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ジョギング帰宅

今年の始まりに作った人生ビンゴに「職場から走って帰る」というマスを作りました。いまの職場から自宅まで、おおよそ21キロあります。

21キロ、それはハーフマラソンの距離とほぼ同じ。そのことを知って、いつか走って帰ろうと思っていたのです。来月にマラソン大会(これもハーフ)を控えていることもあり、仕事も諸々落ち着いてきたタイミングで、やってみるかと思い、ある日の午後に半休を取得しました。

当日、荷物は持ち帰れないため、スマホとIC定期券だけ持って、出勤も手ぶら。昼休みに走っているので、靴やウエアは職場のロッカーにありました。

じっさい、午前中はソワソワしながら仕事をしていました。初めての挑戦、果たして走れるのだろうかと不安も感じていました。その日の天候は曇、気温も低めで、緩やかに風がありました。長距離ランには絶好の天気でした。

昼休みになって、コンビニで買ったおにぎりを食べて、ウエアに着替えました。「お先に失礼します」と事務所を出てから、いつも走っているようにゆるゆると走り出しました。

普段は、スマホをジャージのポケットに入れて走るのですが、揺れて気になっていたこともあり、今回はウエストに巻きつける小さなバッグに入れて走りました。すると、スマホを扱いにくくなってしまいました。写真を撮ったり、タイムを把握したりしたかったのですが、いちいちバッグを開け、スマホを引っ張り出すのが面倒くさかったのです。


当初の予定では、3時間程度走り続ければ、自宅に到着できるのではないかと考えていました。しかし、走り出してみると、日頃のトレーニング不足により、足が悲鳴を上げました。痛い。

10キロを走ったところで、近くにあったコンビニで休憩しました。ペースはゆっくりだったので息が苦しくなることはなかったのですが、足の痛みは引かず、その後も走ったり歩いたり休憩したりを繰り返しながら、自宅へ向かいました。

その日、実際に走れたのは15キロくらいでした。ハーフマラソンは21キロなので、かなり不安が残る結果になりました。トレーニングの一環として、走って帰ってみようなんて考えていたのが甘かったのです。足には水膨れができてしまいました。

さらに、うっかりしていたのは、実際のマラソン大会に参加する時には、翌日に休暇をとっているのですが、走って帰った日は平日で、次の日は普段通り出勤しなければならなかったのです。

朝起きると、身体中が痛い。長い距離を走った後は、体中の筋肉が疲れを訴えてくるようです。起き上がるのも、歩くのも階段も、痛みに耐えながら動きました。

トレーニングのためのトレーニングの必要性を感じた挑戦となりました。ただ、緊急時には走って帰ることができることも分かりました。21キロは、やっぱり長いんです。


仕事帰りにジョギング・・心地よい疲れ・・そんなサムネイル、infocusさんありがとうございます!実際は、かなり疲れてしまいましたけど(笑)

#挑戦 #ジョギング  



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