F・L・ライトの自由学園明日館にたどり着くまで。
フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright、1867年6月8日 - 1959年4月9日)は、アメリカの建築家。アメリカ大陸で多くの建築作品があり、日本にもいくつか作品を残している。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれる(ヴァルター・グロピウスを加え四大巨匠とみなすこともある)。
(Wikipediaより)
言わずと知れたアメリカの巨匠。建築家・フランク・ロイド・ライト。
建築のことはあまり詳しくないですが、今週は何かと彼に縁のある休日でした。
美術好きののんびりした休日の日記です。
・ことの始まりは土曜の夜、三軒茶屋の古着屋さん。
THREEという古着屋さんで白Tを見ていたのですが、ニューヨークにあるグッゲンハイムの絵が描かれたTシャツが売っていました。
店員さんに
「それはフランクロイドライトのTシャツです」と教えてもらいました。
(フランクロイドライトって、建築家だっけ?帝国ホテルの人??)
その時は程度の認識でした。
・古本にて、過去の記憶と出会う。
ところ変わって翌日。日曜日はY君と写真美術館に。
「TOPコレクション メメント・モリと写真死は何を照らし出すのか」と
「アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真」を観に行きました。
メメントモリはとても興味があるテーマで、ムンクが好きな私としては絶対に観に行きたかった展示です。
「アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真」は、偶然観た形になりましたがとても興味深く、面白かったです。恩地孝四郎や瑛九が写真作品を残していたことを知らなかったので特にその2人が印象的でした。
展示を観てちょっと疲れたので写真美術館のカフェで一休み。
フロムトップhttps://topmuseum.jp/contents/pages/cafe_index.html
初めて入ったミュージアムカフェですが、とても居心地が良いし飲み物もすっっごく美味しかったです。フードメニューもあったので今度はそちらを頼んでみたい!
カフェの本棚には過去の展示図録や美術書や雑誌がおかれていたのでちょっと物色して読書。
そこでたまたま手に取った20年前の雑誌。バウハウスと、このフランク・ロイド・ライトの特集号が面白そうだったのでこの2冊をパラパラ。
彼の建築はアメリカはもちろん、日本にもあることが書かれていて、ここに「自由学園明日館」についての記述もありました。
Y君がその場で調べたところ、開館日だったので行ってみることに。
恵比寿から目白まで、駅から徒歩10分くらいでした。
・自由学園明日館へ
偶然が重なって、たどり着いた明日館。
普段は結婚式などに一般開放されていて、中の鑑賞ができる日は月に数日と決まっているようです。
HPも素敵で
https://jiyu.jp/architecture/
使用感のある名建築。
重要文化財でありながら現在も学校として幼稚園から大学まであり現役の教育現場でもあります。
中は広くはないですが、とても興味深い、身近なフランク・ロイド・ライト。弟子の遠藤新の名作椅子に実際座ることもでき、入場券+300円で食堂のカフェで一休みすることもできます。
古着屋さんでたまたま見かけたTシャツをきっかけに、
まさか翌日ライトの建築を訪れることになろうとは。
ラッキーと偶然の重なった、ちょっとふしぎな、流れるような1日でした。
次はNYのグッゲンハイム美術館に行きたい!
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