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【最強の学習法】4技能が伸びる英語学習法"ROL"とは、、

皆さんご無沙汰しております。

MONEY ENGLISH コーチ兼文法レッスン講師のKazukiです!

今日は最強の英語学習”ROL"について解説していきます。

今回の記事は、”ROLってそんなに良いんだ!”と
1人でも多くの人に共感してもらえたらなと思います!

一番最後におすすめの教材もご紹介していますので、
最後まで見て頂けると嬉しいです!^^

そもそもROLってなんやねんって感じですよね・・笑
それでは早速スタート!



4技能全てに効く"ROL"とは、、

まずROLとは何かというと、、、、

Reading out loud=つまり音読です。笑

(タイトル詐欺でスミマセン。。笑)

ただ、音読を学習に取り入れていない人があまりに多いので、
皆さんへの啓発的な意味も込めて解説を作ってみました!

MONEY ENGLISHの生徒さんには毎日音読してもらっています!
音読をたくさんやっている生徒さんほど英語力がメキメキ伸びています!

音読の効果については、様々なメリットがあると言われています。

実際に何百回も音読をチェックし、音読を通して実際に生徒の伸びを感じてきた経験から

1.なぜ効果的なのか
2.どのように音読トレーニングをやればいいのか

を具体的にお話していこうかと思います!
 
まず、前提として英語の4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)全てに関して言えることですが、結局は慣れです。

たくさん読み慣れれば速読できるようになりますし、
たくさん英語を聞けば聞き取る力は伸びます。

多読・多聴・多書(たくさん書く)・多喋(たくさん喋る)すれば
自然と体に英語が染み込んできて、4技能を扱えるようになります。

実際に人間が言語を学ぶプロセスは「慣れ」でしかありません。
 
ただ大人になって英語を学ぶ人達は、どうにかしてその「慣れる」のにかかる時間を短縮して、効率的に最短で英語を身に付けたいと考えます。

そして、音読はそんなわがままな願いを叶えてくれる学習法なのです。

声に出して読むだけならシャドーイングでも良いのではないか
という声もありますが、これが罠なんです。。(最近流行っていますが)

取り組みやすさや、継続しやすい、レベルを選ばないという点で
音読はシャドーイングの上位互換です。

悪い学習法ではないのですが1人でやるにはハードルが高すぎるんですよね、、、

シャドーイングに関する注意点は下記の記事にまとめてありますので、
気になった方は読んでみてください!

さて、前置きが長くなりましたが
早速本題の音読の効果とその学習方法について説明していきます!


音読の効果”7選”!

この章では、音読が英語学習に良いと言われる理由"7つ"を紹介します!
 

①返り読みのクセが取れる

音読をするときには誰かに実際に話しかけるイメージで読みます!
つまり前からかたまり毎に意味を取りながら英語を話す訳ですね。

I met a guy /who was drinking water.

この文を音読するときには、
男に会った / 水を飲んでいた。

という意味をイメージしながら音読します。

これをやっていると返り読みのクセが取れてきます!
つまり、英語を英語のまま理解する下地がついてきます!

②言語処理速度が上がる


これは、英文が早く読める・早い英語が聴けるようになる
という2つの効果があります。

なぜかというと、
序盤に説明したように英語学習に重要なのは「慣れ」です。
文章を読み慣れると速く読めるようになります。

そして、発音できる=聞き取れるなので、ある程度正しい発音+
速い速度で音読できるようになれば、速い英語が聞けるようになります!

リスニングを鍛えるのは一番時間がかかりますが
正しい方法での音読を取り入れると

聞き取れない➙発音練習➙聞き取れるようになる
というサイクルを回しやすいので、
リスニングできない箇所が少しずつなくなっていきます!

③英語特有の口や舌の筋肉が鍛えられる

英語には日本語にない口の動きをするものがあります。
TH / F / V / L / R 等、、
これらの音は基本的には日本語にはなく(似ているものはある)
正しく何度も口を動かして口と舌の動かし方・筋肉を鍛えていく
必要があります。

発音できる=聞き取れるなので、
英語特有の口や舌の動かし方に慣れ
正しく発音できるようになることが英語話者になるための近道
なのです。

④リスニングの精度が上がる

リスニングができないのは、
1語1語言っていることが聞き取れないからです。

音読する時は正確に真似できるように練習するので、

What are you doing?
What are you=ワリュ-
doing?=ドゥィン?

