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今職場などで辛い人にためしてもらいたい、水風呂リセットと「お菓子お断り」(前編)

私はいただいたお菓子を食べない

お菓子は好きです。
だんだん小麦のアレルギーがひどくなって鼻水が止まらなくなるので食べられる種類は限定されていますが、おいしいですよね、お菓子。
小麦や化学調味料への反応がひどくなってからも、週末とか、仕事に影響しないだろうというタイミングで自宅で食べたりしていましたが、水風呂を始めるようになってから、以前はそうしてまで食べていた大好きな雪の宿とかがだんだん食べれなくなってしまいました。さびしい。
 
 職場でよくお菓子をいただきますね。
特に女性の多い職場なんて、お菓子の交換が社交辞令みたいになってたりします。
これを言うと歳がばれますが、私が働き始めたころは、どなたかの出張や旅行などのおみやげでお菓子が配られる時以外は、お菓子はおろか飲み物も仕事中に自席でいただくのは一般的ではなかったと思います。
 某菓子メーカーの置き菓子サービスが始まったのが2002年とかぐらいだそうですが、今では、飴ならOKとか個包装ならOKとか職場によって制約はあるにしても、「デスクでお菓子」は珍しいことではなくなりました。

 以前は私もお菓子のやりとりをしたりいただいたお菓子を仕事中に食べたりしていたのですが、ある時点から一切食べなくなりました。
その経緯を書きたいと思います。

個人でもお菓子で刺してくる

 専業主婦だった私が数年前に働き始めた会社も、女性が多い職場だったのでもちろんお菓子の交換は盛んでした。私もあげたりいただいたりして普通にデスクで食べていました。
 この最初の会社のことを書くと本当にちょっとたいへんなので詳細はすっとばしますが、ここの職場で体を壊してしばらく働けなくなって、復帰したところから書こうと思います。
(ここの職場でホイホイお菓子をいただいて食べたりしなければ、あんなにボロボロになることもなかったんではと今では思っています)

 しばらく休んで派遣で働き始めたところは、期間限定ですがその地域では破格に給料のよいところでした。期間限定で大量に人を集めるので、ちゃんとした人からそうでない人まで幅広く揃ってる、多めに採っておいて削っていくスタイル、そんなところでした。
 
 そこで同じタイミングで入社した一人の大柄な女性が、初日から私に失礼なことを言ってマウントを取りジャブをかましてくる人で「あんまりかかわらないでおこう」と思っていたのですが、その人が次の日、包装された黒飴を差し出して「これわざわざ●●でしか売ってないのを買ってきたんだから食べて」と言うのです。
 どう見たってその辺で売っている黒飴だし、今なら絶対そんな怪しいの食べないのですが、強引に繰り返すので仕方なくいただいて食べたんですね。本当に食べなきゃよかった。
 
 これは推測ですが、その女性本人も「私の妹は能力者なの」と繰り返し言っていたのでそういう何かしら「術」が使える人だったのでしょう。
 
 シフト制だったので席はその日その日で変わるのですが、とにかくその女性はことあるごとに、私に対して聞こえよがしにほのめかしたり気に障ることを言うのです。
 そして私もそんなの放っておけばいいのですが、どういうわけだかそのひとつひとつに、とにかく異常に、自分でも説明がつかないほど腹がたったりムカついたりでものすごく気持ちが揺さぶられるのです。
 その女性がどこの席なのかいつ休みなのか、毎日毎日気になるぐらいものすごく神経が持っていかれて、職場でだけでなく家に帰ってさえもイライラして、まさに昨日の引用で紹介したように、ブンブン揺らされて振り子にエネルギーを取られている状態でした。

振り子は重要性というチャンネルを使ってエネルギーを受け取る。短期間だけ作用するバンパイアと違い、振り子は人間が自分の思考エネルギーを振り子の周波数で送ってくる間、ずっとエネルギーを吸収することができる。そのようなエネルギー放射の強さは重要性に比例する。

ヴァジム・ゼランド著 振り子の法則トランサーフィン 腸スピリチュアルな夢実現/幸福獲得法
第1章 落胆、ストレス、疎外感、疲労、無気力 エネルギー不足のあなたに伝えたい秘伝のパワー充電法 P34

