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英語は単語・発音・文法が全て!?

こんにちは!
MONEY ENGLISH コーチ&文法講師のKazukiです!
皆さんお元気でしたでしょうか?

前回の記事からかなり期間が空いてしまいましたが、
今日は、英語学習で絶対に外せない"3つの基礎"の考え方を紹介していきます!

たくさんの生徒さんのお話を聞いていると、
「何をどこまでやればいいか」わからない。
ということが一番のネックになっています。

MONEY ENGLISHのコーチのように
たくさんの生徒さんを見てきて、ノウハウが積み上がっていれば
即座に的確な処方箋を出すことができるのですが、普通の英語学習者はそうはいきません。

そこで今日は、私達英語プロコーチの考え方の源泉である
「単語・発音・文法」という英語3大基礎にフォーカスを当てていきます!

それではスタート!


「絶対外せない英語の3大基礎」


冒頭で記載しましたが、
3大基礎とは「単語・文法・発音」の3つです。

これがなぜ英語学習していく上で外せないかと言うと、、、

このように
英語の4技能「リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング」
において、それぞれの技能は英語の3大基礎がベースになっているからです。

リーディング
-書かれている単語・文法が理解できる
 
リスニング
-話されている単語・文法が聞き取れる
 
スピーキング
-単語・文法を知らないと使えない
-正しく発音しないと相手に伝わらない
 
ライティング
-単語・文法を知らないと使えない

 
というように、全ての技能のベースになっているのが
この3つの基礎ということになります。

 
これを正しく理解できていると、学習を進めていく上で迷うこともなくなりますし、効率良く英語を伸ばしていくことが出来ます。

ここからは「単語・文法・発音」それぞれの基礎において、重要なポイントを抑えながら理解を深め、学習効率をあげていくために最低限必要なことを説明していきます。
 

第1章: 単語(語彙)のあれこれ


語彙力とは

語彙力はコミュニケーションにおける基礎です。
語彙を学ぶことは、英語学習の一丁目一番地です。
 
単語学習の重要性について、ポイント毎に紹介していきます。
 

ポイント①初学者~中級者ほど単語に時間をかけるべき


単語がわからないと、
読めない・聞けない・書けない・喋れないので、
何も始まりません。
そのため、特に初学者~中級者は単語学習に重点を置いた学習をすると、最初のブレイクスルーを感じられる人が多いです。
 

ポイント②英語に触れている限り、終わることのない学習


単語学習が大事な理由はそれだけではありません。
英語力を高めようという試みの中で、英語の三大基礎の中でも
特に単語学習はどのレベルの学習者でも継続的に必要になります。
ちなみに私も未だに単語の学習をしています。
 
そのため、自分に合う効率の良い単語学習方法を身に付けることは
長期的な視点で見ても非常に大切です。

ポイント③スピーキングで使えるようになるまでが単語学習


単語学習と言っても、
「読める→聞ける→使える」という3つのステップがあります。
ですので、突き詰めるとただ暗記するだけが単語学習ではないのが理解できますよね。

使えるようになるには、ただ単語帳を眺めているだけではだめで、意識的にスピーキングで使うようにしたり、英和だけでなく和英で覚えてみたり等、やれることはたくさんあります。
まずは自分が学習しようとしている語彙をどのレベルまで身に付けたいかによって、学習方法を選択しましょう。
 

ポイント④単語学習=語彙学習


単語学習の中には、慣用句・熟語・イディオムも勿論含まれています。
語彙学習と呼んだ方が正確かもしれませんね。
 
受験英語や英語の資格試験では、この辺りをあまり勉強しないため、
複数の語が組み合わさって意味を作るものは、特に中~上級者が課題を感じるところです。
 
以上のポイントを踏まえると、単語学習は、、、
特に長く継続する必要がある学習
特に初学者ほどその重要性が増す

ということでした。

第2章:発音のあれこれ


次は発音について、大事なポイントを解説していきます。
 
“日本人の多くの人がうまく発音できない“という悩みを抱えています。

発音もネイティブレベルを目指すべきか,伝わるレベルであれば良いか、等議論が分かれるところですので、まずは正しい認識を持って発音学習に臨むことが大事です!
 

重要ポイント①相手に伝わらなきゃ意味がない


 スピーキングにおいては、どれだけ単語・文法を学んだとしても最終的に相手に伝えられなければ意味がありません。
ですので、最低限相手に伝わる発音を目指すべきだと私は思います。
 
“最低限の伝わるレベルってなんなの?”
という疑問にはこちらの記事の中に記載してあります。

 
ざっくり言うと、
アクセント位置の発音をある程度正確に出すことが重要です。

個人的には、発音は第三者にきちんと評価してもらわないと習得は中々難しいと思います。。。
 
もしどうしても自分で発音学習をしたい場合は、ELSAスピークなどのAIの発音練習アプリや携帯の音声入力を英語に設定して、正しく認識されるまで練習する等の方法があるので、試してみてください。
 
詳細は記事を見てみてください!

重要ポイント②発音できない=聞き取れない


人間の脳の構造に関して、
耳から入ってきた音は自動的に自分の知っている音に置き換わります。
ということは、知らない音は正しく認識できないということなんですね~。

ただ、(正しく)発音できるということは、
正しくその発音を認識出来ていることになるので、
正しく聞き取れる。

 
なので、ある程度正しく発音できることは、スピーキングだけではなく自分のリスニング力向上にも大いに役に立ちます。
 
なので、単語学習をする時は必ず音を聞いて
できるだけ真似て発音することが大事です。

第3章: 文法のあれこれ


文法は言葉のルールです。
何をするにしても、“ルールをまずは理解すべき“です。

過度に文法の間違いを恐れる必要はないですが、
やはりある程度は知識を身に付けないと意思疎通に障害がでます。
 

重要ポイント①読めて満足している?


文法学習というと、例えば参考書などで、、、
-------------------------------------------------
Have + p.p(過去分詞)には3つの意味があります!
①    経験
②    継続
③    結果
 
というのを読んで理解するというのが一般的かと思います。
しかし単語と同じように、文法にも
「読める→聞ける→使える」という3つのステップがあります。
 
読んで理解できるかどうかは勿論大事ですが、
実際にリスニングできるか・自分で使えるか
という視点もすごく重要です。
 
ちなみに、完了形として使われるHaveというのは文章中ではとても速く読まれます。
 

 
ちなみにスクリプトはこんな感じです。
~ because our lives could not have been more different.
このhaveの音を正しく認識できないと、have +p.p.の色んな意味を知っていても意味がありません。(この場合はcould not+haveですが、、)
 
そしてさらに言うと、
下記の3つの現在完了の意味を自分で使う練習をしなければ使えるようにはなりません
①    経験
②    継続
③    結果
 
それぞれ瞬時に英作できますか?
リアルな会話では、そのニュアンスが思い浮かんだ瞬間にhave~の使い分けを思い浮かべられる瞬発力が必要になります。

重要ポイント②学習範囲が限られている



これが意外と盲点なのですが、単語(一部発音も)はある程度の英語レベルに達しても学習が続きます。
一方で、文法学習は学習項目が限られているので、
学習初期に集中的に学習し潰してしまった方が良いです。
 
ただ、文法学習で注意なのは深入りしすぎないということ。
 
なので、例えば
A whale is no more a fish than a horse is (a fish).
クジラが魚ではないのは、馬が魚ではないのと同じ。
 
これ、クジラ構文とかって言われているのですが、学習優先度は低いです。
しかも未だに私は意味がわかっていません。笑
 
他にはa/ theの冠詞の細かい使い訳、抽象名詞、等英文法にはいくつか地雷があります。
なので、ある程度網羅的に学んだらあとは座学で一生懸命文法書を読んでも中々身に付かないので、
実践でたくさん文章を“読む・聞く・話す”を通して少しずつ慣れていけると良いかと思います。
 

重要ポイント③   ミスを恐れない



これが結構大事です。
ミスを恐れて、思うように英語を話せなくなってしまう人がよくいます。
 
私に言わせれば、ミスのないスピーキングなんてほぼ無理です。
帰国子女で英語圏に長く住んでいたとかであれば別ですが、大体のESL(English As Second Language)の人達はミスをたくさんしながら会話しています。
 
かくいう私もそうです。
That doesn’t works…. work!
こんな感じでよくミスします。
大事なのは、それを間違いだと自分で気付いて訂正することです。
(これをセルフコレクションと呼びます)
 
先日、youtubeでタクシーに乗っている人(英語のレベルがかなり低い)
が運転手に「そこで降ろしてほしい!」と伝えている時。
「Decrease me there!」
「Leave me alone」
と間違いだらけの英語で会話している動画を見て大笑いしましたが
気持ち的にはそれくらいミスしてもOKです。笑
(流石に全然OKではないレベルの間違いですが、、笑)
 
文法レッスンでもよく話すのが
「間違えた方が記憶に残るのでじゃんじゃん間違ってくださいね!」
ということです。
アウトプットの量がある程度確保出来ないうちは、
スピーキングが伸びてきません。

なので、繰り返しになりますが間違えても良いからたくさん話すことを意識しましょう。
 

まとめ


英語の基礎「単語・発音・文法」の3つの基礎について、
Must knowの知識について話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
 
単語学習ひとつとってもきちんと理解しようとすると結構奥が深いです。
 
ただ暗記するだけだと思っていると、本質を逃します。
 
今学習していることのそもそも目的や
今は何をどこまでやったらいいかが見えてきます。
 
自分がやるべきことが見えてくると、
学習効率も上がり、やる気もUPしていきます!

本気で英語をやるなら基礎を絶対に疎かにしてはいけません。

今日はこんなところにしておきます!

この記事が皆さんの英語学習の悩みを晴らす一助になれば大変光栄に思います。

英語学習は全然難しくないです!

いつも生徒さんに言っていますが
難しいのは

正しく効率の良い方法で学習を継続していくモチベーションを保つこと

だけです!

英語を身に付けて、その努力と時間をマネーに!

MONEY ENGLISH
Kazuki


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それでは、また次回の記事で皆さまに会えることを心より楽しみにしています。
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