3種類の魔術（錬金術）

先日、初めて有料記事をだしました。ご購入いただいた皆様、ありがとうございました！

なぜ有料にしたか？といいますと。濃すぎるためです（笑）通常noteの記事は、誰かに読んでもらうことを考えながら書いているのですが、有料記事の場合、なるべく自分の頭の中をそのまま書くようにしています。

読みやすさより、頭の中の図や構造をそのまま書くことを重視している感じなので「皆さん読んでください！」とはなかなかいかず（笑）結界的な意味もあり有料にさせていただきました。

有料記事をご購入の方は、ゆっくりじっくり「そんなこともあるのかなぁ？」的なユルイ感じでお楽しみくださいませ。

さて、そのnoteにも少々書いたのですが、魔術（錬金術）には、大きく分けて3種類あります。この分け方は、どの位置で何を使うか？という分け方です。

その1、分離のステージでフォーカスの力を使う

これは魔術（錬金術）だけの話ではなく、コーチングや自己啓発。一般的な学習や仕事などにもよく使われる方法です。どこにフォーカスするか？で、現実は大きく変わってきます。

一般的に広まっている引き寄せの法則の大部分は、このフォーカスの力を使っています。自分にとって良いモノを見るようにしよう！ということですね。引き寄せの法則ではなくても、何かが欲しい時は、目標やゴールをハッキリさせた方が良い。ということです。

もちろん、それに伴う努力は必要です。努力することで心理的な反発や反動を穏やかにする効果もありますしね。三次元には基本的に絶対！ということはありませんので、あくまでも望みにしっかりとフォーカスし、それを叶えるための努力を惜しまなければ、望みを叶える可能性があがる。ということです。

魔術なんかでは、効率をさらに上げるため、強く念じた後に、いったんそれをバラバラにして、無意味にしてから、深層心理にすり込む。なんてこともします。これなんかは、心理的な反発も出にくくする方法です。

その2、統合のステージで無効化の力を使う

無効化の力とは、自分の今はいっている枠や、自分の今持っている価値判断を、ゆらがす力です。当たり前を疑う力とも言えるかもしれません。

基本的に自分の世界は、当たり前という前提に支えられています。その自分の世界で、フォーカスを変えるだけでは望みが叶いそうにも無い時、今の自分の世界には自分の望むものが見当たらない時などは、無効化の力を使う必要があります。

とはいえ、当たり前の前提を疑うのはなかなかに難しいことなので、この力を使いたい場合は少々工夫が必要かもしれません。

まぁ私のように探求好きな方は修行するのも、それなりに楽しいのですが（魔術や錬金術では、無効化の修行は欠かせません）時間も手間もかかりますし、通常それほど激しく無効化する必要は、まったくもってありませんので（笑）

無効化の力を使う、手っ取り早い方法としては、場所・人・行動など、いつものルーティンを大きく変えることです。カルチャーショックを受ければ受けるほど、今までの当たり前や前提が崩れやすくなりますのでね。

ただし、その分それなりに負荷もありますので。無効化の力を使う前に「本当に今の自分の世界が嫌なのかどうか？」は、しっかりと見極める必要があります。

その3、還元のステージで自然の力を使う

還元のステージとは、客観と主観の視点を同時に使うステージです。これは、自分の都合と世界の都合を同時に見ることができた時初めて「自然の流れ」というのが見えてくるということです。

しかし、このステージはなかなかに難しいため、大抵の場合の取り入れ方としては、客観を何かに委ねて主観である自分がそれを読み取るか、客観となった自分の行動を後から主観を持った自分が見直していくというように、代行や時差を使うことが多いです。

まぁ、簡単に言いますと。自然や神社、偶然に起きた（自分とは関係のない）出来事などから客観を感じとり、それを主観から読み解いていくか、なんらかの行為を客観に委ね（自分の意図を入れずに何かをし）その後この行為について主観からあらためて読み解くなどです。（卜（占）などはこの傾向が強いです）

この場合においても、それなりに訓練は必要なので、軽い気持ちで深入りするのはオススメしません。これらの魔術や錬金術を使うためには、執着心や思い込み、自己についての取り扱いに注意が必要だからです。

自己が強いまま主観を客観だと思い込んで行動すると、ものすごく突飛な人になったりしますし、自己が薄い人がなんの知識もなく足を踏み入れてしまうと、自分が曖昧になり憑依や脱魂状態のようになる場合もあるので、気を付けましょう。

3種類の魔術（錬金術）には、優劣・善悪などはありませんがー。どれもぞんざいに使うとそれなりにリスクがあります。とはいえ、自分と自分の世界に丁寧に向き合っていれば怖がる必要はありません。悩んだり行き詰まった時は、是非これらの魔術（錬金術）を使ってみてくださいね。

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