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人生を競技化すること

 齢15歳にして日本人の王道ルートである高校生活を投げ出した(思わず投げ出してしまった)僕は、人生のあらゆる場面における競技性に思うところがある。競技とは本来技術の優劣を争うことを意味するが、僕にとってそれは人生を豊かにしてくれる不可欠なものだと錯覚していた、というより自分が競技に打ち込んでいるうちはいつだってそうだった。  錯覚といったが、競技というものはその立場に立つものだけが分かる価値がある。  僕たちは普段何の気なしに食事を取っているが、ことフードファイターの視点に立

    • 僕は神が好き

      小さい時から、何が好きか、何になりたいかって聞かれた時にはその時たまたま思いついたものしか口に出せないような性格だったが、大体の人はそれが正解と思い込んで回答するしその思い込みが正しいこともある。人の好みが容易に移ろうのは当然のことで、昨日まで好きだったものを今も好きって言える余裕が無い人は、今だけ好きかもしれないものを好きっていう権利があるのか?って時々思うんだけど  それでいうと、僕はその余裕がない人間で、だからこそ他人が言う「好きなもの」を疑ってしまうし、自分自身が好き

    人生を競技化すること