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学校では教えてくれない「センス」の磨き方

 あの人「センスあるよね。」って感じることはあるけど、そもそもセンスって何と言われても上手く表現できません。また、センスはどうやって磨くのかは学校では教えてもらったことがないし、教えてくれません。
 でも、センスある人にはなりたいなぁと思ったりします。そんな時に出会った松浦弥太郎さんが書いた『センス入門』という本。
 今回のnoteでは、この本から学んだセンスの磨き方をまとめていきたいと思います。センスある素敵な人になりたいと思っているあなたのお役に少しでもなれたらと思います。

1.センスとは

 そもそもセンスとは何かを調べてみると以下のように出てきます。

センスは、英語で感度や五感の意味。転じて、美的感覚や感性のこと。才能と似た意味である。                                     
出典:Wikipedia

 確かに、センスがある人というのは、なんだか感覚的に良いものを見つけ、感じ、それを判断して選択しているように思います。
 『センス入門』の中にも、センスとはまず、「選ぶ」もしくは「判断する」ということ。そして、選択したもので自分一人が満足するのではなく、たくさんの人に幸せを与えてくれるものを「いいセンス」と書かれています。
 つまり、より良いものを見抜いて、選択、判断できる力がセンスであり、その選択が周りにまで良い影響を与えられると「センスがある」という評価に繋がるのです。
 では、センスはどのように磨くのか。そんな事は学校では教えてくれない。だからこそ、自分から学んで行動すれば、きっと「センスある人」に近づけると思います。以下に、私が学んだセンスの磨き方のポイントを書いていきます。

2.選ばれる人になる

 センスを磨く時にまず意識したいのは、「選ばれる人」になるということです。例えば、友達を作ろうと思った時に、相手に選ばれない人は長く友人関係は築けないと考えられます。
 人間は結局誰かから「選ばれる人」なわけで、よく選ばれる人はきっと、何か周りを幸せにするようなセンスがある人なんだと思います。
 なんとなくまた会いたいな、これからも繋がっていたいなと思ってもらえるような振る舞いを意識して選択し、行動していくことが大事だと思います。
 でも、それが難しいと思う場合は、自分がまた会いたいな、友達になりたいな、繋がっていたいなと思う人(メンターとなりうる人)を見つけて、「なんでそう思うのだろう。」と深く考えてみることです。そして、その人の言動を真似てみるのです。例えば、あいさつの仕方、ちょっとした声かけ、そんなところまでもよく見て真似てみることが大切だと思いました。

3.自分で体験する

 センスがある人の話には、人を惹きつける魅力があるように思います。何故そのように感じるかというと、センスがある人は、「心」で話をしているからです。上っ面の薄い話では、人を惹きつけることができません。
 では、「心」で話せるようになるにはどうするとよいか。それは、自分で体験をする事です。本やインターネットから得た情報だけではなく、そこから実際に自分で行動し、体験し、考え、感じることです。
 センスがある人は、情報を自分が実際に見たものや体験したものだけであるということを知っているそうです。だから、沢山の経験をして情報を得て、「心」で話すからこそ人を惹きつけることができるのです。

4.本物を見る

 世の中には「本物」と呼ばれるものがあります。美術館に行けば、世の中で認められた作品があり、高級旅館に行けばそこでの作法があります。また、一流と呼ばれる人には、その立ち振る舞い方があります。
 それらを実際に自分の目で見て、体験し、何故それが評価されるのかを考えること。そして、それを真似していく事でセンスがある人に近づけるのではと思います。
 少しお金はかかるかもしれませんが「本物」に触れること、一流の人から学ぶことが大切なのだと思います。

5.おわりに

 最後まで読んで頂きありがとうございました。センスがある人になっておいて損をすることは少ないと思います。私は、やっぱり歳をとっても、「あの人センスあるよね。」って周りから思ってもらいたいし、選ばれる人でありたいと思ってしまいます。
 今まで、センスについて深く考えることは少なかったため、『センス入門』に出会って学ぶことが出来てよかったと思っています。
 学校教育では教えてくれないセンス。皆さんのセンスを磨くヒントになればと思います。



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