 ※その頃はもうゼラント氏の本は持っていたのですが、全然読めていなかったのです。ここの引用部分にも気が付いていませんでした。

 上記引用では「振り子」つまり集合体のことが書かれていて、個人のバンパイアは「短期間だけ作用する」と書かれてありますが、
経験上、どうにかして設定をすればお菓子等を食べさせることで個人であっても振り子のように「人間が自分の思考エネルギーを振り子の周波数で送ってくる間、ずっとエネルギーを吸収することができる」のだと思うのです。
ですから私は、職場はもちろん家に帰ってからも、イライラと彼女のことを思い出してムカついている間はずっと彼女にエネルギーを供給している状態だったのだと思います。

 その頃はもちろん「水風呂」なんてしていなくて、自分なりにいろいろと術を返すようなことを試行錯誤していたと思います。
 幸運なことにしばらくして私は別のフロアに移動になり、結局彼女はそんなに仕事ができる人ではなかったのかその後更新にならず辞めていきました。
 一度お菓子を食べさせることで紐づけできる「期限」もある程度限られていたのかもしれません。

 そんなわけで、「どうやら人からもらったお菓子は食べるもんじゃないらしい。やばい」と経験則で感じ、「今後は人からいただいたものは決して食べない」ということを決めるのですが、その後働いた職場で連続して起きたことを通じて「やっぱり食べてはいけないな」と確信することになりました。


「なんで食べないのぉ!」 1社目

 皆さま、ある程度名の知れた会社の職場で、皆に配られたお菓子を自分だけ食べずにいたら、ある程度の地位や権限のある男性が自分のすぐ近くまでにじり寄ってきて「なんで食べないのぉ!」って覆いかぶさるようにして怒鳴ってきたら、どう思います?それも異なる会社で2回も
 もう、「うわ、絶対食べたらいかん。金輪際食べん」って思いますよね。確信を深めますよね。何企んでるんだよ?としか思いませんよね?
そのエピソードについて話したいと思います。

 先に紹介した女性の個人のパターンとは違い、これから紹介するのは会社組織になるのでまぁ「振り子」による「ずっとエネルギーを吸収」というのは可能なのでしょうが、
「エネルギー放射の度合は重要性に比例」ということなので、
派遣社員の場合、正社員と比べて待遇もしれていますし「いやならやめるわ。更新せんわ」ということですぐ辞められる=組織に対して感じる重要性が低い、ということで、エネルギー吸収のためにお菓子による補強?が必要だったのではないかと思うのです。
また、組織の場合、上記女性のように「揺らす」つもりで言葉や言動で揺さぶりをかけると、うまくやらないと様々なコンプライアンスにひっかかる場合もありますしね。
 まずは、まあすごかった1社目の話を。

 そこはひどい会社でした。ホントに名前を出したいくらい。誰もが知ってる有名な会社です。
 上記に書いたのと同じような期間限定の事務局の仕事で、大量に採用してふるい落としていくスタイルなのですが、そのくせお給料はあまりよくなくて、無茶な目標設定を課し、業務が消化できていないのに残業代を出したくないのか残業させるのを渋り、そのせいでさらに業務が滞り、結果ひどいやっつけ状態で納品するという、ほんと依頼元に実情をチクりたいぐらいのところでした。
 入社1か月で同期は10分の1になりましたし、また、先に入った人たちが頑張った末に擦り切れて辞めていくのを見るのは辛かったです。
  私は仕事の内容自体は向いていたのか苦ではなかったのですが、上記のような状態の会社で(いちいち詳しくは書かないのですが、それ以外にもいろいろ職場環境もひどく、もう目の下がクマで真っ黒になるぐらい消耗しました)、1度は更新しましたが2度目更新時には「もう更新しない」と派遣会社に伝えました。契約終了日の2か月弱前ぐらいだったでしょうか。
そうしたらどういうわけなのか引き留めが異様にひどく、大手の派遣会社でしたが「もう今後はお願いしません!」とけんか腰にならないといけないぐらいでした。

 その職場でも度々お菓子を配られることはあったのですが、私はもちろん食べることなく持ち帰り、途中で捨てたりしていました。
 管理者が渡すときに「これ、おいしいらしいよ」と声をかけてきたり、「これは●●部長からの労いの●●で」みたいな感じで珍しい高級菓子が配られたこともありましたが、そんなもん、身の安全には変えられませんのですべて持ち帰り処分していました。

