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Prime Timeでなにわ男子に2度目の沼落ちを果たした話


このテーマをツアー中から書くと周りに宣言していたのに筆を取るのに時間がかかってしまった。
様々な理由があるけれど、1番は「過去にしたくないから」がしっくりくる。

それほどに私はなにわ男子のPrime Timeに出会って、同じ夏を過ごして、宝物になった。

人間関係においても何においても肝要なのは2年目。この考えに至ったのは確か私が慕っていた大学の先輩が長らくお付き合いしていた彼とお別れした時。
「すごく順調に見えていたけれど、何かお別れのきっかけがあったんですか」と何気なく飲み会の流れで聞いた時、
『1年以上付き合うと全てのイベントが2周目だけれども、1周目のわくわくを越えられなくて。色々あるけどそれが1番大きかったかな』と淡々とその先輩は話していたのを今でも覚えている。

これはお仕事にも、アイドルを応援するということにも当てはまるかもしれない。「初めては全部君だけ」となにわ男子も歌っているように、1度目の高揚感やときめきというのは何事にも変え難い。
特にアイドルのファンのボリューム層とされる年代は、同じことを何周も経験することより毎年違うことや新しいことを経験することに重きを置く人が多いのではないか。少なくとも私はその内の1人だという自覚が、申し訳ないながらもとてつもなくある。

そんな中での、デビューして2年目のなにわ男子。今年はどんな曲が来るんだろうとPOPMALLを再生した2曲目にPrime Timeはいた。

まるで2年目の日々に変化が欲しいなと思っている私を待ち受けていたかのように。

そんな今日はこの曲を通じた2度目の沼落ちを記念して、私の目から見たこの曲をつらつらと書いていきたいと思います☺︎
※すべて個人の意見です

♩なぜだろう僕らが巡り逢えたのは特別なことじゃない気がしてる


……えっ。待って。歌い出しから優勝すぎないか?
というのが初めて聴いた時の率直な感想。
届けたいエンタメの先に「君」がいてくれた。それを通じて僕らは出会えた。これって特別ではなくて必然だよね?みたいなニュアンスで受け取っているけれど、序盤からとってもめろいですね。

♩何気ないことが愛しく思うから 今日も頑張っていけるのさ

アイドルとファンという関係性において、何気ないことってなんだろう。きっとCDを出した時に買ったよっていろんな媒体で報告してくれることとか、YouTubeのコメントとかで好きなシーンを教えてくれることとか。沢山沢山あるんだろうな。
ファンからアイドルの姿は24時間365日見ることができるけれど、彼らからファンの姿はライブの時にしか実体として見れないわけで。
そんな中でこの歌詞を歌われるとグッと来るものがあるなと毎度思います。

♩すれ違い酸っぱいね ちょっと胸がぎゅっと痛いね Oh rollin’ rollin’知ってるよ Good Together 

♩(I’ll be there) 手を繋いで (I’ll be there) 笑い合って Happy に踏み出せ

ここは本当に恋愛関係の2年目に置き換えて考えてしまいそうになるけれど、お互いの存在が当たり前になりすぎるとすれ違いが起きやすくなるというのはアイドルとファンの関係においても言えると思っている。リアルな人間関係と違うことは、ファンが求め続ける限りアイドルはそこにいてくれるということ。だから一緒にいて最高な私たちはgood togetherなんですよ、それを僕らは知ってますよ、という話。これをアイドルが歌ってくれることの有り難さったら………外野から色々言われやすい世の中だからこそ、手を取り合ってhappyに行きましょうよっていう普遍的なことを織り交ぜてくれるところもすきです(素面です)

㊗️やっとサビ!!

