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今月の茶和楽会 〜松籟庵にて〜

青山緑水、天地森羅万象との融和を意味しているそうです。
月に一度の茶和楽会でのお軸に書かれていました。

4月5月なのに初夏よのような陽気が続いたかと思うと雨や風。
季節がおかしくなっているようです。
私たち人間も全ての生き物と同じ様に自然の中に生かされている。
便利な世の中になったけれど、私たちが生きている自然を脅かしてはいないか、時折り振り返り、自分に出来る事はしていきたいと思います。

ともあれ、今月の茶和楽会も笑顔いっぱいの一日となりました。

普段は先生のお宅でお稽古(先生は茶遊びと仰られる様に、気持ち軽く参加できるお茶に親しむ会です)しますが、今月は茅ヶ崎市松籟庵でのお茶会となりました。

木々は青々として、雨のあたる音も鳥のさえずりも耳に心地よく、時折格子窓から日が差したりと、茶室の明るさの変化にも感慨深いものがありました。

お菓子は水芭蕉。
いただくのが勿体無いほど美しい。

皆さんと言葉を交わしたり笑ったり教えていただいたり、そういった時間もありながら、心静かな時を過ごしました。

心が静かになる、頭の中が静かになる。

私はこの時間を求めて月に一度の茶和楽会を訪れているのだと思います。
美味しいお茶とお菓子と、皆さんとの楽しい時間も大きな魅力なのですけどね(笑)

目下の目標は茶和楽会にお着物で参加する事でしが、夏の着物は手持ちにないのでしばしお休みして洋装で参加します。

茶和楽会に出会うことで人とのご縁が広がり、着物やお道具に関心が向いたりと世界が広がりました。
いつか茶杓も作ってみたいな、きっと作ろう。

来月の茶和楽会を楽しむために今月はどう過ごそうかと考えるのも、また楽し。



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