iPadでオススメのノートアプリはGoodnotes？Notability？どっちがいいかレビュー
ノートアプリを買うためだけにiPadを買う価値があります。
ただiPadを買うにあたってノートアプリ選びに悩む人も多いはずです。
どれを買うか悩んだら、GoodnotesかNotabilityが間違いなくオススメです。
しかしどちらが良いのか？
では結論から言います。
両方買うべき。
…これでは身も蓋もないですね。
どうしてもどちらか片方だけ選びたいなら以下のポイントを参考にしてください。
Goodnotesがオススメの人
PDFをたくさん使う
ファイルを共有してコラボレーションしたい
買い切りのアプリが欲しい
Notabilityがオススメの人
会議や授業などで録音したい
デジタルプランナーを使いたい
無料のノートアプリが欲しい
これで終わり、ではなく、それでは本題に入ります。
各ノートの比較と特色を挙げます。
見た目
UIは大事ですね。
こちらがGoodnotes。
シンプルであると言えます。
ただフォルダを作れるので見やすいし分かりやすいですね。
ノートを開いた画面の見た目はこちらです。
過不足無くちょうどいいですね。
次はNotability。
このようにテーマを変えられるのが特徴です。
テーマはどれもおしゃれです。
こちらがノートを開いた画面です。
凄くシンプルですが必要十分で、ごちゃついてなくていいですね。
また、ペンを右のようにツールバーとして登録して、色等を変えたい時に使いやすいです。
ツールバーの位置は自由に変えられます。
Goodnotesは真っ白なのですが、notabilityは若干紙っぽさがあります。
notabilityは用紙の色も変えられます。
ただしnotabilityは表紙を設定出来ません。
1ページ目に画像を貼るなりして無理やり表紙にする必要があります。
これはかなり気になる人も多いでしょうね。
しかし個人的に見た目はnotabilityが上かな、と思います。
ノートアプリとして
まず書き心地は互角と言っていいでしょう。
Goodnotesもnotabilityもどちらも良いです。
こちらがGoodnotes。iPhoneとの同期もシームレスですね。
こちらがnotability。
右のアプリはNoteshelfです。
Noteshelfも良いアプリなのですが、大きな機能のアップデートがされていませんしGoodnotesも録音に対応したため、第1候補には挙がりづらいという印象です。
また、ぶっちゃけ話なのですがnotabilityの機能はどんどんGoodnotesにも採用されています。
この図形を書いたときに長押しすると綺麗にしてくれる機能はnotabilityオンリーでしたが、Goodnotesにも搭載されました。
無限縦スクロールもnotabilityの特権でしたが、Goodnotesにも搭載されました。
しかしnotabilityのほうが繋ぎ目が自然で、またページを自動で追加してくれるためシームレスです。
ただノートの画面サイズはnotabilityのほうがやや大きめです。
それに加え、Goodnotesは用紙を縦持ちか横持ちか選択して、向きを変えたらサイズも変わってしまうのですが、notabilityは縦持ちでも横持ちでも常にフルサイズで表示されます。
手書きOCR
これはnotabilityに軍配があがります。
Goodnotesも精度は悪くはないのですが、直接書いた文字を何故かノートで変換できず、コピペして貼るという手間が必要になります。
こちらがgoodnotes。
一方notabilityは完璧に変換してくれました。
ここまで字が汚い人は少ないと思いますので精度はあまり気にしなくていいと思います。
ただ走り書きをするならnotabilityですね。
そして、数式の変換はnotability独自機能です。
使う人にはありがたい機能だと思います。
画像の貼りやすさ
これはGoodnotesのほうが貼りやすいと言えます。
Goodnotesはツールバーに画像アイコンがあるうえ、小さいですが一覧に表示されます。
しかしnotabilityは綺麗なノートを取るための機能として、画像を貼るとき位置を補正してれます。
両方ともサイズや向きは自由に変えられるので、困ることはないでしょう。
ただ、notabilityはノートにGIFを貼ると動くという特徴があります。
マーカーの引きやすさ
これはGoodnotesのほうが引きやすいと感じる人が多いかもしれません。
Goodnotesはマーカーを自動で補正してくれます。
一方のnotabilityは長押しすると綺麗に引けます。
手書き風のマーカーが好みならGoodnotes、綺麗にハイライトしたいならnotabilityですね。
ノートの取りやすさ
Goodnotesは投げ縄ツールで、選択範囲をスクショし、保存したり別のノートに貼ったりできます。
PDFを見つつ要点ノートを取りたいときに便利な機能です。
一方notabilityはノートを2つ開く機能があり、サイズも自由に変えられます。
縦だけでなく横にも配置できます。
なのでさっとメモを取りたいときやら読みながらガシガシノートを取りたいときに便利です。
スプリットビューを併用すれば3つ開けます。
録音
これまたnotabilityの特権でしたが、Goodnotesにも実装されました。
notabilityの録音の特徴はなんと言っても録音が書いてる内容とシンクロすることです。
録音しておくと、タッチすると書いていたときの音声が再生され、再生するとその音声が流れていた時書いていたことが表示されます。
また、倍速なども出来ます。
Goodnotesも録音しているときに書いていた内容は表示されますが、タッチしてもそれを書いていたときに録音していたことは再生出来ず、若干カクカクです。
録音はnotabilityの方が優れていますが、軽く録音したいだけならGoodnotesでも十分です。
PDFアプリとして
これはGoodnotesにかなり軍配があがります。
まずGoodnotesはPDFやノートを複数タブで開けるため 、いちいちPDFを探してまた選ぶ必要がありません。
さらにPDFのアウトラインも見れますし、追加も出来ます。
そして何より凄いのが検索。
全PDFの本文やアウトライン、手書き文字を一瞬で表示してくれます。
この機能のためだけに買う価値があると言っても過言ではありません。
notabilityも全文検索は出来ますが、Goodnotesのように表示まではしてくれないです。
なのでPDFを大量に扱うならGoodnotesがおすすめです。
価格
Goodnotesは買い切り1500円、notabilityは年間1480円。
ただ両方とも無料お試し版があります。
goodnotesの無料版はノートが3冊まで作れます。
1冊しかノートを使わないなら何の問題もありません。
しかし大量にPDFを入れたいなら購入必須です。
notabilityの無料版は手書きOCRやデバイス間同期は出来ません。
しかし録音含めほぼ全ての機能が使えます。
notabilityがサブスクリプション制になった時はショックでしたが、無料でも十分な人も少なくないと思います。
また、notabilityのサブスクリプションは高品質なプランナーが格安で使えるというメリットがあります。
goodnotesで同じくらい出来がいいプランナーを買うと2000円します。
Planner for iPadという人気プランナーアプリもありますが、こちらもプレミアム版は年5040円します。
なのでプランナーを使いたいならかなりお得です。
結論
とりあえず無料なので両方入れるのがオススメです。
必要に応じて課金しましょう。
個人的には、PDFはgoodnotesに一任して、ノートとしてはnotabilityを使う方法がオススメです。
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