♩Oh baby let me let me, let me 素直にlove for you

♩もっとlove it love it, love it 煌めく胸騒ぎ
♩Oh気楽にPlease 遠回りしてみれば 案外楽しいそんな oh my life

これ、すごいなと思うのがおそらく1行目はアイドルからファンへ愛を届けさせてほしいという可愛い歌詞が来て
煌めく胸騒ぎの行には主語がででこない。つまり、ファンとアイドルで一緒に「煌めく胸騒ぎ」をさせてくれているということなんじゃないかなって………
もちろんアイドルからファンに贈る歌であることは大前提として、こんなにおしゃれかつストレートに歌ってくれることは中々無いので、ド刺さりしてしまったんだなと。

♩Come baby give me give me, give me 毎日が feel so good きっとつまりは君がいればいい

♩My Baby そんな簡単なことに気づいたよ

ここ!!!ここ!!!!!
アイドルからファンへ、2年目に贈る言葉として「きっとつまりは君がいれば良い」を選ぶなにわ男子さん。コンセプトとしてアイドルがファンに愛を届けて、ファンがアイドルに愛を届ける。簡単でシンプルなことなんだけど、色んな奇跡が重なってこそのことだと分かっているかのようなサビの締めくくり、痺れます。

【ここから私の大好きな2番です】

♩例えば僕らのこれからのことはそれなりにちゃんと考えてる

ここがりゅちぇと丈くんなのすごくすごく………胸に来る。「それなりに」「ちゃんと」考えてるっていう表現。日本語の美しさ、歌う側の不器用ささえも表しているような…はっきりとさせすぎないところが私は心地良く感じるからこのパートすごく好きです。

♩なんて事のない話をしながら ずっと一緒にいたいのさ

㊗️ツレパート㊗️
該当担の方々は生きていらっしゃいますでしょうか。大々的なデビューを果たした彼らがたどり着いた2年目に「なんて事のない話」をして「ずっと一緒にいたい」んだ…って私は何度も何度もここを噛み締めています。一緒にいよう、じゃなくて「いたい」という歌詞であるところがアイドルとファンの切ない関係性を表しているなとも毎度思います。
(繰り返しますが、素面です)

♩かっこつけていたって 全部見透かされちゃうね oh goin‘ goin‘ このまま be together

♩(Can you feel it ?) 見つめ合って (Go for it) 忘れないで Happyになるため

あの、ここ〜〜はトリオパートなんですね。はい。
背伸びするトリオちゃん。かっこつけてる恭平ちゃんと見透かされちゃうねの長尾くん。このまま一緒にいようの道枝くん。歌詞の采配が本当にそれぞれのアイドル像にぴったりだと思いませんか?
采配もそうですが個人的な話をすると、
去年の9月私はこの曲を繰り返し繰り返し。北海道に向かう飛行機の中で聴いていました。ステージに立つ長尾くんとこの曲の歌詞はすごく重なっているように感じたし、どんなことがあってもアイドルにはファンしかいないしファンにはアイドルしかいないんだよなって。それをすごく美しくも儚く感じる歌詞です。去年はたくさんこの曲に救われました。

サビに繋がるところも、1番はHappyに踏み出すんだけど2番はHappyになるためにお互いのことを見つめる。すごく大切で、でも意外と難しいことなんじゃないかと思います。

♩Oh baby let me let me, let me まっすぐに Love for you
♩もっと love it love it, love it 素敵な物語
♩隣にPlease さりげない 優しさが大事なんだねそんな All my love


まっすぐに愛を届けさせてくれと!!そしてそんなファンとアイドルの物語を丸ごと愛する優しさが大事だよねと…(泣) そんな普遍的ででも大切でシンプルなことを爽やかに歌ってくれているんです(泣)

♩Come baby give me give me give me いつでも Stand by you やっぱつまりは君といれば良い
♩My baby そんなことを考えているよ

1番のサビでは「きっとつまりは君がいれば良い」としていたところを2番では「やっぱつまりは君といれば良い」としているところ……「つまりは」というのは共通で、「きっと」「やっぱ」とするのは1番では少し確信がなく2番で確信が持てたということなのかなと解釈しています。それは2年目の関係性がそうさせたのか、何か他要因があったのか。何にせよ、やっぱり一緒にいれば良いんだねとアイドルから歌われることで生まれるファン(私)としての嬉しさは計り知れないです。そもそも考えてることを歌にして届けてくれるというのは、言葉にすると簡単ですが中々どストレートてこんな爽やかな形は珍しいのではないでしょうか…
ライブでは歌われることのなかった2番ですが、私の中では一生!宝物です!

