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魔術とコミュニケーション

コミュニケーション能力を高めることは、魔術を使ううえで非常に役に立ちます。タロットカードの魔術師というカードにもコミュニケーションという意味があったりしますしね。

まぁそもそも魔術というのは人間関係との結びつきも強いのです。仕事や恋愛も人間関係についての願いですし。お金の願いも人間関係との関わりがかなり強いですしね。お金って信頼があるからお金として存在できますしね。

コミュニケーションというものを魔術的視点から非常にシステマチックにみると。人との接点についてのお話になり。どんな目的でどのような接点を持つのか?ということだったりします。これをわかりやすく分類しますと、目的別に以下のように3種類になります。

★人間関係をスムーズにしたい。という目的からの「型」としてのコミュニケーション。

★相手を思い通りにしたい。という目的からの「コントロール」としてのコミュニケーション。

★お互いの本音を知り仲良くなりたい。という目的からの「自然で正直」なコミュニケーション。

という感じです。これらを意図的に使い分けることができるとコミュニケーションや人間関係の悩みはほとんどなくなりますが。大抵の方はこの3つのコミュニケーションはかなり複雑に混同されているため、なかなか上手くいかないことが多いです。

ちなみに「魔術を使おう!」と闇雲に「コントロール」としてのコミュニケーションを使いまくると。コントロールしたい!という思いに自分がコントロールされることになり本末転倒ですので(笑)あまり安易に他人をコントロールしようとしすぎないよう。ご注意くださいませ。

何かを思い通りにしようとすることは。何かを常に見張り続けることでもあり。縛ることは縛られることでもあるのです。ですから「自然さ」からあまりにも逸脱してしまうコントロールというのは。自分の世界を歪ませることにもなる。ということです。

まぁ魔術師ではなくてもコントロールというのは魅惑的なものです。もしかしたら「誰かを思い通りにしたい」というコントロール欲や支配欲はない人の方が珍しいのかも知れません。

とはいえ、当たり前ですが。コントロールしたり支配すれば相手は自分の本音や本心は言えなくなります。コントロールした相手があなたに本音を言ってくれないとしてもそれは諦めるしかありません。

「そんなの不自然だから嫌だ!」と感じてもそれがコントロールなのです。コントロールから抜け出し、お互いの本音を知りたいのなら。自分の聞きたくない相手の本音を聞く覚悟が必要になります。

まぁこの覚悟ができると。コントロールも支配もしないことになりますから。結果的に相手からは好かれる可能性はあがります。もちろんコントロールしないということですから、そうではない可能性もありますが。人は基本的にコントロールしたり支配したりしない人のほうを好みますので。

まぁどのようなコミュニケーションを使うにしろ。まずは目的を考えることです。闇雲に人から好かれれば良いというわけでもありませんし。かといって無駄に嫌われる必要もありません。

自分の目的をしっかりと見つめ、どのようなコミュニケーションをとるか?をたまには見直してみるのも良いかもしれませんね。


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