やる気を出す方法。意外と簡単です。

もうすぐ夏休みが始まる学校が多いと思います。

せっかくの長い期間の休みだから、勉強でもいいですし、何か時間をかけてやりたいと思っていたことがありませんか?

しかし、夏休みが始まると、

「まだ始まったばかりだからいいかな。余裕あるな。」

とか、

「まだ◯◯日あるから大丈夫かな。やる気が出たらやろうかな。」

とか思っていると、

「まだ半分あるかな。大丈夫かな。」

みたいに時間が立っていき、いつの間にか終わりに近づいているという経験、ありませんか?ありませんでしたが?

これって人間の行動心理を考えると自然にそうなるんですよ。だから、多くの人が「その通り」と思うんです。私も経験あります。

これを打ち破る方法を紹介します。そういう自分にならないために、この先を読んでみてください。


真っ先に一番大事なことを書きます。

人は何かをやる気になったから行動するのではなく、行動するするからやる気になるのです。だから「やる気になってからやろう」は間違いです。

まずはこの事実を知りましょう。だからやる気を出すには行動を始めるしかないということです。ではどうやって行動を始めれば良いでしょうか?


人の行動は習慣により決まっていて、普段やっていないことをやるのは抵抗があるものです。例えば食事の時に1口ごとに30回噛んで食べなさい、と急に言われたらどうでしょう?普段意識していないと、結構面倒なことで、言われなくなったらやめてしまう人が多いのではないでしょうか。

その逆で、例えば食事をした後に歯磨きをする習慣がある人は、歯磨きをすることに抵抗はありませんよね。むしろ歯磨きをしないと気持ち悪かったりしませんか?それが習慣です。習慣化されたものは抵抗がないどころか、その習慣をやらないと気持ち悪いと思ってしまうものなのです。


だからあなたも、この夏に勉強を一生懸命やりたいと思ったのなら、例えば

「ご飯を食べたら必ず机に座って5分は集中する。」

のような行動スイッチを決めてください。この行動をした後は必ず机に座るということを決めるのです。そしてそれを実行することを決めます。

例えばこのように決めた人が、1日時間を取れるのなら、朝昼晩の3回机に座れることになります。こうすると、勉強に触れる機会も多くなり、勉強することに抵抗が、だんだん少なくなっていきます。勉強することに抵抗がなくなってきたら、少しずつ1回の学習時間を増やしていくと良いでしょう。


変な言い方ですが、最初から頑張りすぎてはいけませんよ。最初から長時間「頑張り」すぎてしまうと、次も同じくらいやらないと達成感が感じられず、やる気が削がれてしまう可能性があります。1回1回は無理せずちょっと物足りないくらいでやめて、次に取っておくということも大切です。そうすると、次に始めるときにすぐにやることが思いつき、スムーズに続けられます。1回1回を頑張ることよりも継続することを1番頑張るのです。


こういう習慣づけができると、いつの間にかやる気が出ていて、夏休みが終わるころにはやり遂げた自分に出会えることでしょう。そうなれるといいですね。


今回は習慣化の話で、勉強の具体的方法には触れていません。勉強方法についてもうまくできないという人は、学校の先生に聞いたり、YouTubeで検索したりしてみてくださいね。

また、これは勉強以外のことでも何か頑張ろうと思えば、ここに書いた考え方を勉強以外のことに置き換えてやってみてくださいね。


今日から習慣化をしてみよう!


別記事でも「やる気」動画を紹介しています。
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