引き続き動画・noteをご覧いただきありがとうございます。 前回まではバブル崩壊後の経済政策の迷走を振り返りました。 最後は不祥事により総裁が辞任となり、日銀は改革待ったなしの 状況に追い込まれたと言っていいでしょう。 そんな逆風の中、日銀はどのように難局に立ち向かったのかを 解説していきたいと思います。 “独立性と政府との軋轢” 第28代 速水優(1998年3月~2003年3月) ◆混乱の中での総裁就任 前任の松下氏が汚職事件の責任を取り辞任しましたが、後任人事
皆様はじめまして。 マネースクールと申します。 植田日銀総裁就任後、日本の金融政策に対して大いに関心が集まっています。 しかしながら、日銀が今まで何をしてきたかについて知る機会は残念ながらそう多くはありません。 ここでは日銀と日本経済の歴史を振り返ることで、理解をより深めていただければ幸いです。 日本経済と日銀ヒストリー その① ”プラザ合意とバブル経済” 第25代 澄田智(1984年12月~1989年12月) ◆プラザ合意の形成まで 1971年まで日本は1