240529_見えやしないそう信じてる君の視界

・通院の日だった。
顔面麻痺の後遺症に対して注射を打っている。後ろにリクライニングする椅子で診察して、そのままリクライニングされて右瞼の下あたりに細くて長い注射針でボツリヌス菌を入れる。いわゆるボトックス注射です。

終わった後、主治医が「背もたれ上げるね」と言ったのに間違えて背もたれを下げたので身体が想定と真反対の方向に引っ張られてしまい肝が冷えた。動揺して自分で止血ガーゼを押さえたら「これはいいよ」と言われて「そうでしたか」と思った。
やりとりの合間に止血が緩んだせいか気がつくと内出血していた。止血って大事だな。

・関心領域を観た。かなり怖かった。
登場人物の考えてることが理解できなくて、それがすごく怖い。封切りしたばかりなのでぜひ。

65歳ぐらいのご夫婦がそこそこ観にきていて盛況だった。寝ている人や映画に相槌を打つ人などがいて、「関心領域に関心を持ってきてるのか？！」と思わざるを得ない場面がいっぱいあった。
特に相槌を打つおじさんは家のテレビと喋る父親に似たものがあって、あれ以上続いてたら声をかけていただろうなと思う。後半は怖さからかはわからないが、だいぶ静かだった。

なんかのパーティーで庭に飾られてたハーケンクロイツの型の氷細工が綺麗だった。