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#9 デビットカードのすすめ

皆さん、こんにちは!
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日はデビットカードを取り上げます。
デビットカードは日本では利用はあまり普及していませんが、英国ではクレジットカードの取得審査が厳しい一方で、銀行口座の開設時にデビットカード機能付きのキャッシュカードが貰えるので、決済手段として広く普及しています。

デビットカードにはクレジットカードと異なるメリットがあるので、今回の記事を通じて理解を深めていただければ幸いです。


デビットカードとは?

デビットカードは、カードでの支払いと同時に銀行口座から即時お金が引き落としされる仕組みのカードです。

クレジットカードと異なり、デビットカードは発行時に審査が無く、満15歳以上(中学生を除く)であれば発行できます。
多くの場合、デビットカードにはキャッシュカード機能が付いており、ATMで現金を引き出すことなども可能です。

デビットカードの主要な国際ブランドは、専らJCB、VISA、MasterCardであり、JCB、VISA、MasterCardそれぞれの加盟店で使用できます。

メリット

①口座残高までしか決済できないため、使い過ぎを防げる
デビットカードは銀行口座の残高分しか使えず、残高が不足している場合はエラーが表示されて支払ができません。そのため、お金を使い過ぎる心配がありません。

②利用金額に応じたキャッシュバックやポイントという特典がある
日本の多くはデビットカードは、利用金額に応じてキャッシュバックやポイントが得られます。例えば、ソニー銀行のデビットカードは、優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額に対して最大2.0%がキャッシュバックされます!
クレジットカードでは多くの場合、1.0%程度のポイント還元しか得られないことを考えると、2.0%のキャッシュバックは驚異的な還元率だと思います!

③外貨での支払い、海外ATMでの現地通貨の引き出しが出来る
一部のデビットカードでは、外貨による決済や、海外のATMで外貨を引き出すことなどが出来ます。
例えば、ソニー銀行のデビットカードでは、事前に外貨普通預金口座に外貨を用意しておけば、手数料無しで外貨での支払いが可能です。また、外貨普通預金口座の外貨を海外ATMで引き出すことも出来ます(ただし、一定の手数料がかかる)。
私は、英国に海外赴任してから現地の銀行口座を開設するまでの間、海外手数料のかかるクレジットカードではなく、ソニー銀行のデビットカードを使用して生活費を手数料無しで決済していました。

デメリット

①分割払い・リボ払い・ボーナス払いが出来ない
デビットカードは即時引き落としによる一括払いしか対応しておらず、クレジットカードで利用できる分割払い・リボ払い・ボーナス払いなどは出来ません。これは使い過ぎを防ぐというメリットの裏返しと言えます。

②一部料金の支払いに対応していない
以下の料金の支払いはデビットカード決済に対応していないケースがあります。
・高速道路
・飛行機の機内販売
・ガソリンスタンド
・公共料金や携帯代など

終わりに

私自身がデビットカードを本格的に使用し始めたのは海外赴任してからですが、2024年現在、英国では現金を使用する機会は極めて稀で、デビットカードだけで生活費その他をほぼ全て決済することが出来ています。

クレジットカードだと、ついつい自分の口座残高以上にお金を使ってしまうことがありますが、デビットカードはお金の使い過ぎを防ぐ機能に長けているおり、それでいてクレジットカードと同様にポイントやキャッシュバックを得ることが出来るなど、万人におすすめできるサービスなので、是非利用をご検討ください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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