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本・布・毛糸のカオス


皆様いかがお過ごしでしょうか?

私はどうやらパンドラの箱を開けてしまったようで

こちらが片付いたと思ったら今度はこっちという風に

家中に際限なく物が溢れかえっています。

前回は客間の整理と母の蔵書を入れる本棚を作ったのですが

それでは到底おさまりきらない量の本が

家のそこかしこに埋蔵されていて驚きました。

母が現在ハマっているのは時代小説。

長編の作品が多いのでどうしても文庫本が増え続けてしまいます。

また新たなシリーズを読み始めたというので

それらを入れるラックを2個ポチって組み立てました。

コミックラック
アイリスオーヤマのコミックラックという棚を組み立てました。
漫画や文庫本専用と言うだけあってスッキリ収まり大満足です。

今後はこの棚に入れられなくなった本を選別し

手放すよう母にお願いしました。

と、ここまでは他人事で

母が集めた本の多さに辟易していたわけですが。。。


私もお気に入りを集めるクセが有るのです。

若い頃から大好きなのは布。

和装と洋装の店を営んでいた母方の祖母の影響で

舶来物の服地やレース生地、着物の端切れに目が有りません。

そして着物が好きだと周囲に話していると

決まって年配の方から「じゃあ、あなた貰って!!」と

大量のおさがり着物を頂いたり。

数年前からハマった編み物は

ネット通販の工場毛糸を買いせっせと編みました。

こんな感じで集めた大量の布やら毛糸やらを衣装ケースに

無意識にポイポイ入れていたらズボラマジックで

いつの間にか立派な巣窟が出来上がってました。

母に本を手放すように迫った手前、

私もどうにかしなくちゃいけません。

布の整理を決意し重い腰を上げました。

まずは要る布・要らない布・保留の3つの袋を用意し作業開始です。



仕分けを始めて数時間。


アレレ・・・?


要らない物の袋にほぼ布が入ってない。

気が付くと要る布と保留の袋が満タンです。

ときめきを基準にしていたら

ときめきっぱなしで捨てる物が無い。

今更ですが自分のときめくハードルが低すぎる事に気が付きました。

布はどうにもこうにも捨てられないのでせめて見やすく使いやすくしたい。

動画サイトでパッチワークの先生の布収納術を拝見しました。

色とりどりの布が台紙に巻かれ棚に整然と収納されています。

お店屋さんみたいで本当に素敵。

私もその10分の1でもいいから真似してみたいな。

折れかけた心に光明が差しました。

なので連日しわくちゃになった布にアイロンをかけ

台紙に巻き付ける作業をしています。

とりあえず台紙に巻いた一部の布を箱に詰めてみました。

綺麗になった布たちを見ていると「こんな可愛い布があったわ!」

「この着物のハギレ、お客様から頂いたんだ」と

改めて手持ちの布の存在を認識したり。

今まで雑に扱ってごめんねという気持ちが湧いてきます。

やっぱり好きな物に囲まれるって幸せ。

私の性格上、きれいさっぱり布を捨てきれないので

断捨離は早々に挫折しちゃったけれど

少し整えるだけで物の見え方・感じ方が違うんですね。

手持ちの物をゴミにするのも宝物にするのも結局は自分次第だなぁと

新たな気付きと発見が有りました。

布の整理がひと段落したので次は毛糸に取り掛かります。


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