 そんなある日、その職場で2番目に権限のある男性が、シュークリームやエクレアなどいわゆる生菓子ですね、すぐに食べないと傷むやつ。それを人数分買ってきて管理者に配らせ始めたのです。
 「持ち帰りは許さない」「今食べろ」という強い意志を感じますが、どうせ食べないのですから私には関係ありません。「ありがとうございまーす」と普通に受け取って誰も見ていないうちにそっと鞄にしまいました。
 そしてしばらく仕事をして気が付くと、件の上司が私のすぐ近くまでやってきていました。そして座っている私にかぶさるようにして怒りの形相で「なんで食べないの!」と言うのです。
 私はとっさには声が出ず顔を見上げたまま「なんで私が食べてないの分かったの?しかもそれ言う?」と思いながら固まっていました。
 上司はまずいと思ったのか、それ以上は何も言わずすぐに去っていきましたが、「本当に食べさせるつもりで来てるんだな」と感じました。

 とはいえ、「無理やり口をこじ開けて食べさせることなんてできないんだし、なんとかかわせるだろう」と思っていたら、その後さらに状況が変わりました。

 契約終了まであと1か月となったとき私は配置換えになり仕事内容も若干変わりました。
 そこでは左隣が私と同年代か少し年上の同期入社の女性、右隣が先ほどの上司のお気に入りのやや若い男性、そして斜め後ろが朝お手洗いなどで会った時お話をする女性と3名に囲まれるようになりました。
 この3名からのお菓子の攻撃がまあすごい。
なかでも一番すごいのが左隣の女性からで、百貨店で買うような高級なお菓子からちょっとお高めのコンビニスイーツ、各種おせんべいやクッキー、青汁やオリゴ糖、果てはなぜかボディクリームまで、毎日毎日繰り出してくるのです。断っても断っても押し付けてきて「お返しが大変なので本当にごめんなさい」と言っても聞いてくれない。
 一番最初に書いたような女性だったら完全無視するのだけれど、その人は本当に感じのいい優しい人で、それがまたかえってたちが悪い。きつく断れないじゃん!
 もちろん断り切れなくていただいても一切食べないし、ボディクリームなどはさすがに高級なので「香料がだめで」とか言ってお返ししましたが、いったい総額いくらかかってるのか、異常です。
 その方から「やっぱり仕事続けないの?」と聞かれて「辞めますよ」と言った時の彼女のがっかりした顔。
 首尾よく私にお菓子を食べさせて「会社やっぱり辞めません、続けます」って私に言わせたら「昇給」とかそんなだったのか。
 それって、どうなんだろう。
そんなこと派遣社員に指示する会社も考えられないし、それに普通会社にそんなこと「やれ」って指示されたとしてもやります?
「『あいつがお菓子を食べるまで毎日毎日買って渡せ』って、そんな変なことしたくないです」って普通は断りますよね。
 でもそうとしか考えられない異常さでした。
 隣の男性もちょこちょこハイチューとかキャンディーとか、後ろの女性も綺麗に包装されたお菓子とか渡してきて、もうほんとにジェットストリームアタック状態。
 
 そしてある日あの上司が業を煮やしたのか、フロアで残業していたスタッフに全員に向かって「お疲れさん、今日は私がおごるから、●●コの置き菓子を好きなの1つ食べてもいいから」と言うのです。
 もちろん食べません。「そうか、配ったり渡したりだけじゃなくて置き菓子もダメなのか。」とひとつ勉強になりました。

 そこは、これをいうとオカルトになるのだけれど(今までの話も十分オカルトですが)、本当に体にも攻撃されている感じがあって、実際に体に痛みを感じることがあり本当に辛かった。それでも契約満了の最終日まで勤めましたけれどもね。

 ここでは実際に術を使っているのが誰か判別するのに確信が持てなかったです。あの男性上司だったのかしら。

 もうこんなのこりごり。
 ここでお菓子を口にしていたら、最初の会社みたいに体がガタガタになっていたかもしれません。

 それからは、もう誰も信用せず連絡先も教えない、食べ物等いただかない、断れなくても食べない、なんならその会社の敷地内で手に入る飲食物は口にしない これを指針にやっていこう、と心に固く誓いました。

 そしてそのあとで働くことになった会社でも、まさに同じようなことが起きたのです。(続く)


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