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浮気され人間不信になった女がSexyZoneに人生を救われた話

中学のとき内担だった私は、あの事件で無期謹慎となった彼を2年ほど待ち続けるが、グループには帰ってこれないということを確信したのをきっかけにヲタ卒。そんな私が大学卒業間際、突如SexyZoneのヲタクになった。

あのときの私は、人間不信になっていた。
初めてこんなに人を好きになったと思っていた彼氏に遠距離で浮気され、確実にメンヘラ化していた。浮気されても好きだから、とバスに乗って会いに行く。普段倹約家な方だが彼のためならお金も惜しまなかった。が、仲が良いと思っていた友人もその彼の事を好きで、実は友人と元彼も浮気関係にあったことを知る。
道理で元彼のことを事細かに聞いてくると思った。あぁ、人間なんて信じられない。あのときの私は相当黒かった。同じことをやり返してやろう、と浮気の仕返しをしたりしていた。深夜のドロドロ系ドラマかよ!そんなばかげたことをして何になるのか、とSexyZoneに出逢えた今なら分かる。
もっと早くSexyZoneに出会いたかった。
でもきっと、あの頃出会えたからこそ、今こうしてファンでいられるのだ。

SexyZoneがデビューした当時Mステを見ていたのだが、「何この子供たち」と全く興味皆無だった。が、一人だけ私のどストライクの顔面の子がいるのは覚えていた。

そう、中島健人である。しかし<イケメン=浮気する、クズ>という偏見を持った私はもうイケメンなんて信用しない、と心に誓う。そんな私に友達からあるNeverまとめの記事が送られてきた。

「この中島健人って子、面白いよ!」

そこには、握手会で神対応エピソード、靴が脱げてしまった女の子に「シンデレラ、気をつけて!!」と声をかけるといった数々の不思議なエピソードが綴られていた。
なにこの人・・・と思っていると、「CANDY~Can U be my BABY~」というこれまたマカ不思議な自作の曲があることを知る。歌詞を見ると「LOVE!!KENTY!!」の文字。なにこれ自分で考えたの??あまりにも頭がぶっとんでいて思わず笑いが出た。最後にはファンと恋愛に落ちる自作のポエムを読んで完全にロックオンしてしまった。

イケメンなのに、なんでこんなに変なんだろう??

そうこうするうちにFCに加入。
初めて会いに行ったのが、SexySecond@横浜アリーナ。我ながら行動力すごい。
今まで関ジャニ∞やKis-My-Ft2のライブに行ったことがあったが、それと比べると歌もダンスもトークも全て及ばなかった。

だが一つだけ、どのグループにも負けないものを持っていることに気付いた。確実にSexyZoneが次の時代を作る、絶対に売れるという確信をした。

それは、「愛」だ。
セクゾを語る上でファンはやたら「愛」とか「世界平和」という言葉を口にしていて、素人目から見ると???だと思う。が、この意味はぜひライブに行って体感してほしい。
彼らの「愛」は本物だ。容姿・生き方・性別・国籍、どんな人へも平等に、愛を持っている。「愛してるよ」と伝えてくれる。「生まれてきてくれてありがとう」と肯定してくれる。
絶対に人をばかにしたりしない。自分を大切に、誰かに依存することなく自立することの大切さを教えてくれた。

そこから私の生き方・人生観の全てが変わった。
イケメンへの偏見を持っていた私はとんでもないことに気付く。中島健人・菊池風磨・佐藤勝利・松島聡・マリウス葉、こんなに顔も性格も心から綺麗な人はSexyZone以外いないと。だから現実にいるイケメンは浮気だってするし、クズなやつだっている。だってSexyZoneと同じレベルを求めるなんて不可能なんだから。

そしてもう一つ。人は外見ではなく、心の美しさこそ大切なのだと。健人はもちろん美しいが、なによりも心が美しい。

「相手が言葉のナイフを出してきても自分は言葉の花束を」

「どんなに辛くても右手はピースサイン」

「不幸と思わなければこの世で不幸なことなんて1つもない」

健人は強いけど、弱い。弱いけど、ファンの力を強さに変えている気がする。ソロコンの初日や、ここぞというとき、いつも手が震えている彼を守りたいと思った。いつも100%全力で、完璧な姿を見せてくれるけど、少しぐらい完璧じゃなくたっていいんだよって。この人はうそをつかないし信じられると思った。

今まで面食いだった自分を殴りたい。健人に出逢ってから、元彼を見ても、かっこいいなんて1ミリも思わなくなった。そして、今は心の美しい旦那と結婚している。(健人に出逢っていなかったら絶対に付き合っていない)

SexyZoneを好きになって、私は人生をSexyZoneに捧げると決めた。(依存はしないよ!)
SexyZoneをトップアイドルにしたい。
SexyZoneは本当に地球を救うと思っている。差別や偏見のない世界、戦争のない世界をSexyZoneがトップになることで実現できるかもしれない。そんな一大プロジェクトに参加させてもらい、一緒に地球を救えるなんて夢みたいだ。

まだまだ結果は出ないけど、「彼らが頂点を目指す」と言ってくれる限りは全力で応援したい。ただ、一番は5人が幸せでいてくれたらそれでいいのだけれど。

とにかく私の人生はSexyZoneに出会って、絶望のどん底から生き甲斐を見つけ、キラキラ輝く人生に変えられたということ。
そんな人が1人でも増え、愛と幸せにあふれる世界になりますように。