基本に立ち返る
土佐日記まで進んだ湘南の大人(子どもは気持ちが向けば)の音読会。
次は枕草子を読むところですが、今回は基本の母音・子音(五十音)、カタカムナの5と6首、古事記を発声し音読しました。
マレーシアに暮らす友人親子が一時帰国しており、音読の体験をする事になったからです。
息子さんは日本語・マレー語・英語のトリリンガル。
海外に暮らすお子さんが古典音読するのはとても良いと思います。
基本に戻り一つ一つ子音の発声を練習をすることで、元々の生徒さん方は一音一音の大切さや母音の響きを「そうだった!」と思い出し、且つ一段深く理解されたように感じました。
私自身も「基本に立ち返る」という大切なことを改めて考えました。
毎日発声・音読していると、流れ作業のようにやれば良い、となってしまう事もあるかもしれません。
ここで一度あらためて、脳に響かせるように、可能であれば大きな声で、一音一音ハッキリと、口の形を意識して、自分の出している音(響き)を聴いてみましょう。
今、ここです。
私は朝、出かける前にカタカムナの発声をします。
スッキリクリアーになります。
朝の音読、お勧めです。