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あなたが数兆年を掛けて蓄積した技術の記憶(自分自身の本質を回復する能力)とは?


序論:


タイトルを見て、「はあ?」と思った人が多いのではないだろうか。

「エイリアンインタビュー」という本の日本語版154ページの三段目と四段目に次のような文章がある。

三段目:
文明の中の本当の天才たちとは、他のIS-BEたちに自分の記憶を回復させ、自己実現と自己決定を取り戻すことができるようにするIS-BEたちである。

四段目:
地球とそこに生きているあらゆる存在の生存は、あなたが数兆年を掛けて蓄積した技術の記憶;自分自身の本質を回復する能力にかかっている。

詳しくは以下をお読みいただきたい。

予備知識:

「エイリアンインタビュー」に出てくるエアルという名のエイリアンとの意思疎通は、1947年7月にロズウェルにおいて、そのエアルが乗っていたUFOが墜落した時に、米軍基地に勤務していたマチルダ・オードネル・マックエルロイという当時23歳の女性看護師とテレパシーによって行われたもので、マチルダ以外は誰ともコンタクトをとることができなかった。

「IS-BE」とは、全ての感覚のある存在で、かつ不死のスピリチュアルな存在であり、人間も含まれる。IS-BEが「不死」と呼ばれる理由は、「スピリット」は生まれたわけではなく、死ぬこともできないからであり、その代わり自分で設定した「在る-これになる」という感覚に基づいて存在しているからである。エアルは全てのスピリットは同じではない、ということを入念に説明した。一人ひとりがその独自性、力、認識と能力において完全に独自であるということだ。そしてIS-BEたちは宇宙が始まる前から存在していた。

「旧帝国」とは、エアルが所属する文明(ドメインと言う)の対抗勢力としての文明である。旧帝国は正式な名前ではなく、ドメイン勢力が征服した文明につけたニックネームである。

本論:

ブッダと輪廻からの解脱

今から2,500年以上前にインドのゴータマ・シッダールタ(お釈迦様=ブッダ)が地球のIS-BE(人間)が苦しみから逃れる(解脱する)方法を説いて人々が救われたが、その後、仏教が広まる過程で何人もの関係者が勝手な解釈を加えて改ざんしたことで多くの人が「ブッダが説いた教えの本当の意味」が理解できなくなり、「輪廻の苦しみ」から逃れることができなくなったことをエアルが指摘した。

またエアルは、人間が「輪廻の苦しみ」から逃れるために理解するべき大事なことは、人間が死んだあと肉体を離脱したIS-BE(魂=スピリット)が、旧帝国が仕掛けた電磁バリアーの罠に捕獲されて強い電気ショックを与えられ、「前世の記憶」を消されて、輪廻転生という形で「再び地球という牢獄に送還されないことである」と言った。

旧帝国とモーセ、そして催眠暗示

さらに「エイリアン・インタビュー」の「第八章 近代史のレッスン」の中で「唯一神」という観念は、ヘブライ人の指導者のモーセがエジプトにいた間に不朽のものにされたことをエアルは指摘している。モーセはエジプトのファラオ、アメンホテプ三世と彼の息子のイクナートン(アメンホテプ四世)と、その妻のネフェルティティと、その息子のツタンカーメンのいる王室の中で育ったために彼はエジプト人であったと思われる。  

そのモーセが、ユダヤ人の奴隷たちと一緒にエジプトを脱出するときにモーセがシナイ山の近くで「旧帝国」の工作員に止められて催眠暗示をかけられて、その後、何千年にもわたって争いの火種になる「十の催眠暗示」(十戒)を言い渡されて「ヤハウェ」を唯一の神であると信じるように騙されたのだという。

そのときからモーセの言葉を暗黙のうちに信頼していたユダヤの奴隷たちは、彼らにとって唯一の神が「 ヤハウェ」であると信じて崇拝してきたのだという。その教えは、とても強固でIS-BEの意思を完全に従属させるもので、そのときの催眠暗示が、その後、何百万人ものユダヤ人の思考パターンを長年にわたって支配して未だにその効果が続いているのだという。 

そのために、旧約聖書は明らかに「旧帝国」に影響されたもので、「偽の記憶」と「嘘」と「迷信」でIS-BEたちに「忘れろ」という命令を与えて、地球に捕えられ続けるように設計されたのだという。それによって人間は「自らが不死のスピリチュアルな存在である」ことを思い出さないように記憶を消されたのだという。 