〜♩間奏

(間奏部分は各々自担のかわいい絡みを思い出して浸ってください🎶)

♩How Easy 笑い合って Happyは重なってゆくでしょう

How Easy(なんて簡単なことでしょう)、笑い合って、Happyは、重なってゆくでしょう………………
本当にこれアイドルがなにわ男子が歌ってくれているのかなって何度も確認したくなるくらい前向きでシンプルでまばゆいです。
幸せを呼び込むには笑顔、ここまでは分かる。
笑い合って…………幸せは重なるんだ…………
何度噛み締めたことか。エンターテインメントとして、ファンとアイドルの幸せが重なることなんてこの上ない奇跡。それを笑い合って重なってゆくでしょうと歌ってくれるアイドル、なかなか居ませんよ…大切にしてくれてありがとう………大切にします。
(n回目ですが、素面です)

♩Oh baby let me let me, let me 素直にlove for you

♩もっとlove it love it, love it 煌めく胸騒ぎ
♩Oh気楽にPlease 遠回りしてみれば 案外楽しいそんな oh my life

♩Come baby give me give me, give me 毎日が feel so good きっとつまりは君がいればいい

♩My Baby そんな簡単なことに気づいたよ

このラスサビ何がすごいって、1番と同じ歌詞なんだけど、確信の2番(と勝手に呼んでいる)を踏まえたことによってより強い意思を持っているように聞こえる。だって2番でやっぱ君といれば良いってなってるから………そして遠回りをすることがあったとしても「案外楽しい」から「気楽に」ね、と歌ってくれるところも実はすごく好きで。

本人もファンたちも、名前が大きくなればなるほど色んな方面でのプレッシャーがかかるかもしれない。応援してて幸せな気持ちだけを感じることがもちろん理想だしそういう言葉だけ届けば良いとさえ思うけど、そうではない日だってあっただろうし生きていけばこれから出てくる。
だけどそんな時に言葉の持つ力は不思議で、「気楽に」と言うと本当に気楽にいける気がしてくる。そんなパワーをこの歌は秘めてるんじゃないかなって思うくらい歌詞がまっすぐ届く。

この曲を通して思うのは、ファンが思っていること感じていることって多分思っているより本人たちに伝わっているんだなということ。
それは気軽にファン側も意見を発信できる今の時代もあるかもしれないし、何よりなにわ男子自体がコロナ禍ですごくオンラインの交流を大切にしてきたグループだからこそ。どんなことが求められていて、ファンからどう見えていて。そういった情報を知って対応することが出来るし、相場は分からないけどかなり分析や考察をしている方なんじゃないかなと勝手に思っている。

だからこそ2年目にこの曲を持ってきたこと自体が天才で、裏の裏をいくというか、ファンが言いたいことを自分たちの声で代弁して歌ってくれるかのような錯覚に陥った。こっちのセリフだよ!!という歌詞が何度も出てくるし、「私が長尾くんに対して抱いてる感情これだ…」みたいな言語化も何度も出てくる。

そして何よりも2年目の関係性を「お互いがいるだけで良い」というシンプルだけど奇跡に近い言葉たちで表しているところがもう本当に天晴れだと思う。
ファンを喜ばせることだけがアイドルのお仕事ではないのに、こんなに温かくまっすぐな愛を向けてくれるんだってすごく感動しました。

もうすぐ全貌が顕になる3枚目のアルバムはどんな音盤になるのかな。そう思えているのは、2枚目のアルバムやPrime Timeのような大共感拳突き上げ曲の存在のおかげだなと改めて思います。

言えることは一つ。2年目でこんな素敵な音楽を届けてくれたなにわ男子が、私からしてみたらいてくれればそれだけで良いということ。

Prime Timeはファンとアイドルの関係をすごく肯定して後押ししてくれる曲です。この宝物を宝箱にしまって、また新しい宝物を沢山もらえるように次の楽しい時間まで私も頑張っていきます✌️

そして長尾くん。ファンの人との繋がりを大事に、会えない時間も飛び越えてくれてありがとう。長尾くんは私の夜空に輝く1番星です。

2021/11/12 自分の沼落ちブログ「夜空に輝く1番星」より

改めて言わせてください!いつも私の1番星でいてくれてありがとう、長尾くん🌟
色々書いて整理したことでPOPMALLやPrime Timeをやっと宝箱にしまう準備ができました。次に過ごせる楽しい時間が本当に待ち遠しいです!🎶




画面の向こうのあなたにもたくさんの幸せが訪れますように🪄

長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました☺️









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