見出し画像

ダムの名は

今の仕事に就いてから、一度だけ海外に出張したことがあります。新たな社会課題や社会的な動きに対応するために、政策を研究するためのチームを作って、先進事例の取材に行くというものでした。

旅の目的地は、オランダとイギリス。

ちなみに、タイトルにした、ダムとは、あのダムです。治水のダム。アムステルダム、に行きました。

ダムが町の名前になるなんてちょっと意外です。街には水路が流れ、灌漑用の政策としてダムが地域を作り出していたことがうかがえます。

さて、旅は「どこに行くかよりも、誰と行くかが大切」と言われることがあります。じっさい、僕もそう思います。これは物理的にも精神的にも思うことですが、見える景色が変わります。

仕事の一環とはいえ、数日間を過ごすならば、特に同部屋の同僚とは仲良くなければ辛すぎます。幸い、行動リズムや経済観念が似ていて、旅先の散歩が好きだったり、朝ごはんをホテルとは別のカフェへ行ったりしました。

画像1

到着の翌朝、さっそく同僚と散歩をしました。街のあちこちに水路があり、どの建物も可愛くて。

写真の壮麗な建物は、アムステルダム中央駅。これを見た日本人が、東京駅の駅舎を似せたというのも頷けます。

画像2

アムステルダムは、自転車に優しい街。電車にも一緒に乗れます。乗ることはありませんでしたが、自転車置き場のスケールに驚いたので写真を撮ってしまいました。

仕事で必要だったヒアリングもそこそこに、オランダに来たからには、美術館に行きたい!と個人的には熱い思いを持っており、視察の合間に、ゴッホ美術館と、王立美術館へ行くことができました。

日本で企画展をすれば長蛇の列ができる画家ですが、混雑もなく、名画を眺めることができました。どんな国や地域にも文化的なものは育っているのですが、ゴッホの作品がたくさん常設されているというのは、とても羨ましいなぁと思うのでした。

王立美術館も、これまた雰囲気がまさに「ロイヤル」という感じでした(笑)絵画の価値というのは、なかなか理解できないところもありますが、その人にしか描けない、という点では残すべきものもたくさんあるよね、と思ったりして。

併設の図書館が、ほんとうに作り物みたいで、見下ろした瞬間に声が出てしまいました。

画像3

ちゃんと下のフロアで勉強してる感じがあって、図書館として機能しているんだなぁと思って、なんだか感動してしまったのです。

当時、オランダは観光政策ということで「アイアムステルダム」というキャンペーンをしていたのです。そのキャンペーンを張った企業に話を聞きに行くのが、仕事としての役割でした。

画像4

これは王立美術館の前にあったモニュメント。空港近くの駅にもありました。こうして眺めてみたり、一緒に写真を撮ってみたり。これをロゴとして印刷されていたマグカップなどもありました。

今回の投稿は、写真が見つかったので、思い出しながら書いてみました。実は、すでにこの「仕事で海外出張」については書いたことがありました。

妻からは、ひとり新婚旅行と呼ばれてしまった海外への出張の話は、こちらです。オランダは、あっという間の滞在でしたが、また行きたい場所です。

オランダの風景、海外って感じなんですよねぇ。そんな景色をサムネイルでも楽しませていただきましたー。infocusさん、ありがとうございます!


#旅 #オランダ #朝の散歩 #誰と行くか

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd