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【宣伝編】こんなコピーじゃ全然ダメだ #週刊MONDAYS #映画MONDAYS

また月曜日がやってきました。年末進行の大波が見えてくるこの時期、しんどい気持ちになりつつも「年末年始のお休みも近づいてきてるのでちょっと嬉しい…」と複雑な気分になりますね。ともに乗り越えていきましょう。

映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』をご覧いただき、本当にありがとうございます。

予算の小さな作品だったゆえにパンフレットを作ることが叶わなかったのですが、この#週刊MONDAYS で少しでも制作の裏話をお届けできればと思い、特別連載を続けております。

今回は宣伝編として、宣伝プロデューサーの永井からお届けいたします。

MONDAYSは、企画・制作・宣伝をすべて一気通貫してCHOCOLATE Inc.(以下チョコレイト)という会社でやりきりました。制作と宣伝はお互いの考えを尊重しながらぶつけ合わなければいけない、非常に複雑な間柄です。すれ違うことも多々あります。
それでも、ワンチームで地続きに制作から宣伝まで進めることで、本当に楽しい景色を見ることができました。そのあたりをご紹介できればと考えています。

今回は制作の裏話と視点が異なる、宣伝のお話です。やや専門的な内容になりますので、全編有料で販売させていただきます…!何卒ご了承ください。

●本記事に書いてあること
・MONDAYSの宣伝コンセプト
・ポスタービジュアル、タイトル、コピーの戦略設計
・ボツコピー案
・定常の宣伝メニューに工夫をかけたこと
・宣伝や配給を支えてくれたみなさんのご紹介

先に次回予告をお伝えしておくと、来週は漫画編です!作中に登場する“あれ”を制作した漫画家・やじまりに、制作過程を詳しく聞きました。ぜひご覧ください。

それでは、宣伝編のはじまりです。

(文・宣伝担当/ 永井千晴)


※本記事はネタバレを含みます。

作品をご覧になった後に、お読みください。


MONDAYSの宣伝における「北極星」


本作は企画編でご紹介した通り、当初30分の短編を想定していたので、収益性や広げ方からは着想せずに進めたプロジェクトでした。そうして21年秋、「作ってみたら長編になった!」と報告を受け、あわてて配給のパルコさんに劇場映画として上映いただけないかとご相談を始めたのがMONDAYSを「届ける」仕事のはじまりでした。

本作の宣伝を考えるにあたって、当然原点となるのは、監督・竹林亮と、脚本・夏生さえり、制作プロデューサー・野呂&福田が込めた思いです。宣伝チームの北極星となるよう、まずはステートメントをしたためてもらいました。

当時、作品のタイトルは「エンドレス上司」でした

本当はみなさんからの全文を載せたいのですが、長くなってしまうので…、代表して竹林監督のステートメントを紹介します。

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