緑とみどりの違いについて
毎日更新をしていると、過去の記事を読んでいただくことも多いものです。ふと、自分でも忘れていたような記事にスキがつくと、嬉しくもなります。
そんな中で、ある日不思議なことがありました。スキがつかないけれど、ある記事のビュー数が急増していました。それがこの記事。
小学生のころに集めていた、グリーンマークの話し。集めたマークで、ノートに交換したというエピソードでした。この記事が、急に読まれることになっていました。
かなり前のことでしたが、それをTwitterで呟いたところ、すぐさまinfocus📷さんから「検索サイトで上位にいるよ」と教えてもらいました。自分でも検索してみると、上から4番目。しかもタイトルが「知ってるか?」なので、読めば教えてもらえると思うわけです。
しかし、この記事を読んでも冒頭にイメージの描写はあるものの、肝心のマークは出てこないのです。何となく、緑を育てる系の意図で集めて植木と交換する、そんな自然に優しいマークが、以前にはあった(いまもあるかも)ということは分かります。
この記事が、こつこつとビュー数が上がり、全体ビューにおいても僕の記事の中で4番目に多くなりました。固定記事でもなく、お題の投稿でもないのに。なんだか申し訳ないので、近いうちにグリーンマークそのものの絵を貼り付けたいと思います。
読み返していて、気がついたことがありました。記事の中で「みどり系」という言葉を出しました。漢字の「緑」ではなく、ひらがなの「みどり」、これには意味があります。
当時の僕の理解では、木を植えるような緑化の業務をしているのでなく、公園や街の緑を計画的に整備することから、広い意味での「みどり」という意味合いでした。
改めて考えてみると、やはり役所という場所柄、きちんと定義がありました。多くの自治体で「緑の基本計画」という計画が策定されており、そこにはこの言葉の使い分けが明示されていると思います。
「緑」
樹木や草花などの、植物そのもの
「みどり」
緑がある公園や街路、街並みなどの環境のこと
安全や安心なイメージを付加している場合もあります。防火帯、防風林のような「みどり」がその例です。
街路樹というと、道沿いに高い木が並んでいる並木道を思い浮かべる方が多いと思いますが、低木と呼ばれるような腰くらいの高さのツツジなども街路樹です。排気ガスの拡散防止や防音の効果があるとされています。
冬になると、緑が少なくなり寂しくなりますが、みどりの工事はそんな今が忙しい時期でもあるようです。春に向けて、新しい公園を整備したり、緑道を直したり、そんな季節なのです。
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