見出し画像

手編みの幸せ♥令和版百人一首 恋の巻【冬の部】

毛糸玉 一目二目と 編みゆくは

君のためより 我の充足


学校の家庭科でも編み物で課題提出があったが、それ以前・以後にも、マフラー、ベスト、セーターなどを編んだことがある。物にもよるが、大きいものだと時間も労力もかかるものだ。肩こりもひどくなるかもしれない。
好きな人がいると、そういうこともしたくなるものだが、今思うとそのたいそうな行為は、相手のことを想ってという大義名分をふりかざしつつ、実のところは、相手のことを考えながら編んでいくという幸福な時間を自分が味わっているのではないかと。
それ故に、身につけてもらえるか否かはプラスαで、編み上がった時点で、ある程度の自己満足は得られているのだろうな、と。
編むのなら、涙はこらえず、微笑んで編もう♪



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?