見出し画像

【無料】投資信託の手数料が下がるかも?投信の基本事項からおさらい

4/16の日経記事で

「投信価格の二重計算を信託銀行に一本化」

という記事が出ていました。

これ自体は一部の証券マンでもなんのこっちゃとなるくらい
難しい話なのですが、

皆さんの払う手数料が下がるかもしれないという

良い内容なので触れてみます。


投資信託についての注意点も含めてまとめてみたので

ぜひ読んでくださいね。


今回の記事の概要に触れる前に基本事項から。

投資信託とは?


「投資信託」とは書いて字の通り

「投資を信じて託す」商品です。


しかし、

単純にお客様が証券会社に託すのではなく
主要な登場人物が「4人」登場します

①「お客様

お金を出す方。投資家

②「販売会社」・・・証券会社や銀行

お客様と運用会社・信託銀行との間を取りもつ

お客様は販売会社にお金を払って説明を受ける

③「信託銀行

投資家のお金を集めて実際に運用する

④「運用会社

商品を開発し、投資の指示を信託銀行に出す

わかりにくいのは
「信託銀行」と「運用会社」です。

人間の体で例えると

脳が「運用会社」

手足が「信託銀行」

と思ってもらえればわかりやすいと思います。


実際の流れとしては

運用会社」が商品を考えて作り上げる。

販売会社」が運用会社の考えた商品を広く投資家に勧める。

投資家の中で買おうと思った方が「お客様」となり、
販売会社にお金を支払う。

信託銀行」が販売会社からお客様のお金を受け取り、
実際に運用会社の指示のもと運用する。

毎日の価格を「基準価格」としてお客様は見ることができる。


ここで記事の内容に戻りますが、

今回の記事の内容はこの「基準価額」に関するものです。


基準価額を「運用会社」と「信託銀行」両方が確認していたのを
「信託銀行」のみにしていく。

これにより

「運用会社」
新規参入や業務効率化を促すことができる
ようになるというもの。


記事の細かい話は正直覚える必要はなくて

投資信託について、
これだけの人が関わっているので

手数料が0なはずがない!
その手数料が安くなるかもしれない!!

これが大事なポイントです。


たまに

「ネット証券で買えば手数料は0でしょ?」

という方がいらっしゃいます。


ここまで読んでいただいた方ならわかると思いますが、
これだけ色々な会社が関わっているのに
手数料が0なはずがありません!!

よく言う手数料が0というのは
「販売手数料」といって
販売会社に払うお金」が0なのです。

ネット証券は販売に関する人件費がほとんどかからないので、
販売に関する手数料は0にできるわけです。
(ノーロード投信といいます。)

運用にかかわる手数料は少なからず取られているので、
注意して確認するようにしてくださいね!


今回の記事では、

運用にかかわる部分のコスト減

新規参入による手数料率の競争が促される
ことによって

お客様が負担する手数料が減るかもしれない!
といういい内容の記事でした。


本日も読んでいただきありがとうございました。

ほぼ毎日note投稿を続けておりますので、
気になった方はぜひフォローしてほかの記事も覗いてみてくださいね。


皆さんの資産形成が上手くいくように願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?