上記のことが事実であり、「神を信じて」人間同士が争って「殺し合いをするように」旧帝国が仕掛けた「罠」だというのだ。それによって人間は、有史以来、数え切れないほど多くの戦争をして「殺し合い」をしたことを理解したときに、神は「宇宙に存在する」のではなく、前世の記憶を消されて掛けられた呪縛が解けて「そのような状態から抜け出さなければならない」ことを理解した自分自身が、神(自らを救うことができる存在)なのだという。

エアルが言ったことの考察

エアルの言うことは突飛に聞こえるが、歴史を振り返って考えたときに、そのように理解するほうが、今まで解けなかった「謎」が解けて辻褄が合うのではないだろうか。そのことが理解できる良い例がエアルの言うとおり「戦争」だと思うが、その原因の多くが唯一神である「一神教」をめぐる争いで善か悪かという「二元論」が自らの存在を正当化する一方で、相手の存在を否定することにつながることを理解したときに「人間が神を信じた」ことで「救われた」のではなく、地球上の数え切れないほどの人命と、その他のあらゆる種類の「おびただしい数の生命が失われた」ことを理解したときに、エアルが言った「人間が神を信じるように旧帝国が仕掛けた罠だ」というのは、本当のことなのではないだろうか。

少なくとも、マチルダ・オードネル・マックエルロイという女性が「作り話」をした可能性がないことと、彼女がエアルと交わした内容が「国家の機密情報」であることを理由に「いかなる情報も漏洩しない」旨の誓約書にサインすることを求められて勤務していた米軍基地を23歳の若さで退職を勧告されて、その後60年も秘密を守って自らの死期を悟った彼女がエアルから受け取ったメッセージを記録した資料を「エイリアンインタビュー」の作者ローレンス R. スペンサーに送ったことや、その本の内容が「作者の自作自演によるフェイクである」とするのは、あまりにも不合理で説明がつかない。

そのことを理解したときに、エアルが言ったことは事実で、人間が罪を犯す原因は「一神教」を信じたことであり、ブッダが説いた「輪廻からの解脱」を理解しないことにあるのではないだろうか。そのことは、ブッダが説いた「解脱できないということ」は、死後に肉体を離脱したIS-BE(魂)が旧帝国が張り巡らした電磁バリアーの罠に捕獲されて「苦しむべき運命」から逃れられないところの「この世に再び生まれ変わること」であり、「無限地獄に落ちるということ」は生前に犯した罪のために「悲惨な苦しみ」が果てしなく続く「無限ループ」から抜け出せないことである。また「解脱できるということ」は「四苦八苦」の苦しみが待ち受ける「この世」に生まれ変わらずに済んで、肉体を纏わないために「苦しみの輪廻」から逃れることができたIS-BEたちが居住する「永遠に安らかな精神世界へ行くこと」ができることなのではないだろうか。

結論:


その理解の仕方が正しければ、エアルがマチルダを通じて我々に教えてくれたことは、人間が旧帝国に仕掛けられた「罠から抜け出す」ために欠かせない「重要な手がかり」なのではないだろうか。そのことが理解できたときに長く洗脳された「呪縛」が解けて、ブッダが説いた教えである「輪廻から解脱する」ということが、どれほど重要なことなのか理解できるのではないだろうか。つまり、ブッダが、他のIS-BEたちに自分の記憶を回復させ、自己実現と自己決定を取り戻すことができるようにするところの文明の中の本当の天才たちのひとりであったということである。そして、そのブッダの本当の教えと技術を実践(修行)することにより、あなたが数兆年を掛けて蓄積した技術の記憶;自分自身の本質を回復することができるのである。

もっと詳しく知りたいという方は、「エイリアンインタビュー」をお読みください。

参考となる文献:

ブッダが、地球のIS-BE(人間)が苦しみから逃れる(解脱する)方法を説いて人々が救われたが、その後、仏教が広まる過程で何人もの関係者が勝手な解釈を加えて改ざんしたことで多くの人が「ブッダが説いた教えの本当の意味」が理解できなくなり、「輪廻の苦しみ」から逃れることができなくなった。そこで貴重となるのがブッダが説いた最初期の仏教である。

仏教の開祖ブッダは「真理」として何を悟り、〈ブッダ=目覚めた人〉となりえたのか。そして最初期の仏教はいかに生まれたのか、また従来の仏教学が見落としてきた、その哲学的独創性へと分け入る刺激的論考などが書かれているのが次の本である。

以上

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