温かな背中

子どもをおんぶしています。

それなりに子どもを抱っこしている時間があったけれど、一人目のときに“おんぶ”はした記憶がありません。二人目のときに、それまで使っていただっこひもでもおんぶが出来ることが分かって、試してみた、というのがきっかけです。おんぶも抱っこも、運が良ければ子どもが寝てくれるという利点があるわけですが、おんぶの方が、明らかに効率がいいです。

目の前に赤ちゃんがいないから、料理などの作業がはかどります。・・って、昔からおんぶが子守のイメージであるのも納得できます。

背中に熱を感じながら、家のこと、自分のことをやるのは、文字通り温かいです。背中の子が眠ってしまうと、音は寝息くらいで、動かないし、重さがあるだけという感じ。抱っこのときには、いつでも顔があり寝ても覚めても、子どもの存在感があり、可愛さを感じられる一方で、目の前で行う作業がやりにくいということもありました。特に、大きくなってからは視野にもがっつりかぶってきてしまうため、自転車の運転すら危ないという感じでした。

1人目のことを思い出すに、かなり大きくなるまで抱っこし続けました。たぶん15キロぐらいになるまで。それは結構な負担でした。歩けるはずなのに、甘えて歩かず、一度抱っこすると降りないという強情ぶりでした。結局、何となく僕や妻が疲れてしまい、基本的には抱っこはしないことにしました・・って、それを友人に話したら、判断が遅すぎるんじゃ・・と言われてしまいました(笑)。

この投稿も、やっと眠りについた子の体温を感じながら打っています。季節柄、僕と子どもでお互いに温めあってしまい、降ろすと大汗ってこともありますが、とりあえずの時間が取れるのはありがたいです。寝る子は育つ、という諺のとおり、寝てくれることは成長の第一歩という感じがして、できるだけ寝てほしいとも思います。

自分がおんぶをされていた頃の記憶はありませんが、写真があったりします。親になった時に、おんぶは時間の問題だと思っていましたが、結局1人目の時にはやらずに、もう時代が変わったのか、と変な理解をしていたのですが、そうではなかったのです。

いまおんぶをしながら、家事などで時間に追われているけど、背中が温かくて穏やかな時間が過ごせる気がします。赤ちゃんの時のスキンシップの量が、発達に云々といった話題もありますが、安心して眠ってくれることが嬉しいなぁと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd