見出し画像

話せるヤツら

だんだん話せるようになってきたなぁ。

40を目の前にして、何を言っているんだと僕自身思っているのですが、職場が変わるたびに人間関係の構築に時間がかかるのです。たぶん、外観からしたら早々に出来上がっているようですが、違うのです。

僕はもともと、誰かに何かを聞くのが苦手という意識があって、そこを遠慮なく聞けるようになってきたら、ようやく、チームの一員になれた感が出る・・と考えています。

慣れるまでは自分でひたすらに調べたり、少しずつやってみたりして、細かい試行錯誤を繰り返すのです。

聞けばすぐ分かって処理できるのに、調べたりするもんだから、めちゃくちゃ時間がかかる。そばで見てても、誰にも質問しないから分かっているように見えるけれど、分かっていないのです(だめな奴・・)。

今の職場には、作業を仕事にしている方々がいます。以前、引っ越し屋さんで働いていた時のように、事務と作業とに仕事が分かれています。現場があって身体を動かしてくださる方々がいるのです。

窓口業務がいかにも役所的ですが、道路や街並みの維持管理のようなこともしているのです。傍目には、工事として見えているアレです。

そんな方々は、事務の仕事をしている同僚たちとはひと味もふた味も違うのです。具体的に何が、を言うのは難しいのですが、基本的に元気が良く、言葉が直線的で短いという印象があるのです。

だから言葉を尽くして説明をしようとすると、時間がかかることでイライラさせてしまったり、反面、あとは察してやってくれ・・みたいなことも通じません。それでも、彼らのために必要な事務を処理すれば、気持ちの良い「ありがとう」を聞くことができます。

いつも口数が少なくて、表情も硬いと感じていた作業員さんが、今日はとても柔らかい表情で、色々と話しているのを見かけました。

聞けば、なかなか話すタイミングが掴めなかったのだそう・・それって、誰かに似ている・・そう、僕もそんな気持ちでした。

必要な書類を一緒に探してくれたり、購入したものを運んでくれたりと、話してみれば緊張も無くなって、僕への話しかけもしやすくなっていたらいいなぁと思うのです。

自分の仕事は、誰かに頼むことが殆ど。

自分自身でできることなんて限られていて、1日の終わりには「今日、何したんだっけ?」と不安になることもあるけど、ちょっとした関係性の変化は嬉しいものです。

ようやく新年度から1ヶ月すぎた感。まだまだ慣れない事ばかりですが、目の前のことをきちんとやっていかないと。

#職場 #変化




最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 創作大賞2024への応募作品はこちらから!なにとぞ! https://note.com/monbon/n/n6c2960e1d348