という風にそれぞれの音がどう繋がってどんな音になっているのか
確認しながら学習を進めていきます!

そうすると、どの語がどの音で発話されているか理解できるので、
正確にリスニングできる
ようになります!
 

⑤発音が上手くなる

音読でたくさん真似をしていると発音が良くなっていきます。

どれだけペラペラでも、全部日本語のアクセントの英語であれば
半分も理解してもらえないです。

先日、生徒さんが
”相手に"theory(理論)"が伝わりませんでした。”
と相談されました。
生徒の発音を聞いてみると”セオリー”
正しくは、”スィオリー”のような感じです!

音声の真似をしていると
少しずつ自分の間違いにも気付けるようになってきます!

伝わる英語を話すためには発音は欠かせません。

⑥語彙・文法表現が増える

何度も同じ文章を音読をしていると、
頭に語彙や文法が自然とインプットされていきます。

例えば
look up:見上げる・調べる
という意味ですが、

I'll look it up and tell you the result.
-調べて、その結果を伝えるよ!

これを何度も音読していると、
look upの使い方が体に浸透していきます。

そして、look 代名詞 upという使い方がきちんと理解できていれば
自分のスピーキングでも応用しながら使えるようになります。
look this up /look that up / look these up 等、、

普通に単語帳で単語を覚えるだけでは
ここまで深いインプットはできません。

ですので、単語帳は例文がついているものを選んで
たくさん例文の音読をすると深くインプットできるので良いです!

⑦英語の言い回しが自然と身に付く

たくさん英文を音読していると、自然な表現が身につきます。

今年一番寒い日と言いたい時、
今年の中で一番寒い”ということだから

The coldest day in the yearかな?
なんて考えがちです。

正しくは、”of the year”です。
音読をたくさんやっていると考えなくても
自然にこれが出てきます。


なぜなら自然な英語をたくさん読んでいるので
of the year が自然だと感じる訳ですね!

ネイティブはそうは言わない的なものは
つまりただの慣れなんですね!

文法的にそれは合っているとか違うとか
そんな話をよく聞きますが、これは英語への「慣れ」が
足りない日本人によくありがちなことです。

音読でまとめて解決してしまいましょう!

以上、音読の効果"7選"いかがでしたでしょうか?

英語学習の”百薬の長”と言っても過言ではないくらいのメリットがあります。

音読といえども闇雲にただ音読するだけでは効果は限定的です!

次に、具体的な音読の学習方法をご紹介します!


効果的な音読トレーニングの方法


さて、ここまでで音読トレーニングの威力を理解して頂いたと思うので、
ここからは具体的なトレーニング方法について解説していきます。

①教材選定

ここが結構大事です。
まず大前提なのが、音声付きの文章を使うことです。
 
選定ポイントは、
文章のレベルが労せず読めるものを選択すること
音声レベルが高すぎないものにすること
この2つです!

具体的には、、、
文章レベルに関しては、最初から7~8割意味が取れるものが良いです。
音声レベルに関しては、自分のリスニングレベルから明らかに離れすぎなければ少し背伸びしても良いです。
 
理由は後述します。

②何も見ずリスニングする。


Before/Afterでどのくらい聞けるようになったかを比較するために
1回目を聞いた時に、何%くらい理解できたかをメモしておきましょう!
この時点では、理解度は最悪10%くらいでも問題ないです!

③精読する


文章の意味を1文毎に正確に読解します。
この時にわからない箇所は調べて潰しておきましょう!

意味が曖昧なまま音読していると、大体リズムや抑揚が崩れます。
(音読をチェックしているとわかります。)
 
教材選択で文章レベルがあまり高くない教材を選ぶと良いと
書いたのはこのためです。

難しい英字新聞などを教材にしてしまうと、
ここに時間がかかりすぎるからです。

まだ準備段階なので、
ここに時間をかけすぎるのは得策ではありません。

④音声変化の印をつける


音読する前に音声を聞いて音声変化が起きる箇所に
マークやカタカナの読み方を付けておくと良いです!

例えば、、
I live in Japan.
“live in” の箇所はほとんどの場合繋がって、
”リヴィン”の様に発音されます。

ここでリヴインと読んでいると、
リヴィンが聞き取れないので、この作業は欠かさずやりましょう!

実際のメモ(生徒さんに画像はお借りしました!)


“発音できる=聞き取れる“を意識しましょう!
 
(音声変化ってなに?どんな風に音声変化が起きるかわからない!
という方は下記URLをご参照ください。音声変化の種類・法則等がわかりやすく記載してあります。)

https://englishfactor.jp/learning/6692.html(イングリッシュファクター)
 

⑤音声を聞きながら音読する


ここが本番です。
④と⑤は同時でも構いません。
音声を1文毎に再生➙真似してリピートを繰り返します。

この時に大事なのが、意味をイメージしながら
実際に誰かに話しているような感覚で音読をすること
です。
これを④に記載した、音声変化の音を真似しながらやるのは至難の技です。
徐々に慣れていきましょう!
 
*③の精読がきちんとできていないと、ここで不自然な抑揚・リズムになったりします。
 
教材選択時に、音声レベルを難しくしすぎないほうが良いと言ったのは
真似する際にスピードが速すぎると口がまわらないからです。
ちょうど良いくらいかギリギリついていけるスピードの音声の教材で音読することをおすすめします。
 

⑥録音・チェック


ある程度抑揚やリズムを真似しながらスピードについていけるようになったら、最後に自分の音読を録音し、自分で1語1語何を話しているか理解できるかどうか、違和感のある場所はないかチェックします。

自分でもなんと言っているかわからない、違和感がある箇所は、
正しい発音・音声変化等を確認し、復習しましょう!
 

⑦仕上げリスニングチェック


最後に、英文を見ずにもう一度音声をリスニングします。
このとき、1語1語頭に単語が思い浮かべられるかどうかをチェックします。

ディクテーションでも良いですね!
*ディクテーション=音声を聞いて、全て文字に書き起こすこと

ディクテーションをやると、何が聞き取れていて、何が聞き取れていないかを正確に把握することができます。
 
ここまできたら、最初と比べてかなりスムーズに
聞き取れるようになっているかと思います。

最初に聞いた時とあまり変わらないという人は、

読む量が足りないか
・上述した流れに沿って学習できていないか

です。
もう一度練習、学習方法の確認をしましょう。
 
このサイクルをたくさん回していくと
4技能がメキメキと伸びていきます。
 
これが英語学習において最強とされる音読学習です。

特に、精読、録音・チェック、仕上げリスニングチェックが抜けがちです!
全部やることで最大の効果を発揮します!

どこかすぐ見れるところにメモを置いて
音読学習に取り組んでみてください!

それでは最後に、おすすめの教材をご紹介します!


おすすめ教材

・初級者向け


みんなの英語音読「入門編」
音声変化がよくわからない、英語に自信がない!
という方におすすめです。

音声変化の法則や、どこで音声変化が起きるのかが記載されていますので
発音を学びながら音読ができます!


・中~上級者向け

究極の英語リスニングシリーズ

そこそこ英語力はあるけど、
音読はあまりやったことがないという方向けです!

文章の難易度別にvol.1~4に分かれているので
自分のレベルに合ったものを選びましょう!

ビジネス編もあるので、オフィスや商談のシーンで色んなビジネスフレーズを学びたいという方はそちらでも良いですね!


まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事で音読の凄さを理解して頂けたらとても嬉しいです!^^

生徒さんからよく言われるのは、
「音読楽しいですね!」
「初めてこんな発音の練習しました・・!」
「少しずつ上手く読めるようになってきてます!」

という声をたくさん頂きます。
単調な英語学習でも
成長を楽しみながら進められるということもあり
生徒さんの英語レベルに関わらず
すごく好評です!

適切なレベルの教材を買って、真似して読むだけなので
英語初心者にも優しい学習方法です!

シャドーイングだと、レベルが合わない場合
永遠に音声に置いていかれながらも
強い精神力で学習を進めていく必要があります。。。

英語学習は継続が何より大事なので、
自分のペースで一歩一歩成長を感じながら継続できる
音読の右に出るものはないと思います!

みなさんも是非、学習に取り入れてみてくださいね!

英語を身に付けて、その努力と時間をマネーに!

MONEY ENGLISH
Kazuki


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それでは、また次回の記事で皆さまに会えることを心より楽しみにしています。
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