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Day.21 離婚って不幸じゃないんだよ、別れられて良かった、ほんまに(笑)

21日目 「これまでで一番のチャレンジ」

離婚ですかねぇ~。

それってチャレンジするものか?
自分にツッコミたくなるんですが(笑)



決定的に何かがあったわけではなく
小さなズレが長い間、積もりに積もって
どうしようもない溝になってしまった……

という感じなのです。

どこの夫婦でも
相手への不満
気持ちのすれ違い
もう諦めたこと
そんな些細なことってありますよね。

まあ、いいや。
わたしがちょっと我慢すればいい……

言うと嫌がるし
機嫌が悪くなって口ゲンカになってもいやだし……

わたしがいつも折れて
丸く収めるのも納得いかない……

そんなこんなで
もう、何も言う気もしなくなってしまう
話し合おう、分かり合おうともしない
言い合うことやケンカすらもしなくなっていく。

はい、これが最悪のパターン(笑)

もちろんそうなる前の段階で
対処出来ればよかったのですが

当時若かったし
仕事が忙しく、お互いの時間もすれ違いがち
家を建てたばかりで
なんか、一生懸命、必死だったんですね
いろんな事に(笑)

いちばん大事なことに気が付かないまま。

ある日、仕事で一件のお葬式のサポートにつきました。

故人様は一人暮らしで、誰にも見送られず
孤独死されていました。
死後、数日たって発見されます。

行政がご家族に連絡をとり
今後のお葬式について当社へ来店されました。

家族の事情、形には色々あり
私の知るところではありません。

そのご家族は、だれも関わりたくないとのこと。

「ああ、こういうコトもあるんだな」

私は、自分の伴侶である主人を
最期まで共に生きて、看取ることができるだろうか……

出来るけど、それは家族としての愛情ではなく
義務感、ただの責任感ではないか。
いや、疑問の余地はなく
まちがいなくただの義務。

もはや、話し合ったり
ケンカしたりして自分の心の内を吐き出すことすら
出来なくなっている。

一緒に居ても空しいだけ
一人でいるより、二人でいるほうが
孤独を感じる。

これから先、そんな気持ちのまま
生きていくことに絶望したわたしは
自分の胸の内を手紙に書いて離婚を切り出しました。

こんな時にも、話したくなかったんですね(笑)

他にも、色々な出来事や事情が積み重なり
この葬儀の一件が引き金になったのですが
これがおおまかな流れです。

べつに、割り切って
単なる同居人として暮らしていくことも
出来たとおもいます。

むしろ、そんな夫婦は五万といるでしょう。

でも、私はそれを選びませんでした。

職場で離婚したことを報告すると
人の反応は様々でしたが(笑)

ある同僚からの年賀状に次のように書かれていました。

【今度こそ幸せになろうね】

いやいや、私、離婚が成立してめちゃくちゃ幸せなんだけど。
あのまま生き地獄で死んだように生きていくと
考えただけでぞっとする!

これからは自分の人生を生きていけるって思うと
ホンマよかったわ~、離婚バンザイ
よく決心したわ、自分!

って思うんですが
これ、分かる人にはメッチャ共感してもらえるよね!








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