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祝福をあなたに

私は引越してきて6年目になります。自然や農が身近に感じられ、静かで落ち着いた雰囲気が気に入って、日々の暮らしを楽しんでいます。

男性の育休取得について、昨今議論が進んでいます。国の方針など取得が促進されていることは、私としては歓迎しています。私には2人の子がおり、実際に短い期間ながらそれぞれ育休を取得しました。その経験は、人生の大きな収穫でした。ひとりでも多くの父親に経験してほしいし、その思いを共有してほしいと願っています。
どうか、男性による育休取得を地域で応援できる取組が出来ないでしょうか。あるいは、男性が育児に関心を寄せるための仕掛けを、考えてほしいと感じています。

例えば、新米父親やプレパパを集め、男性だけで意見交換会を行ってみたり、育休を地域で支えるメンターを作る制度など。比較的、就業している男性が多いはずなので、相対するよりメールやネットの掲示板などを活用した情報共有制度があると便利になると考えます。

少し話が逸れますが、赤ちゃんの誕生は家族はもちろん、地域にとっても尊いことです。ゆっくりと地域が赤ちゃんを認め、祝福しつづけられるような雰囲気が必要なのではないかと思います。

赤ちゃん同士が集まることで、必然的に親同士が顔を合わせます。同じ月齢の子があつまる保健所の検診も、状況は同じですが、親同士の情報交換や仲間づくりは難しいと見受けられました。例えば、ハイハイ競争や、ハーフバースデーなど、限られた時期だけの赤ちゃんを対象に、地域で集まることはできないかと考えています。人的な支援、公的な場、アイデアなど、負担をお願いすることになるのですが、地域の人材を活用して協働することも検討していただきたいのです。

きっと、成長したお子さんがいらっしゃる方は、今の状況を羨ましいと感じるかも知れません。でも、それでは足りないというのが、虐待の件数増加などに表れているのではないかと思います。社会はよくもわるくも変わり続けています。地域が社会のひとつの形だとしたら、変わるのを待つだけではなく、変えていくことも必要です。行政のみなさんが考えているより多くの住民が、変化を望み、出来るなら協力したいと思っています。0歳の稲城市民が成人を迎える時、あるいは親になった時に、稲城に暮らしていて良かったと思えるように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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本当は、もっと書いている部分もあったけれど、文字制限の憂き目に遭い、そぎ落としました。それでも、わざとらしさが残っている気がしますが。せっかくなので、自分の気持ちを書いてみました。

これは、現在募集中の「第二次稲城市子ども・子育て支援事業計画(案)」に対するパブリックコメントとして、稲城市に送信したものです。前置きなく読み手の方に接していただくことで、どのように思われるか不安でもありました。お手数でなければ、感じたことをコメントいただけると嬉しいです。

また、この前段階としてワークショップに参加しており、その時の様子も投稿していますので、ご興味あればお読みください。

公開した経緯としては、個人のSNSでの公開はしていましたが、妻から「これは、もっと読まれるべきではないか」という進言があったからです。嬉しい反面、果たしてこれがパブコメなのかという疑問もあります。

みなさんが、地域に関心を寄せるきっかけとして、このパブコメが役に立つのなら存外の幸せです。

最後まで読んでいただき、ほんとうにありがとうございました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd