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スタートアップの「資本政策」についてのメモ

スタートアップの資本政策について、「起業のファイナンス」、「スタートアップ投資ガイドブック」を参考にしたメモです。

「資本政策」とは?

基本的に「誰から、どのような手法で、どれくらいの資金を調達すべきか」の検討のことをいいます。

スタートアップ に限った文脈においては、下記のとおり。
調達手法
①株式か新株予約権(付社債)か
②株式の場合、普通株か優先株か、優先株の設計如何
調達額等
①バリュエーションをどう設定するか
②誰からどのくらいの額を調達するか

資本政策は株式に関わる戦略であり、株式は通常、議決権(会社のコントロール権)を持つため重要。なお、資本政策は原則として後戻りが効かない

議決権の事例(日本の会社法の場合)

投資家が株式50%以上を持つ場合:
役員を思い通りに決められる。

投資家が株式33.3%超を持つ場合:
定款の変更、募集株式事項の決定などが可能。


上記の通り、資本政策はスタートアップの今後の経営方針を左右する重要事項であるため慎重に考えないといけませんが、この辺りの知識はモンゴルでまだまだ普及していないように感じており、こちらにメモしておきます。




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