまり「自分の為」に行う行動には自分を満足させる限界が必ずあります。これは確実に摂理です。


「生活スタイル」

私は色々と自問自答した結果、昔からの考えである

「時間に縛られたくない」をコアバリューにおいています。

「人に縛られたくない」ではありません。今私は社長ですが、もはや社長でなくても良いと思っていて、誰かの奴隷でも構わないと思っています。言い方悪かったですが、奴隷というか「誰か信用できる人」の下についてもいい。という意味です。

ただ、一般サラリーマンのように定時の仕事は絶対にやりません。時間の奴隷だけにはなりたくありません。日本人が最も苦手な分野ではないでしょうか?

時間に縛られるのではなく、時間を縛るのです。つまり自分で時間をコントロールする。そんな生き方の方が私には合っていると思ったのでコアバリューに設定しました。

もう一つ生活スタイルとして

「常に新たな挑戦をしたい」をコアバリューにおいています。

私の場合、もはや病的に新しいアイディアが降ってきて、やらないといけない仕事があるのに脱線して違う事を始めてしまうという欠点があります。逆に周りからはそのアグレッシブさを褒めていただくことが多く、自分の「好奇心旺盛」という性質をそのまま生涯のコアバリューに設定しました。


実は私は「金」についてのコアバリューを設定しません。人より稼ぎたいのは本音です。ですが、私の場合お金に関する考え方をコアバリューに入れてしまうと、上述した「人・物(生活スタイル)・金」に矛盾が生じました。

お陰様でものすごくお金に困っているわけではないので、いずれ金はついてくるものとし、コアバリューにお金に関する事はいれません。

わたしのコアバリューを一文でまとめると

「人の喜ぶ顔がみたいから、飽くなき探究心で常に挑戦し続け、人と一緒に成長したい」となりました。

これが私が足掛け8年かけた自分のコアバリュー=信条になります。


ここからは独り言ですが、絶対に自分の為に金儲けを考えるはやめた方がいいです。実際金持ちは一杯しってますが、大体嫌われ者です。人の為、世の為に自分が貢献することの方がお金より大きなものが得られると思います。この辺まだ若いですが結構悟りました笑


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