母の料理

こんなことを書くと怒られそうなんだけど💦

私の母は料理が得意ではありません(笑)
いい母の代名詞ってお料理上手みたいなとこありますよね。母は自分の料理嫌いのみならず、私が料理するのを見ることもあまり好きではないようで。
料理に時間を取られるなんてもったいない!といいます。人が料理するのを見るのも嫌なんて料理嫌いもここまでくると筋金入りですね。
だからみんなからよく聞くこのフレーズ。

子供の頃に作って貰った懐かしのおやつ*°♡
母の味(*´ω`*)

こういうのに漂う甘い思い出がないんです。憧れだけはめっちゃあります(笑)
それでも私は小さい頃から食いしん坊ですから、おやつをせがむ私に母は料理できないなりに何かと作ってはくれました。
そのなかでも私の記憶の中に強烈に残っている母の料理があります。

土曜日の午後、学校を半日で終えて家でお昼ご飯を食べます。その時に登場したみたことのないもの。嗅いだことのないにおい(笑)
出されたお皿には白く濁ったスープのような液体。。
母「これはさとちゃんのおばちゃんに教えてもらったんやで♪」
さとちゃんのおばちゃんというのは父の姉、私の伯母です。すぐ近所に住んでいます。
料理の腕はこれまた謎に包まれています(笑)
母と同じタイプです。習う人まちがってるよね!!

さあ、ここから白く濁ったスープの解説ですよ。想像して下さいね。

お湯を沸かし、ゆで中華麺と少々のキャベツ、豚肉を入れて煮る。

野菜が柔らかくなったらとんかつソースを加える。

味の素とか適当に入れてみる。

出来上がり!!!

どうだ!!!

私の味の記憶をたどって作り方を推定してみたけど、ほとんどこのとおりに違いない💦
見た感じ、うっすらソースの色した白濁汁に豚の油が浮かぶ。麺や具はよく見えない。汁が多い。ソースの酢が熱で気化してむせる。
塩気はソースのみ。ダシの味はない。麺は柔らかい(伸びてる)

やっとこ1杯平らげる。。。。
もういらない。。

この後何度か作ってくれたけど、あんまり喜ばれないと悟ったのか母は作らなくなりました。カップラーメンが食べたい。。。

それから大人になるまでこの料理の事を母と話すことはなく生きてきたのですが先日、母や伯母の出身にほど近い、信州の伊那というところのご当地グルメをネットで目にしました。

似てる。。。( ̄▽ ̄;)
でもこれのがずっと美味しそう。。
スープが少ないしダシも効いてそう。

母のはほぼ湯の味やった。

で、その話を母にしてみてもよく覚えてないと言います。他にもいくつかの記憶に残るおやつや料理に関してもあんまり覚えていないと。。。結局、考えて作ってないんですね!!(笑)

子供心にも言えなかった、ローメン不味かったと言う言葉を今、何かにつけて持ち出す私ですが、また作ったるわ!!と言い返す母の言葉にちょっと期待しています。ちょっと食べたい気もします(笑)

そんな母ですけども、料理以外のことはすごくて、めっちゃ働き者です。憎まれ口も得意です。私が下手な口をきくと10倍くらいになって返ってきて凹まされます。勝気な母です。

料理くらいは私がするわ💦
その方が平和やし。。😅

【最近のナナオさん】

結婚以来増え続けたモノを断捨離中
だいぶ捨てた気がするのに減ってない💦
あれれ?
スッキリ生まれ変わったように暮らしたいな(笑)

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